海外競馬発売

香港マイル(G1)

シャティン競馬場 1600m(芝)3歳以上

  • 発売開始時刻日本時間12月10日(日曜)10時00分

  • 発走予定時刻日本時間12月10日(日曜)16時50分

出走馬情報

  • 香港国際競走4レース 出走馬Profiles

12月6日(水曜)時点

香港

ビューティーオンリー

せん6歳

BEAUTY ONLY(IRE)

ジャンリュックラガルデール賞(G1・フランス)やフェニックスS(G1・アイルランド)を制し、種牡馬としても英1000ギニー(G1・イギリス)の勝ち馬ホームカミングクイーン、香港年度代表馬のデザインズオンロームなどを送るホーリーローマンエンペラーの産駒です。

ビューティーオンリーはイタリアのS.ボッティ厩舎からジェントルマンオンリーの名でデビュー。イタリアのG3・グイドベラルデリ賞(芝1800m)を制した後、香港チャンピオントレーナー2回のA.クルーズ調教師の下に移籍。現在の名前に改名されました。

香港ではいきなり2014年10月のクラス3と11月のクラス2(ともに芝1600m)を連勝(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)。翌年1月には4歳馬が全3戦で争う4歳クラシックシリーズの初戦にあたる香港クラシックマイル(香LG1、芝1600m)を差し切って初めてビッグタイトルを手にしました。

翌2015-2016年シーズンは、10戦してチェアマンズトロフィー(香LG2、芝1600m)の優勝が目立つ程度と少し伸び悩みましたが、2016-2017年シーズンは11月の香ジョッキークラブマイル(G2、芝1600m)と12月の香港マイル(G1、芝1600m)を連勝。シーズン後半にはチャンピオンズマイル(G1)で2着になった後、今年6月の安田記念(GⅠ)にも参戦してサトノラジンの6着に入りました。

今シーズン(2017-2018年)は10月のセレブレイションカップ(G3)とシャティントロフィー(G2)がそれぞれ同馬主のビューティージェネレーションの5着、9着。続く前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)も後方からの追い上げ及ばず、斤量が5ポンド軽いシーズンズブルームの4着でした。

騎手ザカリー・パートン(Zachary Purton)

年齢:34歳

2013-2014年シーズンに112勝を挙げて初めて香港騎手リーディングを獲得し、ダグラス・ホワイト騎手が記録していた連続リーディング記録を13でストップさせた。同シーズンで香港史上最速での50勝を達成、ダグラス・ホワイト騎手に次ぐ史上2人目となるシーズン100勝を達成した。オーストラリアのブリスベンで騎手としてのキャリアをスタートし、2003年には見習騎手でありながら同地区のリーディングジョッキーに輝いた。その後シドニーに拠点を移し、2度シドニー地区リーディング2位となった。2007年9月から香港での騎乗を開始。主な勝ち鞍は2012年ロイヤルアスコットのキングズスタンドS。2016-2017年シーズンには自身ベストとなる107勝を挙げた。

  • 表彰歴

    香港リーディングジョッキー(2013-2014年シーズン)、ブリスベン地区リーディングジョッキー(2003年見習騎手で獲得)、JRAワールドスーパージョッキーズシリーズ優勝(2012年)

  • 香港国際競走

    5勝 香港マイル(2012年アンビシャスドラゴン、2016年ビューティーオンリー)、香港スプリント(2014年、2016年エアロヴェロシティ)、香港ヴァーズ(2013年ドミナント)

  • 香港通算勝利数

    749勝

香港

ヘレンパラゴン

牡5歳

HELENE PARAGON(FR)

フランスで芝2400mの準重賞を制したポーランの産駒。同牝系にはダーバンジュライやJ&Bメット(以上、G1・南アフリカ)などに勝ち、南アフリカの年度代表馬に選ばれたイググがいます。

