今週の注目レース

ダイヤモンドステークス(GIII)

東京競馬場 3400m(芝)ハンデ 4歳以上オープン

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春の天皇賞につながる長距離レース

ダイヤモンドSは、春の長距離王決定戦・天皇賞(春)を頂点とする長距離重賞路線の一角を占める一戦だ。2007年の2着馬エリモエクスパイアが同年の天皇賞(春)で2着、2014・2015年と連覇を飾ったフェイムゲームが2015年の天皇賞(春)で2着と好走を果たしている。また、負担重量がハンデキャップという条件を生かして台頭する馬がよく見られるのもこのレースの特徴。そういった部分を含めて、まずは過去10年の結果からレースの傾向を見ていこう。

単勝人気とオッズに注目

過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝1番人気馬は6勝をマーク。単勝オッズ別成績で見ると2.9倍以下の3頭が全て1着になっている。その他では、2番人気馬も上々の成績を残しているが、3番人気馬が1頭も連対していない点は気になるところだ。また、3着馬を見てみると、10頭中8頭が6番人気以下の馬で、そのうち6頭は単勝オッズが10倍以上だった。〔表1〕〔表2〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-1-0-3 60.0% 70.0% 70.0%
2番人気 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
3番人気 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
4番人気 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
5番人気 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
6〜10番人気 0-2-7-41 0% 4.0% 18.0%
11番人気以下 1-1-1-48 2.0% 3.9% 5.9%

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 3-0-0-0 100% 100% 100%
3.0〜3.9倍 2-1-1-2 33.3% 50.0% 66.7%
4.0〜6.9倍 4-4-1-15 16.7% 33.3% 37.5%
7.0〜9.9倍 0-1-2-13 0% 6.3% 18.8%
10.0〜19.9倍 0-3-3-23 0% 10.3% 20.7%
20.0倍以上 1-1-3-68 1.4% 2.7% 6.8%

負担重量別の成績に注意

ダイヤモンドSはハンデキャップ戦だが、過去10年の負担重量別成績をチェックしてみると、全体的に負担重量が重い馬の方が良好な成績となっている。ただし、3着には50〜52kgの範囲から5頭が入っており、その5頭は全て単勝7番人気以下だった。また、52kgで3着に入った2頭は共に4歳牡馬で、50〜51kgで3着に入った3頭はいずれも6歳牡馬だった。〔表3〕

〔表3〕負担重量別成績(過去10年)

負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
49kg以下 0-0-0-8 0% 0% 0%
50〜52kg 0-1-5-22 0% 3.6% 21.4%
53kg 2-2-0-21 8.0% 16.0% 16.0%
54kg 1-0-2-23 3.8% 3.8% 11.5%
55kg 2-2-2-16 9.1% 18.2% 27.3%
56〜56.5kg 1-3-1-20 4.0% 16.0% 20.0%
57〜57.5kg 3-0-0-8 27.3% 27.3% 27.3%
58〜58.5kg 1-2-0-3 16.7% 50.0% 50.0%

年齢別の成績もチェック

過去10年のダイヤモンドSでもっとも好成績を挙げているのは4歳馬。その3着内率は44.4%と、他の年齢の倍以上の数値となっている。また、5歳馬も4勝を挙げているが、2着がゼロという点は興味深い。ちなみに、8歳以上の馬が出走することも多い一戦だが、過去10年では2着が2回だけ(2013年ジャガーメイル=9歳、2014年セイクリッドバレー=8歳)。なお、過去66回の歴史において、8歳以上の馬が優勝したことは一度もない。〔表4〕

〔表4〕年齢別成績(過去10年)

年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 4-4-4-15 14.8% 29.6% 44.4%
5歳 4-0-1-31 11.1% 11.1% 13.9%
6歳 1-2-3-25 3.2% 9.7% 19.4%
7歳 1-2-1-21 4.0% 12.0% 16.0%
8歳 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
9歳以上 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%

近走の成績に要注目

過去10年のダイヤモンドSでは、4走前までに「重賞で3着、または条件クラスのレースを単勝1、2番人気で3着」という経歴を持つ馬が毎年1頭だけ連対している。今年もそういう戦歴を残している馬が出走してきたら、注目してみると面白いかもしれない。〔表5〕

(浅野靖典)

※表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕4走前までに「重賞で3着、または条件クラスのレースを単勝1、2番人気で3着」になっていた、ダイヤモンドS連対馬一覧(過去10年)

4走前までに「重賞で3着、または条件クラスのレースを単勝1、2番人気で3着」になっていた、ダイヤモンドS連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2007年 2着 エリモエクスパイア 2走前 古都S(1600万下) 1番人気 3着
2008年 1着 アドマイヤモナーク 3走前 ステイヤーズS 5番人気 3着
2009年 1着 モンテクリスエス 4走前 鳴滝特別(1000万下) 2番人気 3着
2010年 1着 フォゲッタブル 4走前 セントライト記念 7番人気 3着
2011年 2着 コスモヘレノス 3走前 アルゼンチン共和国杯 9番人気 3着
2012年 2着 ギュスターヴクライ 4走前 高雄特別(1000万下) 1番人気 3着
2013年 1着 アドマイヤラクティ 前走 アメリカJCC 2番人気 3着
2014年 1着 フェイムゲーム 前走 アメリカJCC 6番人気 3着
2015年 2着 ファタモルガーナ 3走前 新潟記念 7番人気 3着
2016年 1着 トゥインクル 2走前 ステイヤーズS 4番人気 3着
  • 備考:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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