海外競馬発売

キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1)

アスコット競馬場 2390メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間7月27日(土曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:午前9時20分または午前9時30分
発走予定時刻
日本時間7月27日(土曜)午後11時40分

2019年キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス データ分析

過去のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSの結果から、レース傾向を徹底分析

牝馬の活躍が目立つ

過去10年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS出走馬の性別成績をまとめたのが〔表1〕。2012年にデインドリームが1983年のタイムチャーター以来29年ぶりとなる牝馬による優勝を果たすと、2014年にはタグルーダが3歳牝馬として1976年のポウニーズ以来38年ぶりの勝利をつかんだ。2017年にも3歳牝馬エネイブルが勝っており、近年は牝馬の活躍が目立っている。出走回数が少ないとはいえ、勝率37.5パーセント、連対率37.5パーセント、3着内率50.0パーセントと、数値の面では牝馬が牡馬・せん馬を上回っており、チェックが必要だ。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
性別成績(過去10年)
性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
牡馬・せん馬 7 10 9 43 10.1% 24.6% 37.7%
牝馬 3 0 1 4 37.5% 37.5% 50.0%

「6歳以上」馬は苦戦傾向

過去10年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS出走馬の年齢別成績を調べると、「4歳」馬が6勝、「3歳」馬が3勝。基本的には「4歳」と「3歳」の馬が優位の傾向が見て取れる。特に「3歳」馬は、勝率、連対率、3着内率の数値ではいずれも「4歳」馬を上回る優秀な成績を収めている(ただし、2017年に3歳馬と古馬の斤量差が5.5キログラムから5キログラムに縮まっており、今後は傾向が変わってくる可能性もある)。一方、「6歳以上」の馬は過去10年で未勝利、さかのぼると1998年のスウェイン(6歳時。5歳時の1997年も優勝)以来、勝ち星がない。2013年には7歳のシリュスデゼーグルが1番人気に推されたがノヴェリストの4着に終わっている。〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕
年齢別成績(過去10年)
年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 3 3 1 9 18.8% 37.5% 43.8%
4歳 6 7 5 24 14.3% 31.0% 42.9%
5歳 1 0 2 8 9.1% 9.1% 27.3%
6歳以上 0 0 2 6 0% 0% 25.0%

5年連続好走中のハードウィックS組をチェック

過去10年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSで3着以内に入った馬の前走のレース別成績を見ると、ハードウィックS組が3勝、2着3回、3着2回の好成績。G2ではあるがキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSと同コース、同距離ということもあってか好走が目立ち、ここ5年連続で3着以内馬が出ている。ちなみに日本で種牡馬供用中のハービンジャー(2010年)はハードウィックSからの連勝だった。ほかでは、フランスの芝2400メートルのG1で、2勝、3着2回のサンクルー大賞組にも注目。ハービンジャーと同じく日本で種牡馬供用されているノヴェリスト(2013年)は、サンクルー大賞とキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを連勝した。〔表3〕

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〔表3〕
3着以内馬の前走(過去10年)
前走 キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSにおける成績
1着 2着 3着
ハードウィックS(イギリス) 3 3 2
サンクルー大賞(フランス) 2 0 2
エクリプスS(イギリス) 1 3 1
プリンスオブウェールズS(イギリス) 1 1 0
キングエドワードⅦ世S(イギリス) 1 0 1
英オークス(イギリス) 1 0 0
愛オークス(アイルランド) 1 0 0
愛ダービー(アイルランド) 0 2 0
英ダービー(イギリス) 0 1 0
コロネーションC(イギリス) 0 0 3
ヨークシャーC(イギリス) 0 0 1

イギリスの名トレーナーに注目

過去5年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSで3着以内に入った馬の調教師をまとめたのが〔表4〕。ジョン・ゴスデン調教師、マイケル・スタウト調教師と、イギリスを代表する名トレーナーの管理馬が毎年のように上位争いを展開している。ゴスデン調教師は、2014年のタグルーダと2017年のエネイブルで2勝。また、ここ5年連続で3着以内馬を送り出している。スタウト調教師は、昨年1着ポエッツワードと2着クリスタルオーシャンでワンツーフィニッシュを決めたほか、2009年にはコンデュイット、タータンベアラー、アスクで史上初となる1着から3着までを独占という快挙を達成。このレース歴代最多の6勝を挙げており、常に目が離せない存在だ。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕
3着以内馬の調教師(過去5年)
着順 馬名 調教師(調教国)
2014年 1 タグルーダ J.ゴスデン(イギリス)
2 テレスコープ M.スタウト(イギリス)
3 ムカドラム W.ハガス(イギリス)
2015年 1 ポストポンド L.クマーニ(イギリス)
2 イーグルトップ J.ゴスデン(イギリス)
3 ロムスダール J.ゴスデン(イギリス)
2016年 1 ハイランドリール A.P.オブライエン(アイルランド)
2 ウイングスオブデザイア J.ゴスデン(イギリス)
3 ダートマス M.スタウト(イギリス)
2017年 1 エネイブル J.ゴスデン(イギリス)
2 ユリシーズ M.スタウト(イギリス)
3 アイダホ A.P.オブライエン(アイルランド)
2018年 1 ポエッツワード M.スタウト(イギリス)
2 クリスタルオーシャン M.スタウト(イギリス)
3 コロネット J.ゴスデン(イギリス)

直線での持久力が問われる

過去5年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSにおける残り400メートル地点での位置取り別成績を振り返ると、「先頭(1番手)」が3着内率100パーセント、「2から5番手」が3着内率50.0パーセントと、逃げ・先行馬、あるいは後方から早めにポジションを押し上げて先頭に立つか、先頭集団に取りついた馬が有利という傾向が出ている。「6番手以下」から3着以内に入った馬がいないことからも、直線一気の追い込みでは厳しい。このレースで上位争いに加わるには、残り400メートル地点で5番手以内に踏みとどまり、さらにゴールに向けてもうひと伸びする必要がある。舞台となるアスコット競馬場はタフなコース形態だけに、相当な持久力が求められる一戦と言えるだろう。〔表5〕

文:秋山 響(TPC)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕
残り400メートル地点での位置取り別成績(過去5年)
位置取り 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 3 1 1 0 60.0% 80.0% 100%
2〜5番手 2 4 4 10 10.0% 30.0% 50.0%
6番手以下 0 0 0 14 0% 0% 0%

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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