ヘレンパラゴンは、フランスのF.ペレス-ゴンザレス厩舎からサーアンドルーの名でデビュー。2歳(2014年)8月にスペインで初勝利を挙げ、3歳7月のジャンプラ賞(G1・フランス)3着を最後に香港のJ.ムーア厩舎へと移籍。同時に現在の名前に改名されました。

香港では2016年3月にクラス2(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)の芝1800m戦で初勝利。その後、同年6月には香プレミアプレート(香LG3・芝1800m)を最後方から見事に差し切り、重賞初制覇を果たしました。

2016-2017年シーズンはさらに大きく飛躍。12月の香港マイル(G1)でビューティーオンリーの2着に入ると、続く今年1月の香スチュワーズカップ(芝1600m)でジョイフルトリニティ(2着)、ビューティーオンリー(5着)などを下してG1初制覇。さらに続くクイーンズシルバージュビリーカップ(芝1400m)でも最後方からのロングスパートを決めて2つ目のG1タイトルを手中に収めました。

その後、5月のG1・チャンピオンズマイル3着(勝ち馬コンテントメント)で昨シーズンを終えたヘレンパラゴンは、今シーズン(2017-2018年)の初戦となった10月のシャティントロフィー(G2)がビューティージェネレーションの7着。続く前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)では中団から脚を伸ばして直線で先頭に立ちかけましたが、そこから斤量の5ポンド軽いシーズンズブルームに一気に交わされて2着でした。

騎手トミー・ベリー(Tommy Berry)

年齢:26歳

オーストラリアのウォリックファームで厩舎を開業する父ケビン・ベリー調教師のもと馬に囲まれた環境で生まれ育つ。2007年に見習騎手となり、2009-2010年シーズンにはシドニー地区の見習騎手チャンピオンに輝いた。初G1勝利は2012年ゴールデンローズSでのエポレット。香港での免許取得初日となった2013年クイーンエリザベスⅡ世カップ当日にはミリタリーアタックで同レースを制覇した。2017-2018年シーズンからは香港に移籍し、ジョン・ムーア(J.ムーア)厩舎所属として通年免許を取得している。

  • 表彰歴

    シドニー地区見習騎手チャンピオン(2009-2010年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    61勝

アイルランド

ローリーポーリー

牝3歳

ROLY POLY(USA)

父ウォーフロントはランカスターボンバーの項を参照。母ミスティーフォーミーは愛1000ギニー、モイグレアスタッドS(以上、G1・アイルランド)、マルセルブーサック賞(G1・フランス)、プリティーポリーS(G1・アイルランド)を制し、ヨーロッパ最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝。ローリーポーリーの全弟にあたるユーエスネイヴィーフラッグは今年のミドルパークSとデューハーストS(以上、G1・イギリス)を連勝してヨーロッパ最優秀2歳牡馬に選出されました。

ランカスターボンバーと同じアイルランドのA.P.オブライエン厩舎に所属するローリーポーリーは2歳(2016年)4月に芝1000m戦(アイルランド)で早くもデビュー勝ち。6月にはグランジコンスタッドS(通称バランシーンS。G3・アイルランド、芝1200m)で重賞初制覇を果たすと、続く7月のダッチェスオブケンブリッジS(G2・イギリス、芝1200m)も連勝。9月にはG1チーヴァリーパークS(G1・イギリス)で僅差の2着に入り、11月にはアメリカのブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズターフ(G1)に遠征しましたが、先行して伸びず9着に終わりました。

今年はネルグウィンS(G3・イギリス)7着、仏1000ギニー(G1・フランス)6着と序盤は振るいませんでしたが、愛1000ギニー(G1・アイルランド)2着、コロネーションS(G1・イギリス)2着を経て向かった7月のファルマスS(G1・イギリス、芝1600m)を後のブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)の勝ち馬ウヘイダを2着に下してG1初制覇を果たすと、中1週で向かったフランスのロートシルト賞(芝1600m)も逃げ粘ってG1連勝としました。

