今週の注目レース

フェブラリーステークス(GI)

東京競馬場 1600m(ダート)定量 4歳以上オープン

出走馬情報

カフジテイク

牡5歳

調教師:湯窪幸雄(栗東)

  • 父:プリサイスエンド
  • 母:テイクザケイク
  • 母の父:スキャン
ここに注目!

前走の根岸Sでは、メンバー最速となる上がり3ハロン34秒5(推定)の豪脚を発揮して鮮やかに差し切り勝ちを決め、圧巻のパフォーマンスを披露。昨秋以降の充実ぶりは目を見張るものがあり、今回、GI でも主役候補の一頭に挙げられる。

3か月の休み明けだった昨秋のオープン特別・グリーンチャンネルC(東京・ダート1400m)で、4コーナー15番手から豪快に突き抜けて6勝目をマーク。3走前の武蔵野Sでは、メンバー中最速となる上がり3ハロン34秒2(以下推定)の切れ味で3着に食い込み、前々走のチャンピオンズCでは勝ち馬から0秒2差の4着に健闘した。1番人気に支持された前走の根岸Sは、スタートで後手を踏んだものの、レースの上がり3ハロンタイム(36秒1)を1秒6も上回る抜群の瞬発力で前を捕らえて重賞初制覇を飾った。距離は全7勝中6勝を挙げているダート1400mがベストだろうが、本格化を果たした今なら200mの延長も心配は無用だ。

コパノリッキー

牡7歳

調教師:村山明(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:コパノニキータ
  • 母の父:ティンバーカントリー
ここに注目!

2014年、2015年の本レース連覇をはじめ、ここまでGI・JpnI 8勝をマーク。今年で7歳を迎えたが年齢的な衰えは感じられない。もまれ弱さがあるだけに、いかにスムーズな競馬ができるかが鍵となる。

4歳時の2014年フェブラリーSを皮切りに、5歳時までにGI・JpnI 5勝を挙げた。6歳時の昨年は、かしわ記念(JpnI、船橋・ダート1600m)を2番手から鮮やかに抜け出して3馬身差で快勝すると、続く帝王賞(JpnI、大井・ダート2000m)では、早め先頭から力強く押し切って3馬身1/2差の快勝。秋初戦のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI、盛岡・ダート1600m)では、1分33秒5のコースレコードをマークして後続を完封し、さらにビッグタイトルを積み上げた。その後はひと息の成績が続いているが、もともと成績にムラのあるタイプ。ここでは断然の実績を誇り、本来のパフォーマンスを発揮できれば上位争いが濃厚だ。

モーニン

牡5歳

調教師:石坂正(栗東)

  • 父:Henny Hughes
  • 母:Giggly
  • 母の父:Distorted Humor
ここに注目!

昨年のフェブラリーSを1分34秒0のコースレコード(当時)で優勝し、ダート界の頂点に上り詰めた実力馬。その後は勝ち星を挙げていないが、前走(チャンピオンズC7着)後は、本レースに照準を合わせて順調に調整が進められている。

3歳5月という遅めのデビューから無傷の4連勝を果たすと、重賞初挑戦となった武蔵野Sで3着に好走。昨年初戦の根岸Sでは、正攻法の競馬から早め先頭で押し切って重賞タイトルを獲得した。続くフェブラリーSでは、好位に取りつくと直線で力強く抜け出し、ノンコノユメ(2着)の追撃を寄せつけずに優勝。デビューから282日目でのJRAダートGI 制覇は、史上最速の記録となった。その後は勝ち星を挙げていないが、前々走の武蔵野S(7着)は59kgの別定重量を背負い、前走のチャンピオンズC(7着)は向正面で外から被されて行きっぷりが悪くなったもので、近2走の敗因は明確。GI 馬の栄冠に輝いた今回の舞台で、名誉挽回を図る。

サウンドトゥルー

せん7歳

調教師:高木登(美浦)

  • 父:フレンチデピュティ
  • 母:キョウエイトルース
  • 母の父:フジキセキ
ここに注目!

昨年のチャンピオンズCを勝って2つ目のビッグタイトルを獲得し、同年度のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。ここは前走の川崎記念(JpnI、川崎・ダート2100m、2着)から一気の距離短縮に加えて、芝スタートへの対応も鍵だが、末脚の威力は互角以上だ。

オープンクラス入りを果たしたのが5歳時の2015年2月という遅咲きだが、そこからメキメキと頭角を現し、同年暮れの東京大賞典(GI、大井、ダート2000m)で、ホッコータルマエ(2着)を破ってGI 初制覇を達成。6歳時の昨年もダート路線の王道を歩み、12月のチャンピオンズCでは、後方追走からメンバー中最速となる上がり3ハロン35秒8(推定)の末脚を繰り出し、押し切りを図るアウォーディー(2着)をゴール寸前でクビ差捕らえてJRAのビッグタイトルを手中にした。その後も3着、2着と好調を維持しており、終いにかける脚質で展開に左右されやすいが、ここも侮れない。

ベストウォーリア

牡7歳

調教師:石坂正(栗東)

  • 父:Majestic Warrior
  • 母:Flirtatious Miss
  • 母の父:Mr. Greeley
ここに注目!

