海外競馬発売
6月18日(火曜)時点
牝4歳
MAGICAL(IRE)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Galileo 1998年生 |
父Sadler's Wells | 父Northern Dancer |
母Fairy Bridge | ||
母Urban Sea | 父Miswaki | |
母Allegretta | ||
母Halfway To Heaven 2005年生 |
父Pivotal | 父Polar Falcon |
母Fearless Revival | ||
母Cassandra Go | 父Indian Ridge | |
母Rahaam |
父ガリレオは英ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどに優勝。代表産駒に英チャンピオンS、英2000ギニーを含む14戦無敗のヨーロッパ年度代表馬フランケル、英1000ギニー、英オークス(以上、G1・イギリス)などを制したヨーロッパ年度代表馬マインディングなど。英愛チャンピオンサイヤーにここ9年連続を含む10回輝いています。
母ハーフウェイトゥヘブンは愛1000ギニー(G1・アイルランド)、ナッソーS、サンチャリオットS(以上、G1・イギリス)の勝ち馬。全姉のロードデンドロンはロッキンジS、フィリーズマイルS(以上、G1・イギリス)、オペラ賞(G1・フランス)の勝ち馬です。
アイルランドのチャンピオントレーナーに20年連続21度も輝くA.P.オブライエン調教師が管理するマジカルは、2歳(2017年)8月にデビュー2戦目(芝1600メートル)で初勝利を挙げると、続く愛デビュターントS(G2。芝1400メートル)を逃げ切って重賞初制覇。その後はG1を3戦して、モイグレアスタッドSが2着、マルセルブーサック賞(フランス)4着、フィリーズマイルS(イギリス)4着と、勝てはしませんでしたがトップレベルの走りを見せました。
3歳時は、4月のグロット賞(G3・フランス)4着の後、7月のキルボーイエステートS(G2。芝1800メートル)を逃げ切って2つ目の重賞タイトルを獲得。続く9月のメイトロンS(G1)では直線で前がふさがる場面もあって4着の後、マイルから2400メートルに一気に距離を延ばして臨んだ凱旋門賞(G1・フランス)は、最後方からの競馬となって勝ったエネイブルから5馬身ほど離された10着に終わりましたが、続いて向かった英チャンピオンズフィリーズ&メアズS(G1・イギリス。芝2390メートル)では中団から直線で鋭く伸びて、ヨークシャーオークス(G1・イギリス)やサンクルー大賞(G1・フランス)で2着の実績があるコロネットに1馬身差をつけて完勝。さらにシーズン最後のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)でもエネイブルに食い下がって3/4馬身差の2着に入りました。
4歳となった今シーズンは、4月のアレッジドS(G3。芝2000メートル)、5月6日のムールズブリッジS(G2。芝2000メートル)、そして7馬身差で圧勝した前走5月26日のタタソールズゴールドC(G1。芝2100メートル)と、いずれも昨年の愛セントレジャー(G1)の勝ち馬フラッグオブオナーを寄せ付けずに3連勝としています。
牡5歳
CRYSTAL OCEAN(GB)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Sea The Stars 2006年生 |
父Cape Cross | 父Green Desert |
母Park Appeal | ||
母Urban Sea | 父Miswaki | |
母Allegretta | ||
母Crystal Star 2000年生 |
父Mark of Esteem | 父Darshaan |
母Homage | ||
母Crystal Cavern | 父Be My Guest | |
母Krisalya |
父シーザスターズは凱旋門賞(G1・フランス)、英ダービー(G1・イギリス)、英2000ギニー(G1・イギリス)などを制したヨーロッパ年度代表馬。代表産駒に英ダービーと愛ダービー(G1・アイルランド)を勝ったハーザンド、英オークスやキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(共にG1・イギリス)を制したタグルーダなど。
半兄ヒルスターはカナディアンインターナショナル(G1・カナダ)を含む重賞3勝。半姉クリスタルカペラもプライドS(G2・イギリス)2回優勝を含む重賞4勝。