その後は9月の愛メイトロンS(G1・アイルランド)で逃げて6着と崩れましたが、続く10月のサンチャリオットS(G1・イギリス、芝1600m)では粘り腰を見せ、次走で牡馬相手にクイーンエリザベスⅡ世S(G1・イギリス)を制するパースウェイシヴを2着に退けて3つ目のG1タイトルを奪取。前走11月4日のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)は先手をとることができず11着に敗れています。

騎手シーミー・ヘファナン(Seamie Heffernan)

年齢:45歳

1996年にエイダン・オブライエン(A.P.オブライエン)調教師に師事する前は、ジム・ボルジャー調教師のもとで働き1994年にはダラ・オドノヒュー騎手と共にアイルランド見習騎手チャンピオンになった。バリードイルでは、長年マイケル・キネーン騎手、キーレン・ファロン騎手、ジェイミー・スペンサー騎手、ジョニー・ムルタ騎手、ライアン・ムーア(R.ムーア)騎手の代役を務め重要な役割を果たしている。マインディング、ケープブランコ、ソーユーシンク、イマジンやハイランドリールなどのビッグネームのG1勝利にも名前を刻んでいる。通算9つのヨーロッパクラシックの勝利の中に愛ダービーが3つ。これまでに今年のオペラ賞(ロードデンドロン)、ミドルパークS(ユーエスネイヴィーフラッグ)を含む29のG1を勝利している。最後に香港で騎乗したのは2006年の香港ヴァーズでスコーピオンに騎乗し7着となった。

  • 表彰歴

    アイルランド見習騎手チャンピオン(1994年)

  • 香港通算勝利数

    0勝

香港

コンテントメント

せん7歳

CONTENTMENT(AUS)

父ユソネットはアメリカでダートの未勝利戦と一般戦を2勝したのみですが、種牡馬としてはオーストラリア年度代表馬のウイークエンドハスラーや香港マイル(G1)の覇者グロリアスデイズなどを送るなど成功しました。

香港のチャンピオントレーナーにこれまで9回も輝き、前出のグロリアスデイズも管理したJ.サイズ調教師が手がけるコンテントメントは2014-2015年シーズンにデビューし、いきなりクラス1(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)の芝1600m戦を含む6勝を挙げる活躍を見せました。

続く2015-2016年シーズンは初戦となった2015年10月のセレブレイションカップ(香LG3・芝1400m)を先行抜け出しで勝って重賞初制覇を果たすと、続くシャティントロフィー(香LG2・芝1600m)もビューティーオンリーを2着に下して連勝。その後、翌年2月にはクイーンズシルバージュビリーカップ(芝1400m)を2番手追走から直線で力強く抜け出してG1初制覇を果たし、5月のチャンピオンズマイル(G1)でもモーリスの2馬身差2着に入りましたが、シーズン最終戦となった安田記念(GⅠ)ではロゴタイプの12着に敗れました。

2016-2017年シーズンは初戦から連敗が続いていましたが、今年5月のチャンピオンズマイル(芝1600m)でビューティーオンリーの追撃をクビ差凌いで約1年2か月ぶりに優勝。その勢いに乗って再び安田記念に参戦しましたが、サトノアラジンの10着でした。

ここは今シーズン(2017-2018年)の初戦で9着に終わった10月1日のセレブレイションカップ(G3)以来のレースとなります。

騎手ブレット・プレブル(Brett Prebble)

