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2歳の頂点への道は未来のスターホースに続く!「第61回 朝日杯フューチュリティステークス」
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データ分析
2歳の頂点への道は未来のスターホースに続く!
「第61回 朝日杯フューチュリティステークス」
1993年にこのレースを優勝したナリタブライアンは、その翌年にクラシック三冠制覇を達成。過去10年でも、1999年優勝のエイシンプレストンが海外G1を制覇、2001年優勝のアドマイヤドンはダートのGI を6勝、2006年優勝のドリームジャーニーは今年の宝塚記念を制するなど、このレースは2歳王者を争うだけでなく、多くのスターホースを輩出している。ここでは過去10年の結果をひも解きながら、データから今年の行方を占っていこう。






HIGHLOW


前走「重賞」出走馬が優勢!

〔表1〕は前走の条件と着順別に成績を調べたものだが、前走で「重賞」に出走していた馬の活躍が顕著。3着以内馬30頭中、前走が「重賞」だった馬が22頭で、占有率は73.3%にも上る。しかも、このレースで連対を果たした前走「重賞」組は14頭いるが、そのうち12頭が前走の「重賞」で「3着以内」に好走していた。なお、前走の「重賞」で4着以下から巻き返して優勝した2頭は、2004年のマイネルレコルト(前走5着)、2007年のゴスホークケン(前走4着)と、ともに掲示板を確保していたことは覚えておきたい。また、前走が「重賞以外」だった馬で3着以内に入った馬は8頭。そのうち、2001年2着のヤマノブリザード(前走:地方競馬のオープン特別2着)を除く7頭は、いずれも前走「1着」からこのレースに臨んでいたことも、重要なチェックポイントになるだろう。
〔表1〕 前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞 6-8-8-54 7.9% 18.4% 28.9%
重賞1着 3-5-2-13 13.0% 34.8% 43.5%
重賞2着 0-2-4-14 0% 10.0% 30.0%
重賞3着 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
重賞4着以下 2-0-1-20 8.7% 8.7% 13.0%
オープン特別 2-0-2-23 7.4% 7.4% 14.8%
500万下 0-1-0-40 0% 2.4% 2.4%
新馬・未勝利 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
地方のレース 0-1-0-1 0% 50.0% 50.0%

優勝馬は前走「3番人気以内」から!

〔表2〕は前走の単勝人気別成績だが、優勝馬10頭は、すべて前走で「3番人気以内」の支持を集めており、前走「1番人気」だった馬から7頭の優勝馬が出るなど、断然の好成績を残している。しかも3着以内馬30頭中29頭が、前走で「5番人気以内」だった点も要チェック。残る1頭は、1999年に2着に入った笠松競馬所属のレジェンドハンターで、同馬は前走のデイリー杯3歳S(6番人気1着)がJRA初出走だったことから、前走時の評価はあまり高くなかったようだ。
〔表2〕 前走の単勝人気別成績(過去10年)

前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-4-5-35 13.7% 21.6% 31.4%
2番人気 2-2-2-21 7.4% 14.8% 22.2%
3番人気 1-1-2-17 4.8% 9.5% 19.0%
4番人気 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%
5番人気 0-1-1-12 0% 7.1% 14.3%
6〜9番人気 0-1-0-25 0% 3.8% 3.8%
10番人気以下 0-0-0-9 0% 0% 0%

※地方競馬での成績を含む

近年は、前走「芝1600m以上」出走馬が優勢!

前走の距離別成績を調べてみると、3着以内馬30頭中29馬は、すべて前走で「芝1400m以上」のレースに出走していた (残る1頭は、ダート1800mだった前出のヤマノブリザード)。また2003年以降では、前走「芝1400m」組から6頭の3着以内馬が出ているが、そのうち5頭は『京王杯2歳S』出走馬だったことは覚えておきたい(残る1頭は2005年2着のスーパーホーネットで、前走500万下のくるみ賞1着)。ただし、近4年は前走が「芝1800m」だった馬が3勝、「芝1600m」だった馬が1勝と、近年では前走で「1600m」以上のレースに出走していた馬が好成績を残している。〔表3〕
〔表3〕 前走の距離別成績(過去10年)

前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1200m以下 0-0-0-18 0% 0% 0%
芝1400m 3-3-2-47 5.5% 10.9% 14.5%
芝1600m 2-3-4-22 6.5% 16.1% 29.0%
芝1800m以上 5-3-4-30 11.9% 19.0% 28.6%
ダートのレース 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%

※地方競馬での成績を含む

初勝利は2番人気以内で!

初勝利を挙げたレースでの単勝人気順からも、顕著なデータが見られた。〔表4〕のとおり、優勝馬10頭はすべて初勝利時に「2番人気以内」に支持された馬だった。初勝利時に「2番人気以内」だった馬は、このレースの全出走馬中67.3%に当たる105頭に上り、出走頭数が多いことは確かだが、それでも「3番人気以下」からは51頭が出走して優勝例がゼロという事実は見逃せない。初勝利を挙げたレースで「1番人気」だった馬から、3着以内馬20頭が送り出されているように、人気に応えた走りで初勝利を飾った実績は、高い素質の表れと言えそうだ。

(河野道夫)
〔表4〕 初勝利時の単勝人気別成績(過去10年)

初勝利時の
単勝人気 
成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-6-7-50 10.0% 18.6% 28.6%
2番人気 3-1-1-30 8.6% 11.4% 14.3%
3番人気 0-2-2-22 0% 7.7% 15.4%
4番人気 0-1-0-12 0% 7.7% 7.7%
5番人気以下 0-0-0-12 0% 0% 0%

※地方競馬での成績を含む

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。