海外競馬発売

インターナショナルステークス(G1)

ヨーク競馬場 2050メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間8月21日(水曜)
ネット投票:午前7時00分
発走予定時刻
日本時間8月21日(水曜)午後11時35分

2019年インターナショナルステークス データ分析

過去のインターナショナルSの結果から、レースの傾向を徹底分析

優勝争いの中心は3歳馬と4歳馬

過去10年のインターナショナルS出走馬の年齢別成績をまとめたのが〔表1〕。「3歳」と「4歳」の馬が4勝で並んでおり、優勝争いはこの2世代が中心となる。ただし、3歳馬と古馬の斤量差は2017年にそれまでの4キログラムから3.5キログラムに変更されており、今後はトレンドが変わる可能性もあることは頭に入れておきたい。ちなみに3歳馬による4勝のうち3勝は、古馬との斤量差が4キログラムある時のものだった。一方、6歳を超える馬は苦戦傾向にあり、2011年に優勝したトワイスオーバーの6歳がこのレースの最高齢勝利記録となっている。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
年齢別成績(過去10年)
年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 4 5 2 13 16.7% 37.5% 45.8%
4歳 4 2 4 14 16.7% 25.0% 41.7%
5歳 1 3 4 9 5.9% 23.5% 47.1%
6歳 1 0 0 4 20.0% 20.0% 20.0%
7歳 0 0 0 3 0% 0% 0%

エクリプスS組に加えて別路線組にも注意

過去10年のインターナショナルSで3着以内に入った馬の前走のレース別成績を見ると、芝1990メートルのエクリプスS組が2勝、2着2回、3着3回と好走が目立つ。同じイギリスの中距離G1ということもあってか親和性が高い。ただ、サセックスS組を中心にジャックルマロワ賞やセントジェイムズパレスSなどを含む1600メートル路線から距離を延長した組、それにキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS組を中心にコロネーションCや愛ダービーといった2400メートル路線から距離を短縮した組と、各カテゴリーから幅広く好走馬が出ており、中距離路線以外から参戦する組にも注意が必要だ。〔表2〕

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〔表2〕
3着以内馬の前走(過去10年)
前走 英インターナショナルSにおける成績
1着 2着 3着
エクリプスS(イギリス) 2 2 3
サセックスS(イギリス) 2 1 0
キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS
(イギリス)
1 3 2
ナッソーS(イギリス) 1 1 0
ヨークS(イギリス) 1 0 1
コロネーションC(イギリス) 1 0 0
愛ダービー(アイルランド) 1 0 0
ジャックルマロワ賞(フランス) 1 0 0
セントジェイムズパレスS(イギリス) 0 2 0
パリ大賞(フランス) 0 1 0
プリンスオブウェールズS(イギリス) 0 0 1
ハードウィックS(イギリス) 0 0 1
サマーマイルS(イギリス) 0 0 1
一般戦(アイルランド) 0 0 1

1番人気馬の3着内率100%

過去10年のインターナショナルS出走馬の単勝人気別成績をまとめたのが〔表3〕。「1番人気」の馬が5勝、2着3回、3着2回と非常に優秀な成績を残しており、3着内率は100%となっている。また「2番人気」、「3番人気」、「4番人気」の3着内率を見ても、それぞれ66.7%、62.5%、50.0%と優秀で、比較的平穏な結果に収まる傾向にある。2015年に5番人気(タイ、単勝51.0倍)で優勝したアラビアンクイーンの印象が強く残っているものの、ここ5年で3着以内に入った15頭のうち13頭は「1〜4番人気」であり、極端な穴狙いは難しそうだ。

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〔表3〕
単勝人気別成績(過去10年)
人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5 3 2 0 50.0% 80.0% 100%
2番人気 1 3 4 4 8.3% 33.3% 66.7%
3番人気 2 2 1 3 25.0% 50.0% 62.5%
4番人気 1 2 2 5 10.0% 30.0% 50.0%
5番人気 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
6番人気以下 0 0 1 22 0% 0% 4.3%
注記:
BHA(英国競馬統括機構)発表の単勝オッズを基準とした

イギリス勢vs.オブライエン調教師!?

過去5年のインターナショナルSで3着以内に入った馬の調教師を振り返ると、M.スタウト調教師をはじめとしたイギリスのトレーナーとアイルランドのA.P.オブライエン調教師による争いという構図になっている。スタウト調教師は1993年、1994年連覇のエズードや2017年のユリシーズなどでこのレース歴代最多となる6勝を記録。オブライエン調教師は2000年のジャイアンツコーズウェイや2014年のオーストラリアなどでスタウト調教師に次ぐ5勝を挙げている。なお、フランス調教馬はかつてダリアが1974年、1975年と連覇を果たし、1987年にはトリプティクが優勝したが、近年は参戦自体が少なく、過去10年まで遡っても2例だけ。その中では2010年バイワード(アンドレ・ファーブル調教師)の3着が最高着順となっている。〔表4〕

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〔表4〕
3着以内馬の調教師(過去5年)
着順 馬名 調教師(調教国)
2014年 1 オーストラリア A.P.オブライエン(アイルランド)
2 ザグレーギャツビー K.ライアン(イギリス)
3 テレスコープ M.スタウト(イギリス)
2015年 1 アラビアンクイーン D.エルスワース(イギリス)
2 ゴールデンホーン J.ゴスデン(イギリス)
3 ザグレーギャツビー K.ライアン(イギリス)
2016年 1 ポストポンド R.ヴェリアン(イギリス)
2 ハイランドリール A.P.オブライエン(アイルランド)
3 ムタケイエフ W.ハガス(イギリス)
2017年 1 ユリシーズ M.スタウト(イギリス)
2 チャーチル A.P.オブライエン(アイルランド)
3 バーニーロイ R.ハノン(イギリス)
2018年 1 ロアリングライオン J.ゴスデン(イギリス)
2 ポエッツワード M.スタウト(イギリス)
3 サンダリングブルー D.ムニュイジエ(イギリス)

長い直線を乗り切る持続力のある末脚が必要

過去5年のインターナショナルSにおける最後の直線に向いた地点での位置別成績を振り返ると、「先頭」は3着以内がない。直線が約900メートルと長いだけに、逃げ切りは難しいようだ。好成績を残しているのは「2から5番手」で、4勝、2着5回、3着3回。ある程度先行した上で、長い直線を押し切るだけの持続力ある末脚が要求されるということだろう。なお、「最後方」の1勝は2014年のオーストラリアによるものだが、当時は6頭立ての少頭数だった。直線は長いものの、直線一気の追い込みが決まりやすいわけではなく、後方待機組も早めにポジションを押し上げて末脚を伸ばす戦術が理想と言えそうだ。

文:秋山 響(TPC)

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〔表5〕
最後の直線に向いた地点での位置別成績(過去5年)
位置 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 0 0 0 5 0% 0% 0%
2〜5番手 4 5 3 8 20.0% 45.0% 60.0%
6番手以下 1 0 2 12 6.7% 6.7% 20.0%
最後方 1 0 1 3 20.0% 20.0% 40.0%

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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