年齢:40歳

2度のメルボルン地区リーディングを獲得後、2002年から香港での騎乗を開始。翌2003年にはプレシジョンに騎乗してチャンピオンズ&チャターカップを優勝し頭角を現した。その後、ブリッシュラック、セイクリッドキングダム、ケープオブグッドホープ、ラッキーナインなどの香港スターホースとコンビを組んで勝利を重ねた。6シーズン連続で香港リーディング2位を獲得。特に2009-2010年シーズンではダグラス・ホワイト騎手に1勝足らず、99勝でリーディングを逃した。2010年6月20日にハッピーバレー開催で達成した1日6勝という記録は2017年3月5日にモレイラ騎手が1日8勝を達成するまで、香港競馬における1日最多勝利記録だった。キャリアハイライトは2012年にグリーンムーンで制したメルボルンカップ。

  • 表彰歴

    メルボルン地区リーディングジョッキー(1999-2000年・2000-2001年シーズン)、メルボルン地区見習騎手チャンピオン

  • 香港国際競走

    3勝 香港スプリント(2006年アブソリュートチャンピオン、2009年セイクリッドキングダム、2011年ラッキーナイン)

  • 香港通算勝利数

    795勝

アイルランド

ランカスターボンバー

牡3歳

LANCASTER BOMBER(USA)

現役時代にはアルフレッドG.ヴァンダービルトブリーダーズカップハンデ(G2・アメリカ)を制し、種牡馬としても英インターナショナルS(G1・イギリス)を制したデクラレーションオブウォーやヨーロッパ最優秀2歳牡馬エアフォースブルーなどを送るウォーフロントの産駒。半兄のエクセレブレーションはムーランドロンシャン賞、ジャックルマロワ賞(以上、G1・フランス)、クイーンエリザベスⅡ世S(G1・イギリス)の勝ち馬です。

今年これまでに平地G1に27勝を挙げ、年間平地G1世界最多勝記録を塗り替えアイルランドのA.P.オブライエン調教師が管理するランカスターボンバーは2歳(2016年)8月にデビュー2戦目(アイルランド、芝1400m)で初勝利。その後10月のデューハーストS(G1・イギリス)で逃げてチャーチル(この年のヨーロッパ最優秀2歳牡馬)の2着に入ると、続くアメリカのG1・ブリーダーズカップジュヴェナイルターフでも中団から末脚を伸ばして2着に入りました。

今年は始動戦となった3月のUAEダービー(G2・UAE)4着の後、英2000ギニー(G1・イギリス)4着、愛2000ギニー(G1・アイルランド)5着を経てセントジェームズパレスS(G1・イギリス)では先行して粘って2着。古馬との初対戦となったサセックスS(G1・イギリス)では雨で悪化した馬場の影響もあったか6着に終わりましたが、続いてウッドバインマイル(G1・カナダ)では差してワールドアプルーヴァルの2着に入りました。その後イギリスに戻って迎えたクイーンエリザベスⅡ世Sは再び重馬場で14着。続く前走11月4日のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)では内の4、5番手で流れに乗り、直線でもしぶとく伸びてワールドアプルーバルの2着に入りました。

騎手ライアン・ムーア(Ryan Moore)

年齢:34歳

近年の世界屈指の騎手のひとり。2014年にG1競走15勝を挙げて同年に創設されたロンジン・ワールドベストジョッキーの初代チャンピオンになる。2016年にも再び受賞。2000年5月にトウスター競馬場で障害騎手として、父であるゲイリー・ムーア調教師が管理するマージービートで初勝利を達成。その後すぐに平地騎手に転向し、2002年1月にリングフィールド競馬場でマーウェルズキスに騎乗して平地初勝利を挙げた。2006年にヨーク競馬場でノットナウケイトに騎乗して制した英インターナショナルSがG1初勝利。2017年だけでG1競走20勝を達成。これまでに異なる10か国で積み重ねたG1勝利数は109。凱旋門賞、英ダービー、ジャパンカップ、ブリーダーズカップ、メルボルンカップなど世界一流の競走の多くに優勝している。

  • 表彰歴

    イギリスリーディングジョッキー(2006年、2008年、2009年)、イギリス見習騎手チャンピオン(2003年)、インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ優勝〔2009年(同点)、2010年〕、ロンジン・ワールドベストジョッキー(2014年、2016年)

