今週の注目レース

京王杯2歳ステークス(GⅡ)

東京競馬場 1400メートル(芝)馬齢 2歳オープン

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2歳王者への登竜門

昨年の優勝馬タワーオブロンドンは続く朝日杯フューチュリティSで3着。一昨年の優勝馬モンドキャンノも次走の朝日杯フューチュリティSで2着に入った。京王杯2歳ステークスは1400メートルという距離ではあるが、1600メートルで行われる暮れのGⅠの重要な前哨戦に位置付けられている。今年も2歳チャンピオン決定戦を見据えた素質馬たちによる、ハイレベルなスピード比べになる可能性が高そうだ。過去10年の結果から、傾向を見ていくことにしよう。

単勝人気別の成績をチェック

過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝1番人気馬で優勝したのは昨年のタワーオブロンドンだけ。2番人気馬も1勝だけとなっており、5番人気以下の馬が計6勝を挙げている。単勝オッズ別にも確認してみると、10.0〜19.9倍の馬が3勝2着4回と、このエリアの馬の連対が多くなっている。ただし、このエリアからは3着馬が出ていない点は興味深い。〔表1〕〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
2番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
3番人気 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
4番人気 0-2-3-5 0% 20.0% 50.0%
5番人気 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
6〜9番人気 1-4-2-33 2.5% 12.5% 17.5%
10番人気以下 2-0-1-52 3.6% 3.6% 5.5%
〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
4.9倍以下 1-3-2-6 8.3% 33.3% 50.0%
5.0〜6.9倍 3-1-2-9 20.0% 26.7% 40.0%
7.0〜9.9倍 1-1-3-9 7.1% 14.3% 35.7%
10.0〜19.9倍 3-4-0-19 11.5% 26.9% 26.9%
20.0〜29.9倍 0-0-2-19 0% 0% 9.5%
30倍以上 2-1-1-53 3.5% 5.3% 7.0%

距離短縮で臨む馬は過信禁物!?

過去10年の前走別成績を調べると、デイリー杯2歳Sから臨んだ馬が2勝、3着1回をマーク。しかし、それ以外のマイル以上の重賞から臨んだ馬は、全て4着以下に敗れている。また、オープン特別から臨んだ馬は、そのレースの距離が1400メートル以下だった馬の方が好成績となっている。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
デイリー杯2歳S 2-0-1-5 25.0% 25.0% 37.5%
函館2歳S 1-2-0-4 14.3% 42.9% 42.9%
小倉2歳S 1-1-2-3 14.3% 28.6% 57.1%
その他の重賞(1600m以上) 0-0-0-8 0% 0% 0%
1400m以下のオープン特別 3-2-1-21 11.1% 18.5% 22.2%
1500m以上のオープン特別 0-1-1-9 0% 9.1% 18.2%
500万下 1-1-3-29 2.9% 5.9% 14.7%
新馬 2-1-0-12 13.3% 20.0% 20.0%
未勝利 0-2-2-21 0% 8.0% 16.0%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%

最近5年の結果に共通点あり

2013年以降の過去5年は、「単勝1番人気で2着に敗れた経験がある」という馬が毎年“1頭ずつ”連対している。ちなみに、2008〜2012年の5年間は、この経験を持っていた馬の連対がなかった。今年もこの経験を持つ馬が連対するのかどうか、興味深いところだ。〔表4〕

(浅野 靖典)

〔表4〕単勝1番人気で2着に敗れた経験がある、京王杯2歳S連対馬一覧(過去5年)
年度 着順 馬名 該当レース
2013年 2着 クインズハリジャン 2歳新馬
2014年 2着 サフィロス 2歳新馬
2015年 2着 アドマイヤモラール 2歳未勝利
2016年 1着 モンドキャンノ 函館2歳S
2017年 1着 タワーオブロンドン クローバー賞

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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