今週の注目レース

函館記念(GⅢ)

函館競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

出走馬情報

スズカデヴィアス

牡7歳

調教師:橋田満(栗東)

  • 父:キングカメハメハ
  • 母:スズカローラン
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

前々走の小倉大賞典は、4コーナーで故障した馬を避けるシーンがあって3着に敗れたが、スムーズな競馬ができた前走の新潟大賞典を快勝。見事に重賞初制覇を達成している。7歳の夏を迎えたが、今は心身共に充実。小回りコースも問題ないタイプだ。

「小倉大賞典(3着)の後にひと息入れて立て直したローテーションが功を奏し、前走の新潟大賞典は好仕上がりで臨めました。不完全燃焼だった前々走とは違ってスムーズにレースを運べましたから、色々なことが噛み合って勝利につながったのだと思います。その後は函館記念を目標に調整しています。7歳の夏を迎えていますが、年齢的な衰えもなく、心身共に充実しています。小回りコースにも対応可能なタイプですから、重賞連勝を飾ってほしいです」と、陣営は上昇ムードに乗った本馬に期待を寄せている。サマー2000シリーズのチャンピオンを目指して、まずはこの函館記念で優勝争いに加わりたい。

サクラアンプルール

牡7歳

調教師:金成貴史(美浦)

  • 父:キングカメハメハ
  • 母:サクラメガ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

昨年の夏にも北海道シリーズに参戦して、札幌記念を制覇。自身のベストパフォーマンスと言える走りを披露している。今回は春の日経賞(3着)以来の出走になるが、この函館記念を目標に調整は順調。雨が降った馬場への対応は鍵だが、好勝負が期待できそうだ。

「前走の日経賞(3着)はスローペースで流れが向きませんでしたが、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒6(推定)をマークして上位に食い込んでくれたので、次につながる内容を残せたと思います。右回りコースの方が上手に走れるタイプということもあり、その後は夏の北海道シリーズを視野に調整を進めてきました。美浦トレーニング・センターで十分に乗り込みを消化してから函館競馬場入りしたので、出走態勢は整うはずです。ただ、休み明けに加えてハンデ戦ですから、この馬には少し条件が厳しいかもしれません」と、厩舎スタッフは看板ホースの仕上げに懸命な様子だ。トップハンデの57.5キログラムが鍵だが、ここでは実力上位の一頭だ。

ナイトオブナイツ

牡5歳

調教師:池添兼雄(栗東)

  • 父:ハービンジャー
  • 母:シャイニングアレキ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

前走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800メートル)を優勝。函館・芝コースで3戦2勝、札幌・芝コースで1戦1勝と、抜群の洋芝適性を誇っている。ベストは芝1800メートルだけに、今回は前走からの距離延長がポイントだが、今の勢いなら重賞初制覇も可能だろう。

「北海道の水が合うのか、この時季になると体調が上がってきます。前走のオープン特別・巴賞(1着)は、最後の直線で狭いスペースを突いてよく伸びてくれたので、内容が濃かったと思います。今回は中1週の競馬ですが、疲れもなく好調をキープしています。重賞でも期待が膨らみますね」と、厩舎サイドは重賞初制覇を目指す本馬のケアに余念がない。前々走の新潟大賞典は、最後の直線で他の馬に寄られるシーンがあり15着と大敗を喫したが、得意の洋芝コースに替わった前走では力強い末脚を披露。オープンクラスでの初勝利を飾り、地力強化を印象付けている。待望の重賞初制覇が、視界に入ってきた。

トリコロールブルー

牡4歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:ペンカナプリンセス
  • 母の父:Pivotal
ここに注目!