  • 香港国際競走

    4勝 香港カップ(2010年スノーフェアリー、2016年モーリス)、香港マイル(2015年モーリス)、香港ヴァーズ(2015年ハイランドリール)

  • 香港通算勝利数

    28勝

日本

サトノアラジン

牡6歳

SATONO ALADDIN(JPN)

皐月賞、日本ダービー、菊花賞(以上、G1)の三冠を制したJRA賞年度代表馬で、種牡馬としてもここ5年続けて日本のチャンピオンサイヤーに輝くディープインパクトの産駒。全姉のラキシスはエリザベス女王杯(GⅠ)の勝ち馬です。

2歳(2013年)8月の新馬戦(芝1600m)でデビュー勝ちを収めたサトノアラジンは、2歳暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sで3着、3歳2月にも共同通信杯(以上、GⅢ)で3着と早くから素質の高さを示してはいましたが、重賞ではなかなか勝ちきれず、4歳時まではエプソムカップと富士S(以上、GⅢ)での2着が最良の成績でした。

待望の重賞初制覇を果たしたのは5歳5月の京王杯スプリングカップ(GⅡ、芝1400m)。後方からレースを進めると、直線で上がり3ハロン推定32秒4という出色の末脚を披露。1馬身半差の快勝で本格化をアピールしました。その後、同年秋のスワンS(GⅡ、芝1400m)で2つ目の重賞制覇を果たすと、6歳を迎えた今年6月には連覇を狙ったロゴタイプを差し切って安田記念(芝1600m)に優勝。悲願のGⅠ制覇を成し遂げました。

今秋は毎日王冠(GⅡ)で後方から鋭く追い込んで2着の後、天皇賞(秋)(GⅠ)は不良馬場で競馬にならず最下位18着。続く前走11月19日のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)も本来の末脚が影を潜めて12着に終わっています。香港ではこれまで2015年の香港カップ(G1)11着、2016年の香港マイル(G1)7着と2度レース経験があります。

騎手ヒュー・ボウマン(Hugh Bowman)

年齢:37歳

1999年にナチュラライズドでデビューして以来、積み重ねてきた勝利数は2000を超え、G1勝利数は75という素晴らしいキャリアを築いてきた。これまでに4度のシドニー地区リーディングを獲得。そして過去2シーズン、オーストラリアで最もG1勝利を挙げた騎手。チャンピオン牝馬ウィンクスに騎乗して22戦21勝。同馬でコックスプレート3連覇も達成した。香港ではクイーンエリザベスⅡ世カップ、香港ダービーとチャンピオンズ&チャターカップをワーザーで優勝し、2017年のチェアマンズスプリントプライズはラッキーバブルズで優勝。今シーズンも既に5つのG1勝利を挙げており、直近のG1勝利はシュヴァルグランで制したジャパンカップ。

  • 表彰歴

    シドニー地区リーディングジョッキー(2008-2009年、2011-2012年、2014-2015年、2016-2017年シーズン)、ロンジン・ワールドベストジョッキー(2017年)

  • 香港通算勝利数

    26勝

香港

ジョイフルトリニティ

せん5歳

JOYFUL TRINITY(IRE)

フランスのカブール賞(GⅢ)を制したザンジバリの産駒。近親にはアルゼンチンのG1・オノール大賞を制したボナベンテュラがいます。

ジョイフルトリニティは、27度もフランスチャンピオントレーナーに輝くA.ファーブル調教師の下、バガデュールの名でデビューし、3歳7月のポルトマヨ賞(G3・フランス、芝1400m)に優勝。その後、香港のJ.ムーア調教師(香港チャンピオントレーナー7回)の下に移籍しました。

現在の名前になった香港では昨年5月と6月にクラス2(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)の芝1400m戦と芝1600m戦を差し切って連勝。7月にはクラス1の芝1600m戦でもヘレンパラゴンの2着に入って2015-2016年シーズンを終えました。

