海外競馬発売

メルボルンカップ(G1)

フレミントン競馬場 3200メートル(芝)3歳以上 ハンデキャップ

発売開始時刻
日本時間11月6日(火曜)
ネット投票:午前7時00分
発走予定時刻
日本時間11月6日(火曜)午後1時00分

2018年メルボルンカップ レース概要

圧倒的な知名度と人気を誇るオーストラリアを代表するレース

オーストラリアを代表するレースとして、圧倒的な知名度と人気を誇るのが、ヴィクトリア州メルボルンのフレミントン競馬場で行われるメルボルンカップだ。今年105万オーストラリアドル増となった総賞金は705万オーストラリアドル(約6億2040万円)。長距離戦としては天皇賞(春)を上回り、世界一を誇る。

メルボルンカップが創設されたのは1861年のことである。当時のヴィクトリア州は1851年にバララットやベンディゴで金鉱が発見されたことを機に始まったゴールドラッシュの好景気に沸くまっただ中。多くの人とカネが集まり、町も競馬も大きく成長していく過程で生まれたのがメルボルンカップだった。

1861年11月7日、芝2マイル(1972年にメートル法が採用されて3200メートルに変更)で争われた記念すべき第1回メルボルンカップを6馬身差で制したのは、シドニーから参戦したアーチャーだった。アーチャーはこの日のために、約900キロメートルの道のりを厩務員とともに5週間かけて歩いてメルボルンまで遠征してきたという逸話が長く語り継がれてきたが、どうやらこれは事実ではなかったようで、今では船に乗ってやって来たというのが定説になっている。

メルボルンカップの価値と人気を決定的なものにしたのは、1866年に創生期のオーストラリア競馬を代表する名馬で、“黒い悪魔”の異名を持つザバーブが勝利を収めたことだ。以降、メルボルンカップはオーストラリアを代表するレースとしてすっかり定着。1890年のレースを145ポンド(約65.5キログラム)という史上最も重い負担重量で優勝し、今もなおオセアニア史上最強馬とする声もあるカーバイン、単勝1.73倍という史上最低配当で1930年に優勝したファーラップ、2003年から2005年にかけて史上初となる3連覇を果たした名牝マカイビーディーヴァをはじめとする数多くの名馬が優勝を果たしてきた。その歴史には日本馬も大きく名を残しており、2006年にはデルタブルース(1着)とポップロック(2着)でワンツーフィニッシュを決め、オーストラリアの競馬ファンの喝采を浴びた。

現在のメルボルンカップは、短距離レースの割合が高いオーストラリアの重賞体系の中にあって、長距離レース、かつハンデ戦ということもあり、オーストラリアのチャンピオンを決める位置付けにはなっていない。しかし、その人気は極めて高く、「The race that stops a nation」(国の活動を止めるレース)と言われ、実際、レース当日(11月の第1火曜日に行われるのが慣例、2018年は11月6日)はヴィクトリア州の「祝日」に指定されているほど。また、レース前日にメルボルンの目抜き通りであるスワンストン・ストリートで行われる、過去の優勝馬とその関係者、さらにその年の出走馬の関係者によるパレードも大きなにぎわいを見せる。まさに国を挙げてのお祭り騒ぎとなるのだ。これほどまでに国民に浸透し、愛されるレースは、世界広しといえどもメルボルンカップだけだろう。

注記:1オーストラリアドル=88円で換算

文:秋山 響(TPC)

  • 2006年 1着デルタブルース(内)、2着ポップロック

  • 注記:表は横にスクロールすることができます。

    日本調教馬のメルボルンカップ成績
    年度 馬名 騎手名 調教師名 着順
    2016年 カレンミロティック T.ベリー 平田 修 23着
    2015年 フェイムゲーム Z.パートン 宗像 義忠 13着
    ホッコーブレーヴ C.ウィリアムズ 松永 康利 17着
    2014年 アドマイヤラクティ Z.パートン 梅田 智之 22着
    2010年 トウカイトリック 藤田 伸二 野中 賢二 12着
    2006年 デルタブルース 岩田 康誠 角居 勝彦 1着
    ポップロック D.オリヴァー 角居 勝彦 2着
    2005年 アイポッパー 藤田 伸二 清水 出美 12着

フレミントン競馬場 芝3200メートル

フレミントン競馬場 芝3200メートルのコース図

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