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東京競馬場・芝2400mでの頂上決戦

近年のジャパンカップにおいて、外国からの遠征馬は2005年にアルカセットが制したのを最後に優勝がなく、3着以内に入ったのは2006年3着のウィジャボードが最後。日本調教馬が優勢といった流れがあるのは確かだが、それでも外国からの遠征馬がどんな戦いぶりを見せてくれるのか、今年も興味をそそられるところだ。そして有馬記念と並んで日本国内の最高賞金額を誇る一戦だけに、レースが白熱するのは間違いなさそう。まずはその一戦の傾向を、過去10年のデータを元にチェックしていこう。

上位人気馬が優勢だが

過去10年の単勝人気別成績を調べると、優勝馬10頭のうち2008年のスクリーンヒーロー(9番人気)を除く9頭は「1〜5番人気」だった。また、2着馬は全て「1〜7番人気」となっている。それに対し、3着馬は10頭中6頭が「6番人気以下」の馬となっている。次に、単勝オッズ別の成績では、「2.9倍以下」の支持を集めた馬が3着内率100%。「3.0〜3.9倍」も好成績となっているが、「4.0〜4.9倍」は2着が1回だけと苦戦傾向にある。また、10倍台の馬で3着以内に入っているのは「10.0〜14.9倍」の馬だけ。「15.0〜19.9倍」の馬は3着以内に入っていない。〔表1〕〔表2〕

備考:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-3-2-2 30.0% 60.0% 80.0%
2番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
3番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
4番人気 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
5番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6、7番人気 0-3-3-14 0% 15.0% 30.0%
8、9番人気 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
10番人気以下 0-0-2-82 0% 0% 2.4%
〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 1-2-2-0 20.0% 60.0% 100%
3.0〜3.9倍 3-1-1-3 37.5% 50.0% 62.5%
4.0〜4.9倍 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
5.0〜9.9倍 4-1-2-14 19.0% 23.8% 33.3%
10.0〜14.9倍 1-3-2-10 6.3% 25.0% 37.5%
15.0〜19.9倍 0-0-0-7 0% 0% 0%
20.0〜29.9倍 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0%
30倍以上 1-0-2-97 1.0% 1.0% 3.0%

4歳馬が中心

過去10年の年齢別成績を調べると、優勝馬は全て5歳以下で、2着馬は2007年のポップロック(6歳)を除く9頭が5歳以下となっているように、若い馬が好成績を残している。7歳馬のジャガーメイル(2011年)とトーセンジョーダン(2013年)の2頭が10番人気以下ながら3着に食い込んでいるが、6歳以上の馬は苦戦傾向にあると言える。〔表3〕

〔表3〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 2-2-2-24 6.7% 13.3% 20.0%
4歳 6-3-3-41 11.3% 17.0% 22.6%
5歳 2-4-3-35 4.5% 13.6% 20.5%
6歳 0-1-0-24 0% 4.0% 4.0%
7歳 0-0-2-12 0% 0% 14.3%
8歳 0-0-0-8 0% 0% 0%

馬体重別の成績もチェック

過去10年の出走馬の馬体重別成績をチェックしてみると、3着以内に入った馬が多いのは「460〜478kg」「480〜498kg」の範囲の馬。「500kg以上」の馬で優勝したのは、過去10年では昨年のキタサンブラック(536kg)だけとなっている。ちなみに、中山競馬場で行われた2002年を除く過去20回に範囲を広げると、1997年のピルサドスキー、2003年のタップダンスシチー、2004年のゼンノロブロイの3頭が502kgで優勝しているが、「460〜478kg」「480〜498kg」の馬の好走が多い点に変わりはない。〔表4〕

〔表4〕馬体重別成績(過去10年)
馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
458kg以下 1-2-0-21 4.2% 12.5% 12.5%
460〜478kg 4-2-1-25 12.5% 18.8% 21.9%
480〜498kg 4-3-5-53 6.2% 10.8% 18.5%
500〜518kg 0-3-4-31 0% 7.9% 18.4%
520kg以上 1-0-0-14 6.7% 6.7% 6.7%

JRA所属馬の前走別の成績は?

過去10年の出走馬について、JRA所属馬に限定して前走のレース別成績をまとめてみると、3着以内馬30頭中19頭は天皇賞(秋)から臨んだ馬だった。今年も天皇賞(秋)から参戦してくる馬には注目が必要だ。その他では、京都大賞典、秋華賞、菊花賞といった京都競馬場の重賞や、アルゼンチン共和国杯、凱旋門賞といったレースから好走馬が出ている。〔表5〕

〔表5〕JRA所属馬を対象にした、前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
天皇賞(秋) 6-6-7-42 9.8% 19.7% 31.1%
秋華賞 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
菊花賞 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
凱旋門賞 0-2-1-3 0% 33.3% 50.0%
その他のGⅠ(海外を含む) 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
京都大賞典 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4%
アルゼンチン共和国杯 1-0-1-11 7.7% 7.7% 15.4%
その他のレース 0-0-0-14 0% 0% 0%

近走で「4着」がある馬が活躍!?

過去10年のジャパンカップでは、「2走前までに重賞で4着に入っていた」という馬の連対が目立っており、近年はその傾向が顕著。2013年以降、4年連続でそのような成績を持っていた馬が1頭ずつ連対している。今年もそういった成績を持つ馬が出走してきたら、マークしておくべきかもしれない。〔表6〕

備考:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕2走前までに重賞で4着に入っていたジャパンカップ連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2007年 2着 ポップロック 前走 天皇賞(秋) 4着
2009年 2着 オウケンブルースリ 前走 天皇賞(秋) 4着
2011年 1着 ブエナビスタ 前走 天皇賞(秋) 4着
2013年 2着 デニムアンドルビー 2走前 秋華賞 4着
2014年 1着 エピファネイア 2走前 クイーンエリザベスⅡ世C 4着
2015年 1着 ショウナンパンドラ 前走 天皇賞(秋) 4着
2016年 2着 サウンズオブアース 前走 京都大賞典 4着
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優勝馬は「阪神競馬場の重賞で3着」がキーワード

過去4年のジャパンカップでは、「同年上半期の重賞で3着に入っていた」という馬が毎年優勝している。また、表に挙げた該当レースは全て阪神競馬場の重賞となっている。今年もこの条件に該当する馬がいたら注目しておくことをおすすめしたい。〔表7〕

(浅野靖典)

〔表7〕過去4年の優勝馬が同年上半期の重賞で「3着」となったレース
年度 優勝馬 3着だった重賞競走
2013年 ジェンティルドンナ 2走前 宝塚記念 3着
2014年 エピファネイア 3走前 産経大阪杯 3着
2015年 ショウナンパンドラ 3走前 宝塚記念 3着
2016年 キタサンブラック 2走前 宝塚記念 3着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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