2016-2017年シーズンは2戦目のセレブレイションカップ(G3、芝1400m)で2着のビューティーオンリーよりも17ポンド(約7.7kg)軽いハンデを追い風に、抜群の末脚を繰り出して重賞初制覇を果たしましたが、その後は香港マイル3着、香スチュワーズカップ2着、クイーンズシルバージュビリーカップ3着(以上、G1)など素晴らしい末脚で上位を賑わしたものの、あと一歩のところでG1には手が届かず。今シーズン(2017-2018年)は10月のシャティントロフィー11着、11月19日の前走香ジョッキークラブマイル12着(以上、G2)と、いずれも昨シーズン見せていた爆発的な末脚が見られぬままレースを終えています。

騎手ジェラルド・モッセ(Gerald Mosse)

年齢:50歳

1983年にデビュー。キャリアの初期はパトリック・ビアンコーヌ調教師、フランソワ・ブータン調教師とパートナーを組んでいた。1992年の夏、ブータン厩舎の2歳馬アラジで多くのレースを優勝して頭角を現した。積み重ねたG1勝利数はヨーロッパだけで50以上、世界各地で65以上になる。1993年から2001年にはアガ・カーン殿下の専属騎手を務めた。キャリアのハイライトは1990年にソーマレズで優勝した凱旋門賞。2010年にはアメリケインとのコンビでフランス人騎手として初めてメルボルンカップを優勝した。また、フランスと香港のクラシック完全制覇も達成している。香港国際競走生涯最多勝利記録保持者である。

  • 香港国際競走

    8勝 香港カップ(1991年リバーヴァルドン、1999年ジムアンドトニック)、香港マイル(1998年ジムアンドトニック、2010年ビューティーフラッシュ)、香港スプリント(2002年オールスリルズトゥー、2007年セイクリッドキングダム)、香港ヴァーズ(2009年ダリャカーナ、2012年レッドカドー)

  • 香港通算勝利数

    659勝

イギリス

ライトニングスピア

牡6歳

LIGHTNING SPEAR(GB)

現役時代にはナンソープS(G1・イギリス)とキングズスタンドS(G2・イギリス)を制し、種牡馬としては英オークス(G1・イギリス)、愛オークス(G1・アイルランド)を制したサリスカ、ドバイワールドカップ(G1・UAE)のアフリカンストーリーなどを送るピヴォタルの産駒です。

ライトニングスピアはイギリスのR.ベケット厩舎で2歳(2013年)8月にオールウェザー1400m戦(イギリス。以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りイギリス)でデビュー勝ち。その後、O.スティーヴンス厩舎に移り、サマーマイルS(G2)2着、ソロナウェーS(G3・アイルランド)3着などの実績を積み上げた後、現在のD.シムコック厩舎へと転厩となりました。

シムコック厩舎での初戦となった2016年6月のクイーンアンS(G1)で3着に入ったライトニングスピアは、8月のセレブレイションマイル(G2、芝1600m)を鮮やかに差し切って重賞初制覇。10月にはクイーンエリザベスⅡ世S(G1)でこの年のヨーロッパ年度代表馬マインディングの3着に入ってシーズンを終えました。

今年は5月のロッキンジSで2着の後、クイーンアンS9着、エクリプスS7着(以上、G1)といいところがありませんでしたが、雨中のサセックスS(G1)で接戦を演じて3着に入ると、続くセレブレイションマイルではゴール寸前でわずかに前を交わして同レースの連覇を達成しました。その後はムーランドロンシャン賞(G1・フランス)6着、クイーンエリザベスⅡ世S6着と後半の粘りを欠く形で連敗しています。

騎手オシーン・マーフィー(Oisin Murphy)

