海外競馬発売

香港スプリント(G1)

シャティン競馬場 1200メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月9日(日曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:午前9時20分または午前9時30分
発走予定時刻
日本時間12月9日(日曜)午後3時40分

2018年香港スプリントデータ分析

過去の香港スプリントの結果から、レースの傾向を徹底分析

伏兵陣の台頭に注意

過去10年の香港スプリントの単勝人気別成績をまとめたのが〔表1〕。「1番人気」と「2番人気」がともに3勝と、上位人気馬が優位に立っている。ただし、昨年は断然人気のミスタースタニングが勝利した一方で、2着は7番人気のディービーピン、3着は8番人気のブリザードと、伏兵陣が台頭。2008年には11番人気のインスピレーションが優勝するなど、10番人気以下の馬が過去10年で5度も3着以内に食い込んでおり、下位人気の馬にも注意が必要だ。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3 2 2 3 30.0% 50.0% 70.0%
2番人気 3 2 0 5 30.0% 50.0% 50.0%
3番人気 1 1 2 6 10.0% 20.0% 40.0%
4番人気 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
5番人気 0 1 0 9 0% 10.0% 10.0%
6〜9番人気 1 1 3 36 2.4% 4.9% 12.2%
10番人気以下 1 2 2 38 2.3% 7.0% 11.6%
注記:
2008年から2015年までの現地主催者発表と、2016年の2017年のJRA発表の単勝オッズを基準とした
注記:
2011年は2着同着

ジョッキークラブスプリント組が重要

過去10年の香港スプリントで3着以内に入った馬の前走レースを調べると、香ジョッキークラブスプリント(2009年までの名称はインターナショナルスプリントトライアル)組が1着6回、2着10回、3着6回。現地香港のステップレースが本番に直結する重要な一戦となっている。さらにこの香ジョッキークラブスプリントの着順別による香港スプリントの成績を見ると、昨年のミスタースタニングのように連勝する馬がいる一方で、2着以下だった馬による巻き返しも顕著。昨年のディービーピンは前哨戦で包まれて追い出しが遅れる不利もあって3着だったが、本番では2着に着順を上げた。また、「6着以下」からも2008年のインスピレーション(7着)と2014年のエアロヴェロシティ(直線で大きな不利を受けて14着)が優勝し、ほかに3着が3度もある。日本の競馬で言うところの“掲示板(1から5着)”を外していた馬も見限れない。〔表2〕〔表3〕

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〔表2〕
香港スプリント3着以内馬の前走のレース(過去10年)
前走 香港スプリントにおける成績
1着 2着 3着
香ジョッキークラブスプリント(G2・香港)
(注1)
6 10 6
スプリンターズS(GⅠ) 3 0 2
マーキュリースプリント(G1・南アフリカ) 1 0 0
アベイドロンシャン賞(G1・フランス) 0 1 0
ウインターボトムS(G2・オーストラリア) 0 0 1
注記:
2011年は2着同着
注1:
旧インターナショナルスプリントトライアル(香LG2)を含む

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〔表3〕
前走香ジョッキークラブスプリント組(注1)の同レースでの着順別香港スプリント成績(過去10年)
香ジョッキークラブスプリントでの着順 香港スプリントにおける成績
1着 2着 3着
1着 1 3 0
2着 2 2 0
3着 1 2 2
4着 0 1 0
5着 0 2 1
6着以下 2 0 3
注1:
旧インターナショナルスプリントトライアル(香LG2)を含む

ダンジグ系の産駒が4年連続で好走中

過去10年の香港スプリントで3着以内に入った馬の父馬を振り返ると、のべ30頭中18頭がノーザンダンサー系種牡馬の産駒だった。ノーザンダンサー系の中でもダンジグ系が特に強く、ここ4年連続で3着以内に好走中。昨年はダンジグ系の産駒がワンツーフィニッシュを決めている。そのほかでは2011から2013年に3連勝を果たしたミスタープロスペクター系を押さえておきたい。〔表4〕〔表5〕

