今週の注目レース

京都牝馬ステークス(GIII)

京都競馬場 1400m(芝・外)別定 (牝) 4歳以上オープン

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春の4歳以上の牝馬路線を占う戦い

京都牝馬Sは昨年から開催時期が繰り下げられた上、距離が芝1400mに変更されたが、春の4歳以上の女王決定戦となるヴィクトリアマイルへ向けた重要な一戦であることに変わりはない。今回は、開催時期・距離が変更されてまだ2年目ということもあり、2007〜2016年に京都・芝1400mで行われた2歳限定戦を除くオープンクラスの39レースと、同期間の1〜3月に行われた牝馬限定重賞20レースの結果を参考に、ヒントになりそうな傾向をピックアップする。

逃げ馬に注目

2007〜2016年に京都・芝1400mで行われた2歳限定戦を除くオープンクラスの39レースを対象に4コーナーの位置別成績をまとめると、4コーナーを「先頭」で通過していた馬が好走率でトップに立ち、3着内率では46.2%と上々の数値を叩き出している。「2〜5番手」組と「6〜9番手」組は接近した数値となっているが、全体的に4コーナーを前方で通過したグループほど数値が高くなる傾向にあることから、前めのポジションでレースを進められそうな馬に注目すべきだろう。〔表1〕

〔表1〕4コーナーの位置別成績

4コーナーの位置別成績
4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 6-5-7-21 15.4% 28.2% 46.2%
2〜5番手 16-14-11-132 9.2% 17.3% 23.7%
6〜9番手 12-13-12-126 7.4% 15.3% 22.7%
10番手以下 5-7-9-179 2.5% 6.0% 10.5%
  • 備考:2007〜2016年に京都競馬場芝1400mで行われた2歳限定戦を除くオープンクラスの39レースを対象とした
  • 備考:競走を中止した馬を除く

伏兵馬の台頭にも警戒せよ

2007〜2016年に京都・芝1400mで行われた2歳限定戦を除くオープンクラスの39レースを対象に単勝人気別成績を調べると、「1番人気」に支持された馬が勝率42.1%と断トツの数値をマークしている。しかし、2着と3着に「6〜9番人気」の馬がそれぞれ11頭入るなど、下位人気馬の台頭も少なくない。昨年の京都牝馬Sでも1番人気のクイーンズリングが優勝し、2着には6番人気のマジックタイムが入っている。今年も上位人気馬だけでなく、伏兵視されている馬の台頭も警戒しておいた方がよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕単勝人気別成績

単勝人気別成績
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 16-5-2-15 42.1% 55.3% 60.5%
2番人気 7-7-6-19 17.9% 35.9% 51.3%
3番人気 4-6-2-27 10.3% 25.6% 30.8%
4番人気 2-2-4-31 5.1% 10.3% 20.5%
5番人気 2-2-1-34 5.1% 10.3% 12.8%
6〜9番人気 5-11-11-128 3.2% 10.3% 17.4%
10番人気以下 3-6-13-204 1.3% 4.0% 9.7%
  • 備考:2007〜2016年に京都競馬場芝1400mで行われた2歳限定戦を除くオープンクラスの39レースを対象とした
  • 備考:競走を中止した馬を除く

連対率と3着内率で5・6歳馬が上位

2007〜2016年の1〜3月に行われた4歳以上の牝馬限定重賞20レースの年齢別成績を調べると、勝率では「4歳」がわずかにトップに立っているが、連対率・3着内率では「5歳」がトップで、それに「6歳」が続いている。昨年の京都牝馬Sは4歳のクイーンズリングが優勝し、2着が5歳のマジックタイム、3着が6歳のウインプリメーラで決着した。1〜3月の牝馬限定重賞では、「5・6歳」馬が連対率と3着内率で上位となっていることは、覚えておいても損はないだろう。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕年齢別成績

年齢別成績
年齢 成績 勝率  連対率 3着内率
4歳 8-4-2-89 7.8% 11.7% 13.6%
5歳 7-10-7-72 7.3% 17.7% 25.0%
6歳 4-7-7-70 4.5% 12.5% 20.5%
7歳以上 1-0-3-25 3.4% 3.4% 13.8%
  • 備考:2007〜2016年の1〜3月に行われた4歳以上の牝馬限定重賞20レースを対象とした
  • 備考:2014年の中山牝馬Sは2着同着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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