順調にレースを使えない時期があり、これまでのキャリアは10戦だが、そのぶん伸びしろを残している一頭だ。今年はオープン特別・大阪城S(阪神・芝1800メートル)1着、鳴尾記念3着と、着実にステップアップを果たしている。洋芝も得意な馬だけに、ここも楽しみが大きい。

「デビューしてからしばらくは体質面の弱さを抱え、なかなかレースを使い込めませんでしたが、ここにきてそれもすっかり解消しました。思うような調教を消化できているので、実戦でも好結果を残してくれています。前走の鳴尾記念(3着)はこの馬も良く走っていますが、勝ちタイムが予想以上に速かったです。それでも中身の濃いレースをしてくれましたから、今後に生きてくるでしょう。北海道の洋芝コースへの適性も備えているので、ここを飛躍の舞台にしたいです」と、厩舎スタッフは本格化を強調していた。昨夏に1000万下・日高特別(札幌・芝2000メートル)を勝っており、洋芝適性は証明済み。ここで重賞初勝利に挑む。

ブレスジャーニー

牡4歳

調教師:佐々木晶三(栗東)

  • 父:バトルプラン
  • 母:エルフィンパーク
  • 母の父:タニノギムレット
ここに注目!

2歳時の一昨年に、サウジアラビアロイヤルC、東京スポーツ杯2歳Sを制覇した実績がある。前走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800メートル)は5着に敗れたが、勝ったナイトオブナイツとのタイム差は0秒1。次につながる内容だっただけに、ここは前進が期待される。

「前走のオープン特別・巴賞は、いくらか急仕上げの感じでしたが、休養明けとしては上々の馬体で出走できました。結果は5着でしたが、外を回る厳しい形になっても勝ち馬と0秒1差でゴールインしてくれたので、今回につながる競馬ができたと思います。ベストは広いコースですが、小回りコースにも対応できる見通しが立ちましたから、ここは楽しみです」と、陣営は久々の重賞制覇を期待している。3歳時には骨折による長期休養を余儀なくされたが、復帰2戦目のチャレンジCで3着に好走し、あらためて高い能力を示している。今夏はサマー2000シリーズの優勝を目指しており、体調も整ってきているようだ。

ブラックバゴ

牡6歳

調教師:斎藤誠(美浦)

  • 父:バゴ
  • 母:ステイウィズユー
  • 母の父:ステイゴールド
ここに注目!

今回は約6か月半ぶりのレースだけに、最終追い切りの動きが注目されるが、ここまでの調整は順調に進んでいる。函館競馬場では、昨年の夏に1600万下・五稜郭S(芝2000メートル)を優勝しており、舞台適性の高さは証明済み。久々でも軽視はできない。

「中山金杯(4着)の後は、アメリカジョッキークラブCへの出走を予定していたのですが、最終追い切りの後に鼻出血を発症したため、放牧へ出して休養させました。オープン特別・巴賞から復帰するプランもありましたが、少し調整が遅れたこともあり、無理をせず函館記念からのスタートに切り替えました。函館競馬場に入厩した後も順調に乗り込んでいますから、出走態勢は整うでしょう。気性的に休み明けを苦にしないタイプなので、いきなりの好走も可能だと思います」と、厩舎サイドは本馬の復帰戦を楽しみにしている。2歳時にはホープフルS3着、3歳時には京成杯2着の実績がある素質馬。久々でも侮れない。

エアアンセム

牡7歳

調教師:吉村圭司(栗東)

  • 父:シンボリクリスエス
  • 母:エアマグダラ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

今年の春に1600万下・スピカS(中山・芝1800メートル)を勝つと、続くオープン特別・都大路S(京都・芝1800メートル)でも2着に好走。前走のエプソムCでは、後方からよく差を詰めて5着に入った。馬場コンディションを問わないタイプで、大きく崩れない安定感に注目だ。

「この中間はリフレッシュのために短期放牧へ出しましたが、6月下旬に函館競馬場へ入厩して、乗り込みを進めています。動きも徐々に良化中なので、上々の出走態勢が整うでしょう。前走のエプソムC(5着)は道中の位置取りが後方になりましたが、最後の直線ではよく差を詰めていました。小回りコースにも対応可能で、相手なりに走れるタイプですから、ここでも上位争いに加わりたいです」と、陣営は本馬の成長を感じている。以前は少し勝ち味に遅い印象もあったが、今年の春に1600万下・スピカSを勝利しており、着実にパワーアップを果たしている。今回は馬体の張りも良く、好勝負が期待される。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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