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新潟記念(GⅢ)

新潟競馬場 2000メートル(芝・外)ハンデ 3歳以上オープン

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熾烈なチャンピオン争いが繰り広げられてきたシリーズ最終戦

昨年の新潟記念を制したタツゴウゲキは、七夕賞(6着)、小倉記念(1着)と合わせて計21ポイントを獲得し、サマー2000シリーズのチャンピオンに輝いた。2006年に創設されたサマー2000シリーズにおいてシリーズチャンピオンとなった12頭のうち、9頭は新潟記念に出走しており、そのうち6頭は新潟記念で優勝を飾っていた。今年もシリーズの締めくくりに相応しい熱戦を期待したいところだ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

負担重量に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、負担重量が「55〜57.0キログラム」だった。一方、「54キログラム以下」だった馬は3着内率8.5%、「57.5キログラム以上」だった馬は3着内率11.8%と、それぞれ苦戦している。実績に応じた負担重量を課されるハンデキャップ競走だが、比較的軽い重量で出走する馬や、比較的重い重量を課された馬は評価を下げるべきだろう。〔表1〕

〔表1〕負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
49kg 0-0-0-1 0% 0% 0%
50kg 0-0-0-2 0% 0% 0%
51kg 0-0-0-5 0% 0% 0%
52kg 2-0-0-11 15.4% 15.4% 15.4%
53kg 0-0-1-19 0% 0% 5.0%
54kg 0-2-1-27 0% 6.7% 10.0%
55kg 3-1-5-21 10.0% 13.3% 30.0%
56kg 3-4-0-23 10.0% 23.3% 23.3%
56.5kg 1-1-0-0 50.0% 100% 100%
57kg 0-1-3-13 0% 5.9% 23.5%
57.5kg 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
58kg 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%
54kg以下 2-2-2-65 2.8% 5.6% 8.5%
55〜57kg 7-7-8-57 8.9% 17.7% 27.8%
57.5kg以上 1-1-0-15 5.9% 11.8% 11.8%

また、過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、前走の負担重量が「今回と同じか今回より軽い重量」だった。前走の負担重量が「今回より重い重量」だった馬、すなわち前走よりも負担重量が軽くなった馬は、過信禁物と見た方がよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕前走の負担重量別成績(過去10年)
前走の負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
今回と同じか今回より軽い重量 8-8-10-79 7.6% 15.2% 24.8%
今回より重い重量 2-2-0-58 3.2% 6.5% 6.5%

今夏のサマー2000シリーズに参戦してきた馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は“同年のサマー2000シリーズ対象レース”に出走経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率9.1%と苦戦している。まずは七夕賞、函館記念、小倉記念、札幌記念という今夏のサマー2000シリーズ対象レースを使われてきた馬に注目したい。〔表3〕

〔表3〕“同年のサマー2000シリーズ対象レース”への出走経験の有無別成績(過去10年)
出走経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-7-7-67 10.0% 17.8% 25.6%
なし 1-3-3-70 1.3% 5.2% 9.1%

なお、“同年のサマー2000シリーズ対象レース”に出走経験がなかった馬のうち、前走の単勝人気が2番人気以下だった馬の連対例はなく、3着内率も3.0%にとどまっている。“別路線組”を比較する際は、前走で人気の中心になっていた馬を重視すべきだろう。〔表4〕

〔表4〕“同年のサマー2000シリーズ対象レース”に出走経験がなかった馬の、前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-3-1-6 9.1% 36.4% 45.5%
2番人気以下 0-0-2-64 0% 0% 3.0%

極端に先行力が低い馬は不振

過去10年の出走馬の前走の4コーナーの通過順別成績を見ると、前走の4コーナーを「10番手以下」で通過していた馬は3着内率5.1%と苦戦している。ゴール前の直線が長い新潟・芝外回りコースのレースとはいえ、極端に先行力の低い馬は評価を下げた方がよさそうだ。〔表5〕

〔表5〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去10年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
9番手以内 8-10-9-81 7.4% 16.7% 25.0%
10番手以下 2-0-1-56 3.4% 3.4% 5.1%

近年は多頭数のレースを経由してきた馬が優勢

過去3年の3着以内馬9頭は、いずれも前走の出走頭数が「13頭以上」だった。2014年以前は前走が「12頭以下」のレースだった馬も好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前走が比較的多頭数のレースだった馬に注目したい。〔表6〕

〔表6〕前走の出走頭数別成績(過去3年)
前走の出走頭数 成績 勝率 連対率 3着内率
12頭以下 0-0-0-18 0% 0% 0%
13頭以上 3-3-3-26 8.6% 17.1% 25.7%
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前走で上位人気に推されていた馬の活躍が目立つ

過去3年の優勝馬3頭は、いずれも前走の単勝人気が4番人気以内だった。ちなみに、過去3年は2着馬も全て前走の単勝人気が4番人気以内だったので、これは重要なポイントと見ていいだろう。なお、この3頭は新潟記念での負担重量が「55〜56キログラム」だった点、前走の4コーナーの通過順が7番手以内だった点、前走の出走頭数が13頭以上だった点も共通している。〔表1〕、〔表5〕、〔表6〕あたりの傾向も重視した方がよさそうだ。〔表7〕

(伊吹 雅也)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表7〕優勝馬の「前走の単勝人気」「新潟記念での負担重量」「前走の4コーナーの通過順」「前走の出走頭数」(過去3年)
年度 優勝馬 前走の単勝人気 新潟記念での負担重量 前走の4コーナーの通過順 前走の出走頭数
2015年 パッションダンス 4番人気 56kg 5番手 17頭
2016年 アデイインザライフ 1番人気 55kg 7番手 14頭
2017年 タツゴウゲキ 4番人気 55kg 5番手 13頭

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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