今週の注目レース

函館スプリントステークス(GⅢ)

函館競馬場 1200メートル(芝)別定 3歳以上オープン

データ分析関連動画

サマースプリントシリーズ開幕戦

今年もこの函館スプリントSでサマースプリントシリーズの幕が上がる。同シリーズは9月のセントウルSまで6レースで争われるが、その初戦であるこのレースを制して、チャンピオン争いを一歩リードしておきたいところだろう。当レースは2012年に、開催時期が7月上旬から6月に繰り上げられたが、ここでは札幌競馬場で開催された2009年を除き、2007年以降に函館競馬場で開催された10回分の結果を分析する。

近年は人気薄の台頭が多い

対象とした10回の単勝人気別成績を調べると、「1〜5番人気」の中で突出して高い数値を残している組はなく、3着内率では30.0〜50.0%の間に各組が収まっている。なお、開催時期が6月に繰り上がって2年目となる2013年以降では、「6番人気以下」が3勝、2着2回、3着3回と、3着以内馬15頭中8頭を占めており、下位人気馬の台頭が多くなっている。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(函館競馬場で行われた過去10回)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
2番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
3番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
4番人気 1-1-3-5 10.0% 20.0% 50.0%
5番人気 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0%
6〜9番人気 2-2-2-34 5.0% 10.0% 15.0%
10番人気以下 1-1-2-51 1.8% 3.6% 7.3%

近走でGⅠ・GⅡ出走馬が上位傾向だが…

対象とした10回の出走馬について、過去3走のうち最も格の高かった条件別に成績をまとめると、3着内率で「GⅡ」組と「GⅠ」組が上位数値を記録している。それに次いで、「1600万下」組と「オープン特別」組も3着内率で20%以上をマークしており、過去3走で重賞に出走歴のなかった馬の好走も少なくない。その一方で、「GⅢ」組は延べ43頭出走して3着が最高と、不振傾向にあることは覚えておきたい。〔表2〕

〔表2〕過去3走のうち最も格の高かった条件別成績(函館競馬場で行われた過去10回)
条件 成績 勝率  連対率 3着内率
GⅠ 7-5-4-41 12.3% 21.1% 28.1%
GⅡ 1-2-2-12 5.9% 17.6% 29.4%
GⅢ 0-0-3-40 0% 0% 7.0%
オープン特別 1-3-0-16 5.0% 20.0% 20.0%
1600万下 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%

前走の4コーナーの通過順も要チェック

対象とした10回の出走馬について、前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、勝率・連対率で「5〜9番手」組がトップ、3着内率では「2〜4番手」組がトップとなっている。優勝のない「先頭」組を含め、前走の4コーナーを「9番手以内」で通過した馬の好走率が上位となっている。それに対して、「10番手以下」組の連対率は6%を下回っており苦戦気味だ。〔表3〕

〔表3〕前走の4コーナーの通過順別成績(函館競馬場で行われた過去10回)
前走の4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 0-2-1-11 0% 14.3% 21.4%
2〜4番手 3-3-5-25 8.3% 16.7% 30.6%
5〜9番手 6-3-2-34 13.3% 20.0% 24.4%
10番手以下 1-1-2-33 2.7% 5.4% 10.8%
  • 注記:前走が直線・芝1000メートルのレース、地方競馬のレース、競走中止だった馬を除く
ウインファイブ対象レース
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前々走と前走の格に注目

2013年以降の過去5年の優勝馬について、前々走と前走の格を比較すると、優勝馬5頭は全て「前々走より前走の格が上」となっている。前々走より前走の格が高かった馬には、今年も注目してみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の前々走と前走の格(過去5年)
年度 優勝馬 前々走 前走
2013年 パドトロワ GⅢ GⅡ
2014年 ガルボ GⅢ GⅠ
2015年 ティーハーフ 1000万下 1600万下
2016年 ソルヴェイグ GⅡ GⅠ
2017年 ジューヌエコール GⅡ GⅠ

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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