英チャンピオントレーナーに輝くこと10回を誇るイギリスのM.スタウト調教師が管理するクリスタルオーシャンは、3歳(2017年)4月にデビュー2戦目(芝2050メートル)で初勝利を挙げ、同年8月にはゴードンS(G3。芝2400メートル)を3馬身半差で勝って重賞初制覇。続く英セントレジャー(G1)ではスタートで少し遅れて後方からの競馬となりましたが、直線でよく伸びて、勝ったカプリから半馬身差の2着に入りました。
昨年は、競り合いを制した4月のゴードンリチャーズS(G3。芝1990メートル)、6馬身差の圧勝だった5月のアストンパークS(G3。芝2400メートル)、そして先行してあっさり抜け出した6月のハードウィックS(G2。芝2390メートル)と重賞3連勝して本格化をアピールすると、7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1)では同厩舎のポエッツワードに差されはしましたが、早め先頭からよく粘ってクビ差の2着に健闘。さらに9月のセプテンバーS(G3)は勝ったエネイブルよりも8ポンド(約3.6キログラム)重い負担重量を背負って3馬身半差の2着に入ると、続く10月の英チャンピオンS(G1)では勝ったクラックスマンからは6馬身離されたものの2着に食い込んでシーズンを終えました。
5歳を迎えた今年は、4月のゴードンリチャーズS(G3。芝1990メートル)を先行策からあっさりと抜け出して2馬身1/4差で制して同レースの連覇を決めると、続く前走5月18日のアストンパークS(G3。芝2400メートル)も先行策から2馬身差で優勝して、このレースも連覇としました。
牝4歳
SEA OF CLASS(IRE)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Sea The Stars 2006年生 |
父Cape Cross | 父Green Desert |
母Park Appeal | ||
母Urban Sea | 父Miswaki | |
母Allegretta | ||
母Holy Moon 2000年生 |
父Hernando | 父Niniski |
母Whatkilyric | ||
母Centinela | 父Caerleon | |
母New Generation |
父シーザスターズは凱旋門賞(G1・フランス)、英ダービー(G1・イギリス)、英2000ギニー(G1・イギリス)などを制したヨーロッパ年度代表馬。代表産駒に英ダービーと愛ダービー(G1・アイルランド)を勝ったハーザンド、英オークスやキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(共にG1・イギリス)を制したタグルーダなど。
半姉チェリーコレクト、チャリティーライン、ファイナルスコアは、全て伊オークス(G2・イタリア)の勝ち馬で本邦輸入馬。チャリティーラインとファイナルスコアはリディアテシオ賞(G1・イタリア)にも優勝。
イギリスのW.ハガス調教師が手掛けるシーオブクラスは、遅生まれ(5月23日)だったこともあってじっくりと成長が待たれ、デビューは3歳になった昨年4月。その初戦は2着に終わりましたが、続く5月のフィリーズトライアルS(リステッド。芝2000メートル)で、後にベルモントオークス招待S(G1・アメリカ)に勝つアシーナを最後方から差し切って初勝利を挙げました。
そこからは連勝街道を歩み、まず6月のジョニールイスメモリアルS(リステッド。芝2000メートル)を後方から楽々と差し切ると、重賞初挑戦となった愛オークス(G1・アイルランド。芝2400メートル)では最後方追走から直線で鋭く伸びて、同期の英オークス馬フォーエバートゥギャザーをゴール前でかわして優勝。さらに8月のヨークシャーオークス(G1。芝2370メートル)でも、前年のこのレースでエネイブルの2着だったコロネットをやはり後方から差し切って4連勝としました。
そして迎えた10月の大一番、凱旋門賞(G1・フランス)ではエネイブルの2着に終わり、連勝はストップしましたが、後方から直線で鋭く伸びて、エネイブルに短クビ差まで迫った走りは大きなインパクトを残しました。
今年は5月のミドルトンS(G3)で始動する予定でしたが、4月に熱発したため大事を取って回避。ここが今季初戦となります。
牡5歳
WALDGEIST(GB)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Galileo 1998年生 |
