今週の注目レース

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

東京競馬場 2500メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

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ビッグレースを目指す馬が出走

秋の東京・芝2500メートルで行われるアルゼンチン共和国杯は、ジャパンカップや有馬記念への出走を視野に入れている馬たちが出走するレース。ハンデ戦だけに、既に重賞実績がある馬だけでなく、条件クラスを勝ち上がったばかりの馬にも要注意。2015年には1000万下→1600万下を連勝してきたゴールドアクターがこのレースで重賞初制覇を飾り、続く有馬記念制覇へとつなげた。過去10年のレース結果から、傾向を見ていきたい。

年齢別の成績に偏りあり

過去10年の年齢別成績では、4歳馬の成績が良好。3歳馬は5頭しか出走していないが、昨年の優勝馬スワーヴリチャードのほか、3着が3回あり3着内率80.0%という数字を残している。5歳以上の馬は6歳馬が2勝を挙げている一方で、5歳馬は2着が4回あるものの優勝したのは2006年のトウショウナイトが最後となっている。また、7歳以上の馬も過去10年で3着以内がなく、苦戦が続いている。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 1-0-3-1 20.0% 20.0% 80.0%
4歳 7-4-4-23 18.4% 28.9% 39.5%
5歳 0-4-3-42 0% 8.2% 14.3%
6歳 2-2-0-30 5.9% 11.8% 11.8%
7歳以上 0-0-0-44 0% 0% 0%

単勝オッズ別の成績にも特徴が

過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、単勝3.9倍以下の馬が5勝を挙げていながら2着が0回というのは気になるデータだ。その反面、続く4.0〜6.9倍は2着が6回と多くなっている上、過去10年の2着馬は全て4.0〜19.9倍の馬だった。なお、単勝30倍以上の馬は延べ80頭が出走して連対がなく、3着が1回あるだけだ。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0〜2.9倍 2-0-1-0 66.7% 66.7% 100%
3.0〜3.9倍 3-0-0-4 42.9% 42.9% 42.9%
4.0〜6.9倍 2-6-2-8 11.1% 44.4% 55.6%
7.0〜9.9倍 1-2-3-9 6.7% 20.0% 40.0%
10.0〜19.9倍 1-2-2-23 3.6% 10.7% 17.9%
20.0〜29.9倍 1-0-1-17 5.3% 5.3% 10.5%
30倍以上 0-0-1-79 0% 0% 1.3%

負担重量別の成績もチェック

過去10年の負担重量別成績を調べると、54キログラム以下で2着以内に入った馬は2頭だけ。3着以内馬の馬の大半は55キログラム以上だった。〔表3〕

〔表3〕負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
50kg以下 0-0-0-10 0% 0% 0%
51〜52kg 0-0-2-12 0% 0% 14.3%
53kg 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1%
54kg 0-0-1-25 0% 0% 3.8%
55kg 1-3-4-20 3.6% 14.3% 28.6%
56〜56.5kg 4-3-1-22 13.3% 23.3% 26.7%
57〜57.5kg 3-2-1-24 10.0% 16.7% 20.0%
58kg以上 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%

同年のハンデ重賞での実績に注目

過去10年のうち2008年を除く過去9年のアルゼンチン共和国杯では、「同年のハンデキャップ重賞で5着以内に入ったことがある」という馬が毎年連対している。今年もそういった経験を持つ馬が出走してきたら、マークしておくことをお勧めしたい。〔表4〕

〔表4〕同年のハンデキャップ重賞に出走して5着以内に入っていた、アルゼンチン共和国杯連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2009年 1着 ミヤビランベリ 2走前 七夕賞 1着
2着 アーネストリー 3走前 新潟大賞典 5着
2010年 2着 ジャミール 3走前 函館記念 2着
2011年 1着 トレイルブレイザー 3走前 目黒記念 4着
2012年 2着 ムスカテール 2走前 新潟記念 5着
2013年 1着 アスカクリチャン 4走前 函館記念 3着
2着 アドマイヤラクティ 4走前 ダイヤモンドS 1着
2014年 1着 フェイムゲーム 4走前 ダイヤモンドS 1着
2015年 2着 メイショウカドマツ 2走前 目黒記念 4着
2016年 1着 シュヴァルグラン 4走前 日経新春杯 2着
2017年 2着 ソールインパクト 4走前 七夕賞 3着
  • 注記:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載
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4走前までに芝2400メートル戦で連対していた馬が3年連続で優勝中

過去3年のアルゼンチン共和国杯では、4走前までに芝2400メートルのレースで連対していた馬が優勝を飾っている。今年もこの実績を持つ馬が出走してきたら注目したい。〔表5〕

(浅野 靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬が4走前までに連対していた芝2400メートルのレース
年度 優勝馬 該当レース
2015年 ゴールドアクター 前走 オクトーバーS 1着
2016年 シュヴァルグラン 4走前 日経新春杯 2着
2017年 スワーヴリチャード 前走 日本ダービー 2着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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