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平安ステークス(GⅢ)

京都競馬場 1900メートル(ダート)別定 4歳以上オープン

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秋の大舞台に向けて注目のダート1900メートル戦

2013年から5月中旬に行われている平安S。現在JRAでは年間で唯一ダート1900メートルで行われている重賞だ。しかし、今年は秋の京都開催でJBCクラシックがダート1900メートルで争われる。同レースを秋の目標とする馬もいると思われるだけに、注目しておきたい一戦だ。ここでは、この時期に行われるようになった2013年以降の平安Sに、2007〜2011年の4月下旬に京都・ダート1800メートルで行われていたアンタレスSを加えた計10レースの結果を参考に、傾向を見ていくことにしたい。

上位人気馬が優勢だが

対象とした10レースにおいて、優勝馬10頭のうち8頭は単勝4番人気以内で、単勝オッズでは10頭中7頭が「6.9倍以下」だった。2着には6〜8番人気から4頭入っているのが特徴的で、その4頭はいずれも「15.0倍以上」だった。好走率では、「2.9倍以下」と「5.0〜6.9倍」の数値が高くなっている。〔表1〕〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(2007〜2011年のアンタレスSと2013年以降の平安S)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-2-1-4 30.0% 50.0% 60.0%
2番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
3番人気 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
4番人気 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0-1-3-6 0% 10.0% 40.0%
6〜8番人気 1-4-0-25 3.3% 16.7% 16.7%
9、10番人気 0-0-0-20 0% 0% 0%
11番人気以下 1-0-2-52 1.8% 1.8% 5.5%
〔表2〕単勝オッズ別成績(2007〜2011年のアンタレスSと2013年以降の平安S)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 3-2-0-3 37.5% 62.5% 62.5%
3.0〜4.9倍 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
5.0〜6.9倍 3-1-1-3 37.5% 50.0% 62.5%
7.0〜9.9倍 0-1-3-11 0% 6.7% 26.7%
10.0〜19.9倍 2-1-2-18 8.7% 13.0% 21.7%
20.0〜29.9倍 0-3-0-8 0% 27.3% 27.3%
30.0倍以上 1-1-2-76 1.3% 2.5% 5.0%

前走の着順別の成績にも注目

対象とした10レースにおける前走の着順別成績をまとめてみると、優勝馬10頭のうち9頭は、前走で2着以内だった(残る1頭は2014年に単勝12番人気で優勝したクリノスターオー、前走16着)。それに対し、2着馬は10頭中5頭が前走で4着以下、さらに3着馬は10頭中8頭が前走で3着以下に敗れていた馬となっている。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(2007〜2011年のアンタレスSと2013年以降の平安S)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-2-2-30 12.8% 17.9% 23.1%
2着 4-3-0-12 21.1% 36.8% 36.8%
3着 0-0-2-11 0% 0% 15.4%
4、5着 0-3-4-17 0% 12.5% 29.2%
6〜9着 0-1-1-29 0% 3.2% 6.5%
10着以下 1-1-1-26 3.4% 6.9% 10.3%

前走の競馬場別成績にも特徴あり

対象とした10レースの優勝馬10頭のうち8頭は、前走が京都または阪神競馬場のレースだった。しかし、2着と3着には前走が京都競馬場のレースだった馬が1頭もおらず、地方競馬のレースから臨んできた馬が計6頭入っている。また、前走が東京競馬場だった馬で連対したのは1頭だけだが、3着に5頭も入っている点には注目できるかもしれない。〔表4〕

〔表4〕前走の競馬場別成績(2007〜2011年のアンタレスSと2013年以降の平安S)
前走の競馬場 成績 勝率 連対率 3着内率
東京 1-0-5-17 4.3% 4.3% 26.1%
中山 0-3-1-31 0% 8.6% 11.4%
中京 0-0-0-5 0% 0% 0%
京都 2-0-0-14 12.5% 12.5% 12.5%
阪神 6-3-2-42 11.3% 17.0% 20.8%
地方競馬の競馬場 0-4-2-14 0% 20.0% 30.0%
その他の競馬場 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%

GⅠ・JpnⅠで大敗していた馬に要注目

過去5年の平安Sでは、「前年秋以降のダートGⅠ・JpnⅠで10着以下に敗れていた」という馬が毎年1頭ずつ連対している。大舞台で敗れた経験がその後の活躍につながるケースがあるのかも。今年もそういった馬が出走しているかどうか、チェックしてみることをお勧めしたい。〔表5〕

(浅野 靖典)

〔表5〕前年秋以降のダートGⅠ・JpnⅠで10着以下に敗れていた連対馬一覧(過去5年の平安S)
年度 着順 馬名 該当レース
2013年 2着 ナイスミーチュー ジャパンカップダート 11着
2014年 2着 ソロル フェブラリーS 12着
2015年 1着 インカンテーション チャンピオンズC 10着
2016年 2着 クリノスターオー チャンピオンズC 15着
2017年 2着 クリソライト JBCクラシック 11着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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