


| レース間隔をあけながら使われてきている馬だが、デビューからの3戦すべてで高いパフォーマンスを見せてきた。特に中間の調教を強化し、マイナス4キロでも馬体はむしろたくましくなっていた前走の紅梅S(京都・芝1400m)は、直線で鞍上の浜中俊騎手が追い出しを待つほどの余裕がある勝ちっぷり。中尾秀正調教師も「こういう馬が大きいレースに行くんだね。夢が広がる内容だった」と、大きな手応えを感じているようだ。試金石となる今回のレースでも、楽しみの方が大きい。 |
|



| 勝ち鞍は未勝利(京都・芝1600m)のわずか1勝ながら、ファンタジーS2着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着と、レースのレベルが上がってもパフォーマンスが落ちない、超堅実派。しかし、同じ松田博資厩舎のタガノエリザベートと併せ馬をすれば、常に遅れてしまう“実戦タイプ”という背景もまた面白い。「こんな馬は珍しいよ。どこで力を入れるべきか、わかっているみたいだ」と、苦笑する松田博資調教師。今回も、大崩れすることなく上位争いに加わってくるだろう。 |
|



| 昨年暮れの未勝利(阪神・芝1800m)を快勝後、続く前走のエルフィンS(京都・芝1600m)ではヴィクトリーマーチの追撃を半馬身退け、2勝目をマーク。オープン特別を勝っての収得賞金の加算は、先を見据えた調整ができるという点でも、かなりのアドバンテージと言える。母エイシンサンサンは小倉3歳S(現小倉2歳S)の勝ち馬だが、息の長い活躍をした馬で、6歳(現5歳)時に2勝をマーク、エリザベス女王杯で3着に入るなど、現役後半期の方が成績は充実していた。馬体、走りともに母の面影を残す同馬も、真価を発揮するのはこれからのはずだ。 |
|