今週の注目レース

中日新聞杯(GⅢ)

中京競馬場 2000m(芝)ハンデ 3歳以上オープン

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年末の中京に戻ってきた伝統のハンデキャップ重賞

今年で53回目となる中日新聞杯は、開催時期や条件がたびたび変更されてきた。2000〜2011年は12月の上旬〜中旬に、2012〜2016年は3月の上旬〜中旬に行われていたが、2017年からは金鯱賞と入れ替わる形で、再びこの時期の開催となった。なお、中京・芝2000mのハンデキャップ競走という条件は2012〜2016年と同じだ。今回は開催時期(11月下旬〜12月中旬)や距離(2000m)、牡牝混合の競走である点などが共通している2007〜2011年の中日新聞杯(2010、2011年は小倉競馬場で開催)と2012〜2016年の金鯱賞の計10レースを集計対象として、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

若い馬が優勢

対象とした10レースの年齢別成績を調べると、「4歳以下」の馬が3着内率37.7%と優秀な成績を収めている。一方、「5歳以上」の馬は3着内率が11.1%にとどまっている。まずは「4歳以下」の若い馬に注目したいところだ。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 3-5-3-17 10.7% 28.6% 39.3%
4歳 5-2-2-16 20.0% 28.0% 36.0%
5歳 1-2-4-34 2.4% 7.3% 17.1%
6歳 0-1-2-31 0% 2.9% 8.8%
7歳 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
8歳 0-0-0-6 0% 0% 0%
9歳 0-0-0-2 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-2 0% 0% 0%
4歳以下 8-7-5-33 15.1% 28.3% 37.7%
5歳以上 2-3-6-88 2.0% 5.1% 11.1%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯、2012〜2016年の金鯱賞を対象とした
  • 注記:2016年の金鯱賞は3着同着

なお、2007〜2011年の中日新聞杯における年齢別成績を調べると、「5歳以上」の馬は優勝例がなく、3着内率は4.0%にとどまっている。2007〜2011年と同じく12月に行われる今年は、「4歳以下」馬の評価をさらに上げるべきかもしれない。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 3-3-3-12 14.3% 28.6% 42.9%
4歳 2-1-1-9 15.4% 23.1% 30.8%
5歳 0-1-0-19 0% 5.0% 5.0%
6歳 0-0-1-16 0% 0% 5.9%
7歳 0-0-0-6 0% 0% 0%
8歳 0-0-0-3 0% 0% 0%
9歳 0-0-0-2 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-2 0% 0% 0%
4歳以下 5-4-4-21 14.7% 26.5% 38.2%
5歳以上 0-1-1-48 0% 2.0% 4.0%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯を対象とした

年明け以降の戦績や前走の着順が重要

対象とした10レースの3着以内馬31頭中22頭は、「同年の1000万下から上のクラス、かつ1800〜2200mのレース」において優勝経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率11.5%とやや苦戦している。〔表3〕

〔表3〕「同年の1000万下から上のクラス、かつ1800〜2200mのレース」における優勝経験の有無別成績
優勝経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-5-8-52 12.2% 18.9% 29.7%
なし 1-5-3-69 1.3% 7.7% 11.5%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯、2012〜2016年の金鯱賞を対象とした
  • 注記:2016年の金鯱賞は3着同着

なお、「同年の1000万下から上のクラス、かつ1800〜2200mのレース」において優勝経験がなかった馬のうち、前走の着順が「5着以下」だった馬は3着内率1.7%とより苦戦している。年明け以降に1000万下から上のクラスの1800〜2200mのレースで勝ち星がなく、前走で「5着以下」に敗れていた馬は評価を下げるべきだろう。〔表4〕

〔表4〕「同年の1000万下から上のクラス、かつ1800〜2200mのレース」において優勝経験がなかった馬の、前走の着順別成績
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
4着以内 1-4-3-12 5.0% 25.0% 40.0%
5着以下 0-1-0-57 0% 1.7% 1.7%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯、2012〜2016年の金鯱賞を対象とした
  • 注記:2016年の金鯱賞は3着同着

やや内枠優勢

対象とした10レースの馬番別成績を調べると、「1〜8番」の馬が3着内率26.3%と比較的優秀な成績を収めている。一方、「9〜18番」だった馬は3着内率13.9%とやや苦戦している。小倉・芝2000mで行われた2010〜2011年の中日新聞杯を含め、どちらかと言えば内枠が優勢だ。〔表5〕

〔表5〕馬番別成績
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
2番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
3番 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
4番 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
5番 0-1-4-5 0% 10.0% 50.0%
6番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
7番 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
8番 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
9番 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
10番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
11番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
12番 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
13番 1-2-2-3 12.5% 37.5% 62.5%
14番 0-0-0-6 0% 0% 0%
15番 0-0-0-6 0% 0% 0%
16番 0-0-0-5 0% 0% 0%
17番 0-0-0-4 0% 0% 0%
18番 0-0-0-3 0% 0% 0%
1〜8番 6-6-9-59 7.5% 15.0% 26.3%
9〜18番 4-4-2-62 5.6% 11.1% 13.9%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯、2012〜2016年の金鯱賞を対象とした
  • 注記:2016年の金鯱賞は3着同着

なお、馬番が「9〜18番」だった馬のうち、前走の4コーナーの通過順が「5番手以下」だった馬の優勝例はなく、3着内率は7.7%にとどまっている。外寄りの枠に入った馬を比較する際は、前走で先行していた馬を高く評価したい。〔表6〕

(伊吹雅也)

〔表6〕馬番が「9〜18番」だった馬の、前走の4コーナーの通過順別成績
前走の4コーナー通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
4番手以内 4-3-0-26 12.1% 21.2% 21.2%
5番手以下 0-1-2-36 0% 2.6% 7.7%
  • 注記:2007〜2011年の中日新聞杯、2012〜2016年の金鯱賞を対象とした
  • 注記:2016年の金鯱賞は3着同着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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