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クラシック開幕を飾る牝馬第一冠!「第70回桜花賞」
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データ分析

クラシック開幕を飾る牝馬第一冠!「第70回 桜花賞」

春のクラシックシーズンの幕開けを告げるのがこの桜花賞。一昨年には単勝12番人気のレジネッタが優勝、2着にも同15番人気のエフティマイアが入り、クラシック史上最高の払戻金となる3連単700万2920円の特大万馬券となった。昨年こそ断然人気のブエナビスタが優勝しているが、キャリアの浅い3歳牝馬の一戦とあって、波乱の要素を多分に秘めている。第70代“桜の女王”に輝くのはどの馬か? 過去10年の結果を検証しながら、今年の行方に迫っていこう!






HIGHLOW
チューリップ賞組、フラワーC組が好成績!

まず、前走のレース別成績を調べると、優勝馬10頭は「チューリップ賞」、「フィリーズレビュー」、「アネモネS」、「フラワーC」の4レースいずれかに出走していた点に注目したい。出走頭数の多い中では「チューリップ賞」組、「フラワーC」組が勝率10%超、連対率でも20%超の好成績を収めている。また、上記4レースはすべて3月に行われたステップレースだった。一方で、3着以内馬4頭を送り出している「クイーンC」組をはじめ、前走が2月以前のレースだったグループからは、まだ優勝馬が出ていない。〔表1〕
〔表1〕 前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
チューリップ賞 5-4-2-31 11.9% 21.4% 26.2%
フラワーC 2-1-0-9 16.7% 25.0% 25.0%
フィリーズレビュー 2-1-2-52 3.5% 5.3% 8.8%
アネモネS 1-0-2-22 4.0% 4.0% 12.0%
阪神ジュベナイルフィリーズ 0-1-0-0 0% 100% 100%
エルフィンS 0-1-0-1 0% 50.0% 50.0%
クイーンC 0-1-3-13 0% 5.9% 23.5%
500万下のレース 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0%
その他のレース 0-0-1-17 0% 0% 5.6%

地方競馬のレースを含む。
阪神ジュベナイルフィリーズは阪神3歳牝馬S、フィリーズレビュー は4歳牝馬特別を含む

前走3着以内馬が断然!

前走の着順別成績では、過去10年の3着内馬30頭中、24頭が前走「3着以内」のグループだった。前走「6着以下」だったグループから、このレースで優勝した馬は、2000年のチアズグレイス(前走チューリップ賞10着)と2002年のアローキャリー(前走アネモネS8着)の2頭。しかも、敗れたそのレースでそれぞれ「単勝1番人気」に推されていたことは、覚えておいても損はないだろう。〔表2〕
〔表2〕 前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-5-5-41 8.9% 17.9% 26.8%
2着 2-1-3-33 5.1% 7.7% 15.4%
3着 1-1-1-20 4.3% 8.7% 13.0%
4着 0-2-0-6 0% 25.0% 25.0%
5着 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
6〜9着 1-1-0-19 4.8% 9.5% 9.5%
10着以下 1-0-0-23 4.2% 4.2% 4.2%

地方競馬での成績を含む

ノーマークは禁物の前走1番人気!

前走の単勝人気別成績では、前走で「1番人気」に推されていた馬が、勝率で19.4%、3着内率でも38.9%と高い数値をマークしていた。しかも3着以内馬30頭中、半数近い14頭が前走「1番人気」だったことからも、ノーマークは禁物と言えるだろう。3着内率25.9%で次点につけているのが前走「2番人気」の馬で、前走で上位人気に推されていた馬は、チェックが欠かせない。また、前走「2番人気以下」で優勝したのは、2006年キストゥヘヴン(前走フラワーC6番人気1着)、2007年ダイワスカーレット(前走チューリップ賞2番人気2着)、2008年レジネッタ(前走フィリーズレビュー4番人気3着)で、前走が重賞で3着以内の好成績を収めていた点も、要チェックだろう。〔表3〕
〔表3〕 前走の人気別成績(過去10年)

前走の人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-3-4-22 19.4% 27.8% 38.9%
2番人気 1-2-4-20 3.7% 11.1% 25.9%
3番人気 0-2-1-22 0% 8.0% 12.0%
4番人気 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
5番人気 0-1-0-16 0% 5.9% 5.9%
6〜9番人気 1-1-1-35 2.6% 5.3% 7.9%
10番人気 0-1-0-21 0% 4.5% 4.5%

地方競馬での成績を含む
近年重要性を増す、芝1600m以上での実績!

芝の1600m以上におけるレース実績を調べたのが〔表4〕と〔表5〕。阪神競馬場の馬場改修工事が完成したのが2006年の暮れ。つまり桜花賞が新設された阪神・芝1600mの外回りコースで行われるようになったのが2007年以降の過去3年間だ。そこで、新設前の〔表4〕と、新設後の〔表5〕を比べてみると、芝の1600m以上での実績の有無が、ハッキリと結果に表れるようになった。芝1600m以上の距離で勝ち星のなかった馬は、2006年以前では7頭が連対しているが、2007年以降は21頭が出走して3着以内馬ゼロ(未経験だった馬を合わせれば、28頭出走で3着以内馬ゼロ)と苦戦を強いられている。今年もこの傾向が続くのか注目してみたい。

(河野道夫)

〔表4〕 芝1600m以上のレースでの勝利数別成績(2000年〜2006年)

勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
0勝 3-4-0-53 5.0% 11.7% 11.7%
1勝 1-1-2-28 3.1% 6.3% 12.5%
2勝 2-1-2-13 11.1% 16.7% 27.8%
3勝 1-1-2-1 20.0% 40.0% 80.0%
未経験 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
〔表5〕 芝1600m以上のレースでの勝利数別成績(2007年〜2009年)

勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
0勝 0-0-0-21 0% 0% 0%
1勝 1-1-1-8 9.1% 18.2% 27.3%
2勝 1-1-1-5 12.5% 25.0% 37.5%
3勝 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
4勝 0-1-0-0 0% 100% 100%
未経験 0-0-0-7 0% 0% 0%

出走馬プロフィール


HIGHLOW
阪神競馬場では第70回桜花賞(GI)(4月11日 阪神・芝1,600m フルゲート18頭)が行われます。昨年の2歳女王アパパネ(牝3 父:キングカメハメハ 美浦・国枝栄)、前走のクイーンCで重賞初制覇を果たしたアプリコットフィズ(牝3 父:ジャングルポケット 美浦・小島太)、フィリーズレビューの覇者サウンドバリアー(牝3 父:アグネスデジタル 栗東・安達昭夫)、チューリップ賞を制したショウリュウムーン(牝3 父:キングカメハメハ 栗東・佐々木晶三)などが出走を予定しています。

参考レース



競走成績・レース映像
2010年3月6日
第17回 チューリップ賞(GIII)

優勝:ショウリュウムーン
2着:アパパネ
3着:エーシンリターンズ



競走成績・レース映像
2010年3月13日
アネモネS

優勝:ギンザボナンザ
2着:アニメイトバイオ
3着:ミオリチャン


競走成績・レース映像
2010年3月14日
第44回 フィリーズレビュー(GII)

優勝:サウンドバリアー
2着:ラナンキュラス
3着:レディアルバローザ



競走成績・レース映像
2010年3月20日
第24回 フラワーC(GIII)

優勝:オウケンサクラ
2着:コスモネモシン
3着:サンテミリオン

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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