今週の注目レース

フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)

中山競馬場 1800メートル(芝)馬齢 牡・牝 3歳オープン

データ分析関連動画

チャンピオンホースを次々と輩出している皐月賞トライアル

2015年のスプリングSで重賞初制覇を果たしたキタサンブラックは、同年の菊花賞を皮切りに、引退レースとなった2017年の有馬記念までJRAのGⅠで計7勝をマークした。また、2011年のスプリングSが重賞初勝利だったオルフェーヴルは、同年のクラシック三冠を含むJRA・GⅠ計6勝をマーク。上位3着までに優先出走権が付与される皐月賞トライアルであると同時に、歴史的な名馬への登竜門にもなっている注目の一戦だ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

前年10月以降の実績がポイント

過去10年の3着以内馬30頭は、いずれも「前年10月以降の500万下から上のクラスの芝1600〜2000メートルのレース」において連対経験のある馬だった。この条件で連対経験のない馬は、評価を下げるべきだろう。〔表1〕

〔表1〕「前年10月以降の500万下から上のクラスの芝1600〜2000メートルのレース」における連対経験の有無別成績(過去10年)
連対経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 10-10-10-57 11.5% 23.0% 34.5%
なし 0-0-0-57 0% 0% 0%

前走好走馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、前走の着順が「4着以内」だった。一方、「5着以下」だった馬は3着内率が4.5%にとどまっているうえ、2011年以降は〔0・0・0・29〕と上位争いに食い込めていない。たとえ実績上位であっても、前走で5着以下に敗れていた馬は過信禁物と見ておきたいところだ。〔表2〕

〔表2〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
4着以内 10-8-10-72 10.0% 18.0% 28.0%
5着以下 0-2-0-42 0% 4.5% 4.5%

前走との間隔が詰まっている馬は不振

過去10年の出走馬の前走との間隔別成績を調べると、「中2週以内」で出走してきた馬は優勝例がなく、3着内率も7.1%にとどまっている。ちなみに、2012年以降の該当馬は〔0・0・0・12〕と全て4着以下に敗れている。前走との間隔に余裕がない馬は苦戦必至と見るべきだろう。〔表3〕

〔表3〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中2週以内 0-1-1-26 0% 3.6% 7.1%
中3週以上 10-9-9-88 8.6% 16.4% 24.1%

近年は馬体重の軽い馬がいまひとつ

過去6年の3着以内馬18頭中16頭は、前走の馬体重が「470キログラム以上」だった。一方、「470キログラム未満」だった馬は優勝例がなく、3着内率は9.5%にとどまっている。2011年以前は前走の馬体重が「470キログラム未満」だった馬も好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前走での馬体重が470キログラム未満だった馬は評価を下げたい。〔表4〕

〔表4〕前走の馬体重別成績(過去6年)
前走の馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
470kg未満 0-1-1-19 0% 4.8% 9.5%
470kg以上 6-5-5-42 10.3% 19.0% 27.6%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

前走の4コーナーの通過順にも注目したい

過去6年の優勝馬6頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が7番手以内だった。後方からレースを進めるタイプの馬は過信禁物だ。また、この6頭は「前年10月以降の500万下から上のクラスの芝1600〜2000メートルのレース」で優勝経験があった点、前走の着順が3着以内だった点、前走との間隔が中3週以上だった点、前走の馬体重が470キログラム以上だった点も共通している。〔表1〕〜〔表4〕で挙げた傾向も重要なポイントと言えるだろう。〔表5〕

(伊吹 雅也)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕優勝馬の「前走の4コーナーの通過順」「前年10月以降の500万下から上のクラスの芝1600〜2000メートルのレースでの最高着順」「前走の着順」「前走との間隔」「前走の馬体重」(過去6年)
年度 優勝馬 前走の
4コーナーの通過順
前年10月以降の500万下から上のクラスの芝1600〜2000mのレースでの最高着順 前走の着順 前走との間隔 前走の馬体重
2012年 グランデッツァ 2番手 1着(2011年札幌2歳S) 3着 中11週 496kg
2013年 ロゴタイプ 2番手 1着(2012年朝日杯FSほか) 1着 中12週 482kg
2014年 ロサギガンティア 4番手 1着(2014年3歳500万下) 1着 中6週 528kg
2015年 キタサンブラック 2番手 1着(2015年3歳500万下) 1着 中3週 504kg
2016年 マウントロブソン 3番手 1着(2016年あすなろ賞) 1着 中4週 476kg
2017年 ウインブライト 7番手 1着(2017年若竹賞) 1着 中7週 472kg

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: