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今年最後を飾るグランドフィナーレ!「第54回 有馬記念」
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データ分析
今年最後を飾るグランドフィナーレ!「第54回 有馬記念」
ファン投票で選ばれた人気馬を中心に、個性豊かなトップホースが激闘を繰り広げる有馬記念は、いまや日本の年末を代表する国民的なビッグイベントとなっている。過去10年で単勝1番人気馬が6勝をマークしている一方、2007年は3連単80万880円、翌2008年も3連単98万5580円の超高配当決着。果たして、今年はどのような結末が待っているのだろうか? ここでは、過去10年のレース結果から、好走馬に共通する傾向を分析していこう。






HIGHLOW


前走もGI だった馬が中心!

過去10年の3着以内馬30頭中、全体の8割に当たる延べ24頭は、前走で「JRAのGI・JpnI」に出走していた。前走が「JRAのGI・JpnI 以外」だった馬は、〔1・3・2・38〕(3着内率13.6%)と苦戦している。また、前走が「JRAのGI・JpnI 以外」だった馬のうち、2004年2着のタップダンスシチーと2006年2着のポップロックは、前走が「海外のG1」だった。下半期のGI・JpnI 戦線を締めくくる大一番だけに、前走がビッグレースだった馬を重視したい。〔表1〕
〔表1〕 前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
JRAのGI・JpnI 9-7-8-75 9.1% 16.2% 24.2%
JRAのGII・JpnII 1-0-2-21 4.2% 4.2% 12.5%
JRAのGIII・JpnIII 0-1-0-12 0% 7.7% 7.7%
その他のJRAのレース 0-0-0-3 0% 0% 0%
海外のレース 0-2-0-2 0% 50.0% 50.0%

前走ジャパンカップ組はココに注目!

過去10年の出走馬143頭中、全体の4割強にあたる延べ63頭は、前走で「ジャパンカップ」に出走していた。前走「その他のレース」組に比べると、勝率・連対率でわずかにリードしているものの、3着内率では逆転されている。〔表2〕

次に、前走が「ジャパンカップ」だった馬のうち、そのレースで「3着以内」に好走していた馬は、連対率42.1%と優秀な成績を収めていた。国内外の強豪を相手にジャパンカップで善戦した馬は、この有馬記念でも上位に食い込む可能性が高いようだ。〔表3〕

また、前走が「ジャパンカップ」だった馬のうち、そのレースで出走メンバー中「3位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬も、連対率40.0%と優秀な成績を収めていた。2008年に単勝14番人気で2着となったアドマイヤモナークは、前走のジャパンカップで12着に敗れていたものの、上がり3ハロンタイム(推定)は出走メンバー中2位タイだった。たとえ着順が悪くとも、レース終盤の脚色が目立っていた馬は要注意だ。〔表4〕
〔表2〕 前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
ジャパンカップ 6-4-3-50 9.5% 15.9% 20.6%
その他のレース 4-6-7-63 5.0% 12.5% 21.3%

〔表3〕 前走がジャパンカップだった馬の、そのレースでの着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 6-2-0-11 31.6% 42.1% 42.1%
4着以下 0-2-3-39 0% 4.5% 11.4%

〔表4〕 前走がジャパンカップだった馬の、そのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績(過去10年)

前走の上がり3ハロンタイム順位 成績 勝率 連対率 3着内率
3位以内 5-3-0-12 25.0% 40.0% 40.0%
4位以下 1-1-3-38 2.3% 4.7% 11.6%

上位人気馬は前走の着順と脚質に注目!

“単勝「3番人気以内」だった馬”について、前走の着順別成績を調査したところ、前走で「4着以下」だった馬の優勝はなく、3着内率も前走で「3着以内」だった馬の半分以下にとどまっていた。前評判が高い馬でも、前走で上位の成績を挙げられなかった馬は評価を下げたい。〔表5〕

また、“単勝3番人気以内、かつ前走がJRAのレースだった馬”について、そのレースでの4コーナーの位置別成績を調査したところ、前走の4コーナーを「6番手以下」で通過した馬は、3着内率60.0%と高い数値を残していた。上位人気に支持された馬は、先団でレースを進めるタイプより、最後の直線で追い込んでくるタイプの方が信頼できるようだ。〔表6〕
〔表5〕 単勝3番人気以内だった馬の、前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 8-3-1-10 36.4% 50.0% 54.5%
4着以下 0-1-1-6 0% 12.5% 25.0%
8-4-2-16 26.7% 40.0% 46.7%

〔表6〕 単勝3番人気以内、かつ前走がJRAのレースだった馬の、そのレースでの4コーナーの位置別成績(過去10年)

前走の4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
5番手以内 2-1-1-10 14.3% 21.4% 28.6%
6番手以下 6-2-1-6 40.0% 53.3% 60.0%

内枠有利!

枠番別成績を調査したところ、「1〜4枠」の3着内率が30.8%だったのに対し、「5〜8枠」の3着内率は12.8%にとどまっていた。芝2500mの長丁場だが、スタート直後にカーブを迎えるコース設定、さらに1周1667m(内回り、Aコース使用時)とやや小回りなコース形態の影響もあって、内枠の方が上位に食い込みやすいのかもしれない。〔表7〕

〔表7〕 枠番別成績(過去10年)

枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜4枠 7-6-7-45 10.8% 20.0% 30.8%
5〜8枠 3-4-3-68 3.8% 9.0% 12.8%

<番外編>
大型馬が優勢!


過去10年の3着以内馬30頭中、全体の8割弱にあたる延べ23頭は、出走時の馬体重が「480キロ以上」だった。優勝馬10頭の馬体重を見ても、「480キロ未満だったのは2006年のディープインパクト(438キロ)だけである。2002年、2003年と連覇を果たしたシンボリクリスエスは、デビュー以来520kgを切ったことのない大型馬だった。馬体重が発表される際は、前走からの増減だけでなく、馬体重そのものにも注目してみよう。〔表8〕

(伊吹雅也)
〔表8〕 馬体重別成績(過去10年)

馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
480kg未満 1-4-2-45 1.9% 9.6% 13.5%
480kg以上 9-6-8-68 9.9% 16.5% 25.3%

出走馬プロフィール


HIGHLOW
中山競馬場では第54回有馬記念(GI)(12月27日 中山・芝2,500m フルゲート16頭) が行われます。ファン投票2位のブエナビスタ(牝3 父:スペシャルウィーク 栗東・松田博資)、同4位のドリームジャーニー(牡5 父:ステイゴールド 栗東・池江泰寿)、一昨年の勝ち馬マツリダゴッホ(牡6 父:サンデーサイレンス 美浦・国枝栄)、ファン投票9位のリーチザクラウン(牡3 父:スペシャルウィーク 栗東・橋口弘次郎)などがラインナップに名を連ねています。

参考レース



競走成績・レース映像
2009年6月28日
第50回 宝塚記念(GI)

優勝:ドリームジャーニー
2着:サクラメガワンダー
3着:ディープスカイ



競走成績・レース映像
2009年9月27日
第55回 オールカマー(GII)

優勝:マツリダゴッホ
2着:ドリームジャーニー
3着:シンゲン



競走成績・レース映像
2009年10月25日
第70回 菊花賞(JpnI)

優勝:スリーロールス
2着:フォゲッタブル
3着:セイウンワンダー



競走成績・レース映像
2009年11月1日
第140回 天皇賞(秋)(GI)

優勝:カンパニー
2着:スクリーンヒーロー
3着:ウオッカ



競走成績・レース映像
2009年11月8日
第47回 アルゼンチン共和国杯(GII)

優勝:ミヤビランベリ
2着:アーネストリー
3着:ヒカルカザブエ



競走成績・レース映像
2009年11月15日
第34回 エリザベス女王杯(GI)

優勝:クィーンスプマンテ
2着:テイエムプリキュア
3着:ブエナビスタ



競走成績・レース映像
2009年11月29日
第29回 ジャパンカップ (GI)

優勝:ウオッカ
2着:オウケンブルースリ
3着:レッドディザイア



競走成績・レース映像
2009年12月5日
第43回 ステイヤーズS(GII)

優勝:フォゲッタブル
2着:ゴールデンメイン
3着:モンテクリスエス

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。