フェブラリーSは4年連続の出走になるが、2014年(13着)が中1週のローテーションで、2015年(3着)と2016年(4着)は共に休み明け。根岸S(2着)から中2週の今年は、最も理想的な臨戦過程と言えるだろう。

4歳時の2014年と5歳時の2015年にマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI、盛岡・ダート1600m)連覇を飾り、6歳時の昨年は勝ち星こそなかったが、春はフェブラリーSで4着、かしわ記念(JpnI、船橋・ダート1600m)で3着。秋にはマイルチャンピオンシップ南部杯でコースレコード決着の2着に入り、続くJBCスプリント(JpnI、川崎・ダート1400m)でも2着ときっちり連対を果たした。前走の根岸Sはカフジテイク(1着)の瞬発力に敗れたものの、3着以下には2馬身1/2差をつける中身の濃い2着。今回は実戦を1度使われた上積みが見込めるだけに、有力候補の一頭に挙げられる。

ノンコノユメ

せん5歳

調教師:加藤征弘(美浦)

  • 父:トワイニング
  • 母:ノンコ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

東京・ダート1600mではユニコーンS、武蔵野Sの重賞2勝を含む4勝を挙げ、昨年のフェブラリーSは勝ち馬から0秒2差の2着に好走。昨年の秋はあと一歩の成績だったが、抜群の実績を誇る今回の条件で、捲土重来を期す。

3歳時の一昨年にジャパンダートダービー(JpnI、大井・ダート2000m)を制し、秋には他世代の馬との初対戦だった武蔵野Sで、58kgの別定重量を背負いながら鮮やかな差し切りを決めて見事に優勝。暮れのチャンピオンズCでは、後方追走からレースの上がり3ハロンタイム(37秒9)を1秒2も上回る同36秒7(推定)の末脚で2着に食い込んだ。1番人気に支持された昨年のフェブラリーSは、直線で大外から猛然と追い込んでコースレコード決着の2着に好走。前述の武蔵野S以後は勝ち星を挙げていないが、エンジンのかかりが遅いタイプなので、広くて直線が長い東京・ダートへのコース替わりは歓迎材料。ここは本領発揮が期待される。

ゴールドドリーム

牡4歳

調教師:平田修(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:モンヴェール
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

父は2003年のフェブラリーS優勝馬。母の父は、2001年のジャパンカップダートを破格のJRAレコードで圧勝したクロフネを輩出。本馬も、ダート界の頂点に立てるだけの資質を秘めていそうだ。

昨年6月のユニコーンSで直線の追い比べをクビ差制して重賞タイトルを獲得。続くジャパンダートダービー(JpnI、大井・ダート2000m)では3着に入った。4か月の休み明けで挑んだ秋初戦の武蔵野Sは、勝ち馬に逃げ切りを許したものの、直線の入り口で前が壁になるシーンがありながらも2着まで追い込み、“負けて、なお強し”を印象付けた。前走のチャンピオンズC(12着)は、スタートで後手を踏み、道中で脚を使う展開になったことが敗因で、決して力負けではない。ここまで2勝、2着1回の東京・ダート1600mに舞台が替わる今回、あらためて注目したい。

ケイティブレイブ

牡4歳

調教師:目野哲也(栗東)

  • 父:アドマイヤマックス
  • 母:ケイティローレル
  • 母の父:サクラローレル
ここに注目!

ダート1600mの勝ち鞍こそないが、昨年2月のオープン特別・ヒヤシンスS(東京)では、厳しい流れを先行策から0秒4差の4着にしぶとく粘っており、距離をこなせないわけではない。上位進出も十分に可能だろう。

昨春の兵庫チャンピオンシップ(JpnII、園田・ダート1870m)で、ゴールドドリーム(2着)を7馬身突き放して重賞初制覇を果たすと、続くジャパンダートダービー(JpnI、大井・ダート2000m)では2着に逃げ粘った。秋には白山大賞典(JpnIII、金沢・ダート2100m)を快勝すると、断然の1番人気に支持された浦和記念(JpnII、浦和・ダート2000m)では、早め先頭から後続を4馬身突き放して重賞3勝目を挙げた。近2走は勝ち馬から離されており、レースぶりは少しもの足りないが、ダートの現4歳世代ではトップクラスの実力馬。久々のマイル戦でもスピード負けしなければ、あっと言わせるシーンを作れそうだ。

(京増 真臣)

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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