年齢:22歳

ヨーロッパのカタールレーシングの専属騎手。アイルランドのキラーニー出身でアイルランドポニーレーシングサーキットを卒業。チェルトナムゴールドカップ優勝騎手である叔父ジム・カロティーに騎乗技術を学び、夏期休暇ではトミー・スタック調教師やエイダン・オブライエン(A.P.オブライエン)調教師のもとで働いた。2012年10月にアンドリュー・ボールディング(A.ボールディング)厩舎の見習騎手になる。初騎乗は2013年5月、18歳の時。最初のシーズンでは、歴史ある短距離ハンデキャップ競走をメインに据えたエアゴールドカップデイで4勝をあげるなど41勝を挙げた。2016-2017年シーズンに香港で短期免許を取得して4勝を挙げる前にオーストラリアやUAEで活躍をした。2017年10月にアクレイムに騎乗してフォレ賞(G1)を優勝。その2週間後にはE.P.テイラーS(ブロンドミー)に勝利した。

  • 表彰歴

    イギリス見習騎手チャンピオン(2014年)

  • 香港通算勝利数

    4勝

香港

シーズンズブルーム

せん5歳

SEASONS BLOOM(AUS)

エプソムハンデを制し、ランドウィックギニー(以上、G1・オーストラリア)でも3着に入ったキャプテンソナドールの産駒です。

シーズンズブルームは、ルキャピテーヌという名前でオーストラリアのB.マカーシー厩舎からデビュー。2戦して1勝(芝1200m)という成績を残した後、香港のC.シャム厩舎に移籍しました。

香港では昨年12月の2戦目、今年1月の3戦目とクラス3の芝1400m戦を連勝(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)。続いて4歳馬限定の4歳クラシックシリーズ3戦にも全て参戦し、勝てはしませんでしたが、香港クラシックマイル2着、2戦目の香港クラシックカップ3着、3戦目の香港ダービー4着といずれも上位に入って同世代ではトップクラスの力があることを示しました。6月にはクラス2の芝1600m戦を2着馬との斤量差25ポンド(約11kg)をものともせずに2馬身差で完勝して2016-2017年シーズンを締めくくりました。

今シーズン(2017-2018年)は9月3日に始動し、クラス1の芝1200m戦でスプリンターズS(GⅠ)に出走(5着)したブリザードを差し切って優勝。続くセレブレイションカップ(G3)はビューティージェネレーションに逃げ切りを許して2着に終わりましたが、続く前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2、芝1600m)では香スチュワーズカップとクイーンズシルバージュビリーカップ(以上、G1)の勝ち馬ヘレンパラゴンを2着に下して重賞初制覇を果たしています。

騎手ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)

年齢:34歳

ブラジル出身。南米で通算1000勝以上を挙げ、2009年にシンガポールに拠点を移し、4年間シンガポールで旋風を巻き起こした。2013年10月に香港に移籍。近3シーズン従来の記録を更新する勝利(145勝、168勝、170勝)をあげリーディングジョッキーを獲得している。また、今シーズンも現時点でリーディングの座についている。オーストラリア、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、日本、マカオ、スウェーデン、UAEでの騎乗経験がある。2017年にラッパードラゴンとのコンビで4歳三冠シリーズの香港クラシックマイル、香港クラシックカップと香港ダービーを優勝。同馬は史上初の三冠馬に輝いた。

  • 表彰歴

    香港リーディングジョッキー(2014-2015年〜2016-2017年シーズン)、ロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ優勝(2012年)、JRAワールドオールスタージョッキーズ優勝(2015年)、シンガポールリーディングジョッキー(2010〜2013年)、エクリプス賞(ブラジル)(2006-2007年、2007-2008年シーズン)、香港史上最速でシーズン100勝を達成(2017年2月22日)、香港のシーズン最多勝利記録(2016-2017年シーズンに170勝)、香港の1日最多勝利記録(2017年3月5日に1日8勝)、シンガポールのシーズン最多勝記録(2012年シーズン206勝)、1日8騎乗機会で8勝(シンガポール、2013年9月6日)、1日8勝(ブラジル2006年3月)