父Sadler's Wells | 父Northern Dancer |
母Fairy Bridge | ||
母Urban Sea | 父Miswaki | |
母Allegretta | ||
母Waldlerche 2009年生 |
父Monsun | 父Konigsstuhl |
母Mosella | ||
母Waldmark | 父Mark of Esteem | |
母Wurftaube |
父ガリレオは英ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどに優勝。代表産駒に英チャンピオンS、英2000ギニーを含む14戦無敗のヨーロッパ年度代表馬フランケル、英1000ギニー、英オークス(以上、G1・イギリス)などを制したヨーロッパ年度代表馬マインディングなど。英愛チャンピオンサイヤーにここ9年連続を含む10回輝いています。
母ヴァルトレルヒェはペネロープ賞(G3・フランス)に優勝。半妹ヴァルトリートはマルレ賞(G2・フランス)、伯父のマスクトマーヴェルは英セントレジャー(G1・イギリス)の勝ち馬です。
フランスのチャンピオントレーナーにここ2年連続を含む29度も輝くA.ファーブル調教師が管理するヴァルトガイストは、2歳(2016年)10月のクリテリウムドサンクルー(G1。芝2000メートル)を差し切って、デビュー3戦目でG1初制覇を果たしました。
3歳時は、仏ダービー(G1)2着、愛ダービー(G1・アイルランド)4着など善戦はしましたが5戦して未勝利。4歳時の昨年は、シーズン初戦となった4月のアルクール賞(G2)では5着に終わりましたが、続く5月のエドヴィル賞(G3。芝2400メートル)を差し切って久々に勝利を手にすると、ここから6月のシャンティイ大賞(G2。芝2400メートル)、7月のサンクルー大賞(G1。芝2400メートル)、そして9月のフォワ賞(G2。芝2400メートル)と芝2400メートルの重賞を4連勝しました。
しかし、その後は10月の凱旋門賞(G1)でエネイブルから約1馬身3/4差の4着に終わると、続く11月のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)は直線で伸びを欠いてエネイブルから10馬身以上も離された5着、そして12月の香港ヴァーズ(G1・香港)でもエグザルタントから4馬身半差の5着に敗れてシーズンを終えました。
5歳を迎えた今年も現役を続行。シーズン初戦となった前走4月28日のガネー賞(G1。芝2100メートル)では5頭立ての3番手追走から直線で鋭く伸びて、昨年の仏ダービー(G1)優勝馬スタディオブマン(2着)に4馬身半差をつけて快勝しました。
せん7歳
DESERT ENCOUNTER(IRE)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Halling 1991年生 |
父Diesis | 父Sharpen Up |
母Doubly Sure | ||
母Dance Machine | 父Green Dancer | |
母Never a Lady | ||
母La Chicana 2007年生 |
父Invincible Spirit | 父Green Desert |
母Rafha | ||
母Always Friendly | 父High Line | |
母Wise Speculation |
父ホーリングは英インターナショナルS(G1・イギリス)連覇を含む5つのG1に優勝。代表産駒にドバイシーマクラシック(G1・UAE)の勝ち馬ジャックホブス、パリ大賞(G1・フランス)優勝のキャバルリーマンなど。
祖母のオールウェイズフレンドリーはプリンセスロイヤルS(G3・イギリス)の勝ち馬で、ロワイヤルオーク賞(G1・フランス)でも2着に入っています。
イギリスのD.シムコック厩舎に所属するデザートエンカウンターは、3歳(2015年)10月にデビューから4戦目(芝2450メートル)で初勝利。4歳時はスタンドC(リステッド)で2着に入りました。
続く5歳時は、シーズン初戦となった5月のバックハウンズS(リステッド。芝2390メートル)を鮮やかに差し切って勝利すると、タップスターS(リステッド)2着を挟んで向かった7月のエクリプスS(G1)では最後方から追い込んでユリシーズの3着に健闘。9月には後方から鋭く追い込んでレガシーカップS(G3。芝2200メートル)に優勝して重賞初制覇を果たしました。