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〔表4〕
香港スプリント過去10年1〜3着馬の父馬
1着馬 2着馬 3着馬
2008年 Flying Spur(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Catbird(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Lion Cavern(ミスタープロスペクター系)
2009年 Encosta de Lago(ノーザンダンサー・ フェアリーキング系) Danehill Dancer(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Cullen(ノーザンダンサー・ ダンジグ系)
2010年 Jet Master(ノーザンダンサー・ ラキーン系) Viscount(レッドゴッド系) Encosta de Lago(ノーザンダンサー・ フェアリーキング系)
2011年 Dubawi(ミスタープロスペクター系) Halo Homewrecker(ターントゥ系)
Dubawi(ミスタープロスペクター系) Cullen(ノーザンダンサー・ ダンジグ系)
2012年 キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系) Goldkeeper(ミスタープロスペクター系) Fastnet Rock(ノーザンダンサー・ ダンジグ系)
2013年 キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系) Kyllachy(ノーザンダンサー・ ヌレエフ系) Iceman(ノーザンダンサー・ ヌレイエフ系)
2014年 Pins(トムフール系) Dandy Man(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) フジキセキ(ターントゥ系)
2015年 Dandy Man(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Le Vie Dei Colori(ハイペリオン系) Dylan Thomas(ノーザンダンサー・ ダンジグ系)
2016年 Pins(トムフール系) Sebring(ターントゥ系) Dandy Man(ノーザンダンサー・ ダンジグ系)
2017年 Exceed and Excel(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Darci Brahma(ノーザンダンサー・ ダンジグ系) Starcraft(ノーザンダンサー・ ヌレイエフ系)
注記:
2011年は2着同着

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〔表5〕
父がノーザンダンサー系の3着以内馬の系統
父系統 1着 2着 3着
ダンジグ系 3 5 4
フェアリーキング系 1 0 1
ラキーン系 1 0 0
ヌレイエフ系 0 1 2

490キログラム以上の馬が圧倒的な好成績

過去10年の香港スプリントにおける馬体重別成績をまとめたのが〔表6〕(香港ではレース2日前に計測。2008年から2015年までは現地主催者のポンドでの発表をキログラムに換算。1ポンド=0.453キログラム。小数点以下は切り捨て。2016年と2017年はJRA発表の馬体重を基準とした)。490キログラム以上の馬が過去10年全てで優勝し、2着8回、3着8回と圧倒的な成績を収めている。一方、490キログラム未満の馬は、2010年2着のロケットマン(472キログラム)、2013年2着のソールパワー(449キログラム)、2016年2着のラッキーバブルズ(488キログラム)、2014年3着のストレイトガール(457キログラム)の好走例があるだけ。スピードともにパワーも問われるレースであり、馬体重の軽い馬は苦戦傾向にある。

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〔表6〕
レース前の馬体重別成績(過去10年)
馬体重 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
450kg未満 0 1 0 3 0% 25.0% 25.0%
450kg以上470kg未満 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
470kg以上490kg未満 0 2 0 20 0% 9.1% 9.1%
490kg以上 10 8 8 72 10.2% 18.4% 26.5%
注記:
2008年から2015年までの現地主催者発表(ポンドでの発表をキログラムに換算)と、2016年と2017年のJRA発表の馬体重を基準とした
注記:
2011年は2着同着

逃げ・先行馬が優位

過去5年の香港スプリントにおける残り400メートル地点の位置別成績を記したのが〔表7〕。「先頭」が2勝、3着1回、「2から5番手」が3勝、2着2回、3着1回と、逃げ・先行馬が優位というデータが出ている。ポジションが下がるごとに勝率、連対率、3着内率の数値も低くなっており、特に「10番手以下」は2着が1回あるのみ。極端な追い込み馬は評価を下げたい。

文:秋山 響(TPC)

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〔表7〕
残り400メートル地点の位置別成績(過去5年)
残り400mの位置 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 2 0 1 2 40.0% 40.0% 60.0%
2〜5番手 3 2 1 14 15.0% 25.0% 30.0%
6〜9番手 0 2 3 15 0% 10.0% 25.0%
10番手以下 0 1 0 21 0% 4.5% 4.5%

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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