海外競馬発売

ベルモントステークス(G1)

ベルモントパーク競馬場 2400メートル(ダート)3歳

発売開始時刻
日本時間6月8日(土曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:午前9時20分または午前9時30分
発走予定時刻
日本時間6月9日(日曜)午前7時37分

2019年ベルモントステークス レース概要

歴史と伝統を誇るアメリカ三冠最終レース

アメリカ・ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場で行われるベルモントS(G1。3歳馬限定。ダート2400メートル)は、ほかにケンタッキーダービー(G1。ダート2000メートル)、プリークネスS(G1。ダート1900メートル)で構成されるアメリカ三冠の最終戦にあたる。

初戦のケンタッキーダービーから中1週で2戦目のプリークネスS、さらにそこから中2週でベルモントSを迎えるというアメリカ三冠の厳しさに加えて、2400メートルというベルモントSの距離自体も現在のアメリカのダート戦においては“超長距離”と呼べるもの(2019年にアメリカで行われる予定の450の重賞の内、ダート2400メートル以上のレースはわずかに6つで、G1はベルモントSのみ)。そのため、“The Test of the Champion”(チャンピオンの試練、あるいはチャンピオンになるための試練)の異名を取るレースとなっている。

  • 1973年 歴史的走破タイムと着差でセクレタリアトが優勝

  • ベルモントパーク競馬場内にあるセクレタリアト像

ベルモントSが創設されたのは1867年のこと。その前年にオープンしたニューヨークのジェロームパーク競馬場を舞台にしてダート2600メートルで争われ、牝馬のルースレスが優勝した。ケンタッキーダービーがスタートしたのが1875年、プリークネスSが1873年だから、アメリカ三冠の中では最も長い歴史を持つレースということになる。なお、レース名はジェロームパーク競馬場を所有していたアメリカンジョッキークラブの会長を務め、黒船で有名なペリー提督の娘の夫でもあるオーガスト・ベルモントⅠ世に由来する。

その後、モリスパーク競馬場(ニューヨーク)での開催(1890年から1904年)を経て、現在のベルモントパーク競馬場(この競馬場名もベルモントⅠ世に由来)に移ったのは同競馬場がオープンした1905年のこと。以降、競馬場の大規模改修工事のためにアケダクト競馬場で行われた時期(1963年から1967年)はあったが、それ以外は全てベルモントパーク競馬場がレースの舞台となっており(ただし、ニューヨーク州で賭事が禁止されていた1911年、1912年は開催中止)、距離についても1926年からは現在の2400メートルに固定されて今に至っている。

ベルモントSは、これまで1920年のマンノウォー(通算21戦20勝)、1953年のネイティヴダンサー(通算22戦21勝)、それに2015年のアメリカンファラオ(三冠馬)など数多くのアメリカを代表する名馬が勝ち名乗りを上げてきたが、最も強烈なインパクトを残したのは1973年のレースを制したセクレタリアト。レース史上最大着差となる31馬身差をつけるとともに、今もなお破られていない2分24秒0というコースレコードをマークしてアメリカ三冠を達成した走りは、40年以上が経ったいまでも語り草になっている。

日本調教馬は2008年に現地の前哨戦であるピーターパンS(G2)を勝ったカジノドライヴが参戦する予定だったが、左後肢の挫跖でレース当日朝に出走取消。その後、2016年になってラニが初めて出走し、クリエイター(引退後、本邦に輸入)の3着に入っている。また、2017年には日本産馬のエピカリスが出走予定だったが、右前肢の跛行によってレース当日に無念の出走取消となった。なお、日本産馬では2002年にピーターパンS(G2)を勝って臨んだサンデーブレイクがサラヴァの3着に入っている。

文:秋山 響(TPC)

  • 2016年のラニは三冠レースすべてに出走した

  • 注記:表は横にスクロールすることができます。

    日本調教馬のベルモントS成績
    年度 馬名 騎手名 調教師名 着順
    2017年 エピカリス C.ルメール 萩原 清 取消
    2016年 ラニ 武 豊 松永 幹夫 3着
    2008年 カジノドライヴ E.プラード 藤沢 和雄 取消

注記:表は横にスクロールすることができます。

ベルモントS過去10年の優勝馬
馬名 騎手名 調教師名 その他の通算G1勝利
2018年 ジャスティファイ M.スミス B.バファート 2018年サンタアニタダービー、ケンタッキーダービー、プリークネスS。三冠馬
2017年 タップリット J.オルティス T.プレッチャー なし
2016年 クリエイター I.オルティスJr. S.アスムッセン 2016年アーカンソーダービー
2015年 アメリカンファラオ V.エスピノーザ B.バファート 2014年デルマーフューチュリティ、フロントランナーS。2015年アーカンソーダービー、ケンタッキーダービー、プリークネスS、ハスケル招待S、ブリーダーズカップクラシック。三冠馬
2014年 トーナリスト J.ロザリオ C.クレメント 2014年・2015年ジョッキークラブゴールドカップ、2015年シガーマイル
2013年 パレスマリス M.スミス T.プレッチャー 2014年メトロポリタンハンデ
2012年 ユニオンラグズ J.ヴェラスケス M.マッツ 2011年米シャンパンS
2011年 ルーラーオンアイス J.ヴァルディヴィアJr. K.ブリーン なし
2010年 ドロッセルマイヤー M.スミス W.モット 2011年ブリーダーズカップクラシック
2009年 サマーバード K.デザーモ T.アイス 2009年トラヴァーズS、ジョッキークラブゴールドカップ

ベルモントパーク競馬場 ダート2400メートル

ベルモントパーク競馬場 ダート2400メートルのコース図

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