昨年は、始動戦となったドバイシーマクラシック(G1・UAE)9着から、ブリガディアジェラードS(G3)3着、プリンスオブウェールズS(G1)7着、スティーヴントンS(リステッド)2着、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1)6着と5連敗を喫しましたが、8月のオーガストS(リステッド。芝2290メートル)を最後方から差し切って久々の勝利を挙げると、レガシーカップS(G3)3着から向かったカナダのカナディアンインターナショナル(G1。芝2400メートル)では、後方から鋭く伸びて優勝。6歳秋にしてG1初制覇を果たしました。
今年は3月9日のドバイシティーオブゴールド(G2・UAE)でシーズンのスタートを切り、後方待機から4コーナーで先頭をうかがう積極的な走りでオールドペルシアンの3着に入りましたが、続く前走3月30日のドバイシーマクラシック(G1・UAE)では後方のまま、勝ったオールドペルシアンから約16.5馬身差の最下位8着と精彩を欠きました。
せん6歳
ZABEEL PRINCE(IRE)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Lope de Vega 2007年生 |
父Shamardal | 父Giant's Causeway |
母Helsinki | ||
母Lady Vettori | 父Vettori | |
母Lady Golconda | ||
母Princess Serena 1999年生 |
父Unbridled's Song | 父Unbridled |
母Trolley Song | ||
母Serena's Sister | 父Rahy | |
母Imagining |
父ロペデヴェガは仏2000ギニー、仏ダービー(以上、G1・フランス)優勝。代表産駒に愛2000ギニー(G1・アイルランド)優勝のフェニックスオブスペイン、デューハーストS、ロッキンジS(以上、G1・イギリス)優勝のベラルドなど。
半兄ピュイッサンスドリュヌはブレイミーS(G2・オーストラリア)など重賞3勝。めいのリジーナはコロネーションS(G1・イギリス)、モイグレアスタッドS(G1・アイルランド)に優勝しています。
イギリスのR.ヴェリアン厩舎に所属するザビールプリンスは、4歳(2017年)6月にデビュー2戦目(芝1670メートル)で初勝利。その後、この年は一般戦(クラス4とクラス2のハンデ戦)で2勝を加えました。
5歳時は、シーズン初戦となった3月の英ドンカスターマイルS(リステッド。芝1600メートル)を逃げ切って優勝。しかし、続く5月のロッキンジS(G1)で13着に終わると、休養を挟んで臨んだ9月のジョエルS(G2)も逃げてマスタシュリー(2019年のロッキンジS勝ち馬)の2着に敗れてシーズンを終えました。
6歳を迎えた今年は、始動戦となった4月のアールオブセフトンS(G3。芝1800メートル)を後方から鮮やかに差し切って重賞初制覇(負担重量が5ポンド重かったマスタシュリーは3着)。続いて向かった前走5月26日のイスパーン賞(G1・フランス。芝1850メートル)ではスタートで大きくつまずきましたが、すぐに立て直して先団に取り付くと、最後は昨年の仏ダービー(G1・フランス)優勝馬スタディオブマンの追い上げを3/4馬身差退けて優勝。G1初制覇を果たしました。
牝5歳
DEIRDRE(JPN)
1代 | 2代 | 3代 |
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父ハービンジャー 2006年生 |
父Dansili | 父デインヒル |
母Hasili | ||
母Penang Pearl | 父Bering | |
母Guapa | ||
母ライツェント 2007年生 |
父スペシャルウィーク | 父サンデーサイレンス |
母キャンペンガール | ||
母ソニンク | 父Machiavellian | |
母Sonic Lady |
父ハービンジャーはキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)を11馬身差で圧勝。代表産駒に有馬記念(GⅠ)優勝のブラストワンピース、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)優勝のペルシアンナイトなど。
3代母ソニックレディは愛1000ギニー(G1・アイルランド)やサセックスS(G1・イギリス)の勝ち馬。近親ロジユニヴァースは日本ダービー馬です。
