今週の注目レース

スプリングステークス(GII)

中山競馬場 1800m(芝)馬齢 牡・牝 3歳オープン

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多くの活躍馬を送り出す注目重賞

昨年の出走馬の中からはクラシックでの上位入線馬が出なかったものの、一昨年の優勝馬キタサンブラックは菊花賞を制し、2着のリアルスティールは皐月賞と菊花賞で2着。2013年の優勝馬ロゴタイプは皐月賞を勝ち、2012年の2着馬ディープブリランテは日本ダービー馬に輝いた。クラシックで上位を争うであろう馬たちが登場してくる注目の一戦。今回は阪神競馬場で代替開催された2011年を除く、過去10回のデータを元に傾向をチェックしてみよう。

伏兵にも要注意

対象とした10回のスプリングSでは、単勝「1番人気」馬の3着内率が100%で、それら10頭の単勝オッズはすべて「3.9倍以下」だった。今年も「3.9倍以下の1番人気馬」がいたら、その信頼度は高いと考えていいだろう。それに対し、2番人気馬は連対したのが2010年のアリゼオ(1着)だけと不振気味。その他で目立っているのは、単勝人気で見ると4勝を挙げている「4〜6番人気」、単勝オッズで見ると3勝を挙げている「10.0〜14.9倍」のエリアだ。〔表1〕〔表2〕

〔表1〕単勝人気別成績(2011年を除く過去10回)

単勝人気別成績(2011年を除く過去10回)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-4-3-0 30.0% 70.0% 100%
2番人気 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
3番人気 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
4〜6番人気 4-1-2-23 13.3% 16.7% 23.3%
7〜9番人気 0-1-0-29 0% 3.3% 3.3%
10、11番人気 0-2-2-16 0% 10.0% 20.0%
12番人気以下 0-0-0-32 0% 0% 0%

〔表2〕単勝オッズ別成績(2011年を除く過去10回)

単勝オッズ別成績(2011年を除く過去10回)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 2-4-2-0 25.0% 75.0% 100%
3.0〜4.9倍 1-0-3-4 12.5% 12.5% 50.0%
5.0〜6.9倍 3-2-2-6 23.1% 38.5% 53.8%
7.0〜9.9倍 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
10.0〜14.9倍 3-0-0-5 37.5% 37.5% 37.5%
15.0〜19.9倍 0-0-1-7 0% 0% 12.5%
20.0〜29.9倍 0-1-0-15 0% 6.3% 6.3%
30.0〜49.9倍 0-1-2-16 0% 5.3% 15.8%
50.0〜99.9倍 0-1-0-22 0% 4.3% 4.3%
100倍以上 0-0-0-28 0% 0% 0%

前走のレース別成績に特徴あり

対象とした10回のスプリングSにおいて前走が「朝日杯FS」だった馬は、8頭が出走して1着と2着が各1頭だけとなっているが、3着内率では62.5%と高い数値をマークしている。また、「共同通信杯」組や「きさらぎ賞」組からも好走馬が多く出ており、これら2レースは連対率で「朝日杯FS」組を上回っている。ただし、前記した3レース以外の重賞から臨んだ馬は不振。また、前走が500万下クラスのレースだった馬の中では、「芝2000m」のレースから臨んだ馬が好成績となっているのが特徴的だ。〔表3〕

〔表3〕前走のレース別成績(2011年を除く過去10回)

前走のレース別成績(2011年を除く過去10回)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
朝日杯FS 1-1-3-3 12.5% 25.0% 62.5%
共同通信杯 2-3-1-10 12.5% 31.3% 37.5%
きさらぎ賞 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
その他の重賞 1-0-1-33 2.9% 2.9% 5.7%
芝のオープン特別 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8%
ダートのオープン特別 0-0-0-9 0% 0% 0%
芝2000mの500万下 2-1-2-7 16.7% 25.0% 41.7%
その他の500万下 1-2-1-28 3.1% 9.4% 12.5%
新馬・未勝利 0-0-0-7 0% 0% 0%
  • 備考:朝日杯FSは中山競馬場で行われていた2013年以前を含む

中山または阪神で勝利していた馬に要注目

対象とした10回のスプリングSでは、「5走前までに、中山または阪神の芝コースで勝利したことがあった」という馬が、2009年を除いて連対している。さらに、2010年以降はその成績を持っている馬が1頭ずつ連対している。今年も出走馬の近走成績をチェックしておくことをおすすめしたい。〔表4〕

※表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕5走前までに、中山または阪神の芝コースで勝利したことがあったスプリングS連対馬一覧(2011年を除く過去10回)

5走前までに、中山または阪神の芝コースで勝利したことがあったスプリングS連対馬一覧(2011年を除く過去10回)
年度 着順 馬名 勝利していたレース
2006年 1着 メイショウサムソン 5走前 阪神 野路菊S
2着 フサイチリシャール 2走前 中山 朝日杯FS
2007年 2着 マイネルシーガル 前走 中山 ジュニアC
2008年 2着 フローテーション 4走前 阪神 新馬
2010年 1着 アリゼオ 2走前 中山 ホープフルS
2012年 2着 ディープブリランテ 3走前 阪神 新馬
2013年 1着 ロゴタイプ 前走 中山 朝日杯FS
2014年 2着 アジアエクスプレス 前走 中山 朝日杯FS
2015年 2着 リアルスティール 2走前 阪神 新馬
2016年 1着 マウントロブソン 2走前 中山 未勝利
  • 備考:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載
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初の連対が東京競馬場だった馬が3連勝中

過去3年のスプリングSの優勝馬には、「初めて連対したレースが東京競馬場のレースだった」という共通点がある。それら3頭が連対していたレースは時期も距離もバラバラだが、総合力が必要と言われる東京競馬場で好走した実績がある馬には、今年も注目するべきかもしれない。〔表5〕

(浅野靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬は初めて連対したレースが東京競馬場のレースだった

過去3年の優勝馬は初めて連対したレースが東京競馬場のレースだった
年度 優勝馬 初めて連対したレース
2014年 ロサギガンティア 3走前 東京 未勝利 1着
2015年 キタサンブラック 2走前 東京 新馬 1着
2016年 マウントロブソン 4走前 東京 新馬 2着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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