今週の注目レース

朝日杯セントライト記念(GⅡ)

中山競馬場 2200m(芝・外)馬齢 3歳オープン

出走馬情報

アルアイン

牡3歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ドバイマジェスティ
  • 母の父:Essence of Dubai
ここに注目!

春は毎日杯を制覇して勢いに乗ると、続く皐月賞も優勝。二冠を目指した前走の日本ダービーは5着に敗れたが、勝ったレイデオロとは0秒3差と大きくは離されておらず、距離に対応可能なことを示した。今回、クラシックホースが楽しみな秋初戦を迎える。

「秋はセントライト記念から始動して、菊花賞へ進む予定です。夏場は放牧へ出して休養させました。うまくリフレッシュできましたし、心身共に成長した感じがします。栗東トレーニング・センターに帰厩後の乗り込みは順調で、ひと追いごとに動きが良化しています。これなら上々の仕上がりで出走できるでしょう。前走の日本ダービー(5着)の内容から長めの距離にも対応できる手応えをつかみましたから、楽しみな秋初戦になります」と、陣営はGⅠホースの仕上げに懸命だ。新たな鞍上にC.ルメール騎手を迎える今回、どんな走りを見せてくれるのか、注目が集まる。

サトノクロニクル

牡3歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:トゥーピー
  • 母の父:Intikhab
ここに注目!

前走のラジオNIKKEI賞は6着に敗れたが、57kgのトップハンデを背負っていたうえに、小回りコースの芝1800mも少し忙しかった印象だ。3走前の京都新聞杯で2着に好走しており、距離延長は歓迎のはず。条件が好転する今回は、巻き返しが期待される。

「前走のラジオNIKKEI賞は、小回りコースの芝1800mで流れが忙しかったですし、トップハンデの57kgもこたえた印象です。その後は予定通りに休養に入って春シーズンの疲れを癒やしました。8月下旬からは栗東トレーニング・センターで調整を開始し、ここまで順調に乗り込みを進めています。中山・芝の外回りコースなら力を発揮できると思うので、あらためて期待したいです」と、厩舎サイドは本馬の巻き返しに向けて力を注いでいる。前走の敗戦でデビューから続いていた連続連対は「5」でストップしたが、高い能力を持っていることは証明済み。今回、スムーズに追走できれば勝機は十分だろう。

クリンチャー

牡3歳

調教師:宮本博(栗東)

  • 父:ディープスカイ
  • 母:ザフェイツ
  • 母の父:ブライアンズタイム
ここに注目!

オープン特別・すみれS(阪神・芝2200m)を勝って臨んだ皐月賞は、18頭立て13番人気という低評価だったが、果敢な先行策から4コーナーで1度先頭に立つ見せ場を作った(結果は4着)。前走の日本ダービーは13着に敗れたが、今回、先行力が生きる中山・芝コースなら侮れない。

「前走の日本ダービー(13着)の後は放牧へ出してリフレッシュしていましたが、このセントライト記念を目標に栗東トレーニング・センターに帰厩し、調整を進めています。前走は窮屈なポジションに入って、不完全燃焼のレースになりました。前々走の皐月賞(4着)のようにスムーズに先行できれば、重賞制覇のチャンスがあるでしょう。先行力があって、終いも粘り強いタイプですから、中山・芝コースがぴったりだと思います」と、陣営は本馬の仕上げに全力を注いでいる。前走は持ち味を発揮できなかったが、皐月賞で能力がGⅠでも通用することは証明済み。まだ見限ることはできない。

ミッキースワロー

牡3歳

調教師:菊沢隆徳(美浦)

  • 父:トーセンホマレボシ
  • 母:マドレボニータ
  • 母の父:ジャングルポケット
ここに注目!

今年の春は未勝利(中山・芝2200m)→500万下・ひめさゆり賞(福島・芝2000m)を連勝し、続く京都新聞杯では勝ち馬と0秒1差の5着に入った。前走の1000万下・いわき特別(福島・芝1800m)は3着だったが、ゴール前の伸びは目立っていた。今回もその切れ味に注目だ。

「前走の1000万下・いわき特別(3着)は、極端なスローペースになって、後方にいたこの馬には向かない流れでした。それでも最後の直線では良く伸びて差を詰めていたので、あらためて能力の高さを認識できました。そのあとは予定通りにひと息入れ、帰厩後の8月下旬から乗り込みをスタートしました。調教では上々の動きを見せているので、秋初戦が楽しみです」と、厩舎スタッフは今からレースが待ち遠しい様子だ。今回は1000万下クラスからの格上挑戦になるが、このメンバーに入っても素質は見劣りしない。まだ5戦というキャリアからも成長の余地も大きいはず。末脚が生きる厳しい流れになれば、勝機がありそうだ。

サンデームーティエ

牡3歳

調教師:谷原義明(美浦)

  • 父:タニノギムレット
  • 母:ミサトペニー
  • 母の父:オペラハウス
ここに注目!

前々走の未勝利と前走の500万下・稲城特別(共に東京・芝2400m)を逃げ切りで連勝し、素質が開花した印象だ。今回は約3か月の休養明けに加えて初の重賞挑戦になるが、長めの距離で好成績を収めている点は魅力。ここも持ち味の先行力に期待したい。

「前走の500万下・稲城特別を勝った後は、自厩舎で調整してきました。以前は調教の動きが地味でしたが、最近では力強さが出ており成長を感じます。また、馬に落ち着きが出て、精神面でも一皮むけた感じです。今回は重賞で相手が強化されますし、勝ち星のない中山・芝コースへ舞台も替わるので、楽なレースにはならないでしょうが、スピードは通用すると思います」と、厩舎サイドは本馬の秋初戦に期待を寄せている。初勝利を挙げるまでに9戦と時間を要したが、近2走を連勝して本格化気配を感じさせている一頭。すんなりマイペースに持ち込むことができれば、逃げ切りの可能性も十分だ。

スティッフェリオ

牡3歳

調教師:音無秀孝(栗東)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:シリアスアティテュード
  • 母の父:Mtoto
ここに注目!

この夏は北海道へ遠征し、500万下を勝つと、前走の1000万下・松前特別(共に函館・芝2000m)では3着に好走した。初勝利は逃げる競馬で挙げたものだが、近走では末脚勝負へと脚質を転換しており、レースぶりに幅が出てきた印象だ。

「今年3月の500万下・大寒桜賞(中京・芝2200m、7着)の後に、放牧へ出したことが良かったのか、夏場になってから着実に力をつけています。前走の1000万下・松前特別(3着)は外へ持ち出すまでに時間がかかりましたが、ゴール前では鋭い末脚を見せてくれましたので、今回につながる内容を残せたと思います。幸い、北海道シリーズの疲れもなく、好調を維持したまま出走できそうなので、重賞でも楽しみにしています。以前は逃げて勝ったこともある馬ですが、今はじっくり行って末脚を生かす形が合っているようです」と、厩舎サイドは本馬の成長を強調していた。ここでも能力は十分に通用しそうだ。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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