栗東の橋田満厩舎に所属するディアドラは、2歳(2016年)10月にデビュー3戦目(芝1400メートル)で初勝利。3歳春のクラシックは桜花賞(GⅠ)が6着、オークス(GⅠ)も4着に終わりましたが、夏の札幌でHTB賞(1000万下。芝2000メートル)を勝つと、続く9月の紫苑S(GⅢ。芝2000メートル)と10月の秋華賞(GⅠ。芝2000メートル)も連勝。GⅠタイトルを手にしました。
その後はエリザベス女王杯(GⅠ)12着、4歳初戦となった2018年2月の京都記念(GⅡ)も本来の伸びが見られず6着に終わりましたが、ドバイに遠征した3月のドバイターフ(G1・UAE)では後方からじわじわと末脚を伸ばしてリアルスティールと同着の3着に入り、牡馬相手のGⅠでも十分に通用するだけの力を示しました。
帰国後は7月のクイーンS(GⅢ。芝1800メートル)を3馬身差で快勝すると、続く府中牝馬S(GⅡ。芝1800メートル)でも後にエリザベス女王杯(GⅠ)を制するリスグラシューを際立った末脚で差し切って重賞連勝。12月の香港カップ(G1・香港)では1200メートル通過1分14秒62という遅い流れの中、よく追い上げて2着に入りました。
5歳を迎えた今年は、始動戦となった2月の中山記念(GⅡ)でウインブライトから0秒6差の6着の後、3月のドバイターフ(G1・UAE)はアーモンドアイから約6馬身差の4着。続いてドバイから香港に直行して迎えた前走4月28日のクイーンエリザベスⅡ世カップ(G1・香港)もウインブライトから4馬身1/4差の6着でした。前走後は香港からイギリスに渡っています。
牡4歳
HUNTING HORN(IRE)
1代 | 2代 | 3代 |
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父Camelot 2009年生 |
父Montjeu | 父Sadler's Wells |
母Floripedes | ||
母Tarfah | 父Kingmambo | |
母Fickle | ||
母Mora Bai 2000年生 |
父Indian Ridge | 父Ahonoora |
母Hillbrow | ||
母Kasora | 父Darshaan | |
母Kozana |
父キャメロットは英2000ギニーと英ダービー(共にG1・イギリス)のイギリス二冠のほか、愛ダービー(G1・アイルランド)などに優勝。代表産駒に愛ダービー(G1・アイルランド)を制したラトローブ、ベルモントオークス(G1・アメリカ)の勝ち馬アシーナなど。
半兄デヴィッドリヴィングストンはベレスフォードS(G2・アイルランド)の勝ち馬。伯父のハイシャパラルは英ダービー、愛ダービー、ブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)2回などG1を6勝。
アイルランドのA.P.オブライエン厩舎に所属するハンティングホーンは、3歳(2018年)4月にデビュー3戦目(アイルランド。芝2000メートル)で後の愛ダービー馬ラトローブをクビ差だけ差し切って初勝利。その後はクラシックトライアル3着、チェスターヴァーズ(共にG3・イギリス)3着、仏ダービー(G1・フランス)6着と3連敗を喫しましたが、6月のハンプトンコートS(G3・イギリス。芝1990メートル)では最後の直線で右によれるところを見せながらも楽に差を広げて4馬身半差で快勝。重賞初制覇を果たしました。
その後は、2度続けてアメリカに遠征してベルモントダービー(G1)が3着、セクレタリアトS(G1)も8着。続く9月のニエル賞(G2・フランス)では僅差の2着に入りましたが、迎えた凱旋門賞(G1・フランス)でエネイブルの16着に終わると、ブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)もエネイブルの8着に敗れてシーズンを終えました。
今年は、1月にアメリカのW.L.マックナイトS(G3)で初戦を迎えて3着の後、カタールに遠征した2月のエミールトロフィー(カタールLG1)も3着。続いてUAEに向かって挑んだ3月のドバイシーマクラシック(G1・UAE)は先行してオールドペルシアンから約10.25馬身差の4着に終わると、またしてもアメリカへと輸送され、5月11日の前走マンノウォーS(G1)に出走。ここでは他馬を大きく引き離す大逃げを見せましたが、ゴール前で捕まって4着に終わりました。
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
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