今週の注目レース

ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)

中山競馬場 1600メートル(芝・外)ハンデ 4歳以上オープン

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春のマイル戦線を熱くするハンデキャップ重賞

中山競馬場で行われた過去10回のダービー卿チャレンジTでは、単勝1番人気馬は2勝(2009年タケミカヅチ、2015年モーリス)にとどまっている。そして、1〜3着を4番人気以下の馬が占めた年が4回を数えるなど、ハンデキャップレースということもあってか、人気薄の馬が上位争いに加わるケースも少なくない。今回は、阪神競馬場で行われた2011年を除いて、2007年以降に中山競馬場で行われた過去10回の結果からレース傾向を見ていきたい。

負担重量に注目

中山競馬場で行われた過去10回の負担重量別成績を調べると、勝率と連対率では「54キログラム」組を除く各組の間に大きな差はない。そして、その「54キログラム」組は優勝がなく2着が1回のみで、連対率が4.8%にとどまっているものの、3着が4回あり3着内率は最も高い数値になっている。なお、「53キログラム」以下で連対した2頭には、“牝馬で斤量が53キログラム”という共通点があった。〔表1〕

〔表1〕負担重量別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
負担重量 成績 勝率  連対率 3着内率
53kg以下 1-1-0-13 6.7% 13.3% 13.3%
54kg 0-1-4-16 0% 4.8% 23.8%
55kg 3-2-2-26 9.1% 15.2% 21.2%
56〜56.5kg 3-3-2-41 6.1% 12.2% 16.3%
57kg以上 3-3-2-32 7.5% 15.0% 20.0%

前走の条件別成績に特徴が

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、前走の条件別に成績をまとめると、前走「1600万下」組が好走率で断トツの数値を記録している。その一方で、前走で「芝のGⅠ」「芝のGⅡ」に出走していた馬は、延べ28頭が出走して2着以内に入ったのが2016年2着のロゴタイプ(前走はGⅡ中山記念)のみと苦戦傾向にある。〔表2〕

〔表2〕前走の条件別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
前走の条件 成績 勝率  連対率 3着内率
芝のGⅠ 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
芝のGⅡ 0-1-3-19 0% 4.3% 17.4%
芝のGⅢ 4-3-0-40 8.5% 14.9% 14.9%
ダート重賞 0-0-0-2 0% 0% 0%
オープン特別 3-4-5-53 4.6% 10.8% 18.5%
1600万下 3-2-1-9 20.0% 33.3% 40.0%
障害のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

近走の勝利数もチェック

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、過去5走以内に挙げた勝利数別に成績を調べてみると、「2勝」組が好走率でトップに立っている。「2勝」組からは6頭の優勝馬が送り出されているが、その6頭のうち4頭は過去5走以内に勝利していたのが「1000万下」と「1600万下」のレースだった。レースの条件に関わらず、近走で勝利を挙げている馬の勢いを重視したいところだ。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕過去5走以内の勝利数別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
3勝以上 0-0-0-5 0% 0% 0%
2勝 6-2-2-24 17.6% 23.5% 29.4%
1勝 2-3-6-38 4.1% 10.2% 22.4%
0勝 2-5-2-61 2.9% 10.0% 12.9%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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