  • 香港国際競走

    4勝 香港マイル(2014年エイブルフレンド)、香港カップ(2014年デザインズオンローム)、香港スプリント(2015年ペニアフォビア)、香港ヴァーズ(2016年サトノクラウン)

  • 香港通算勝利数

    618勝

香港

ホースオブフォーチュン

せん7歳

HORSE OF FORTUNE(SAF)

イギリスでシュプリームS(G3)を制したストロングホールドの産駒です。母スウィートヴァージニアは南アフリカでウインターダービー、ウインタークラシック、ファイナルフリングS(以上、G3)と重賞3勝を挙げています。

ホースオブフォーチュンは南アフリカのG.プラー調教師の下、ストロングマンという名前でデビュー。芝1200mの準重賞優勝を含む8戦3勝の成績を残した後、香港のA.ミラード厩舎へと移籍しました。

香港では2014-2015年シーズンの終わりに香港7戦目(クラス3)でようやく初勝利。翌シーズンにはクラス1(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)で2勝(芝1650mと芝1800m)を挙げるなど成長を見せました。

そして迎えた2016-2017年シーズンはシーズン3戦目となった昨年11月のレディースパース(G3、芝1800m)で斤量が13ポンド(約5s)軽かったとはいえ、ヘレンパラゴンの追い上げを退けて重賞初制覇。その後は6連敗となっていましたが、単勝1.2倍の大本命馬パキスタンスターが走る気を見せず最下位に終わった今年6月の香プレミアプレート(G3、芝1800m)でうまく内を突いて優勝。2つ目の重賞タイトルを手に入れました。

その後、さらに7月にもう1戦使われて(クラス1で7着)シーズンを終えたホースオブフォーチュンは、9月には早くも今シーズン(2017-2018年)初戦を迎えて3着(クラス1)。続くレディースパース(G3)4着の後、中1週で向かった前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)は直線で前が少し壁になる場面もあって7着でした。

騎手ウンベルト・リスポリ(Umberto Rispoli)

年齢:29歳

2005年にイタリアで見習騎手としてデビューし、2010年に見習騎手を卒業。2度のイタリアリーディングを獲得。初のリーディングとなった2009年には従来のシーズン記録であった229勝を大幅に上回る245勝を挙げ、イタリアの年間最多勝利記録を更新。日本でも短期免許で騎乗。2011-2012年シーズンに初めて香港に参戦した際には日本のルーラーシップでクイーンエリザベスⅡ世カップを制覇するなど6勝を挙げた。フランスのミケル・デルザングル厩舎に移籍した後は、モリーマローンでカドラン賞(G1)を制してさらなるG1タイトルを獲得。その後、再び香港に戻り、短期免許を取得して騎乗。2016-2017年シーズンは落馬した際に脚を骨折し、復帰まで2か月半を要し、シーズン15勝で終えている。

  • 表彰歴

    イタリアリーディングジョッキー(2009年、2010年)

  • 香港通算勝利数

    72勝

フランス

カラール

せん5歳

KARAR(GB)

英スプリントカップ(G1・イギリス)、デュークオブヨークS(G3・イギリス)、ボーランドS(G3・アイルランド)と重賞3勝を挙げたインヴィンシブルスピリットの産駒です。代表産駒にはヨーロッパ年度代表馬キングマン、同最優秀古馬のムーンライトクラウド、仏ダービー(G1・フランス)馬のローマンなどがいます。

フランスのF.グラファール調教師が管理するカラールは3歳(2015年)3月に芝1600m戦(フランス。以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りフランス)でデビュー勝ちを収めると、続くフォンテンブロー賞(G3)2着を経て、キャリアわずか3戦目で仏2000ギニー(G1)に参戦して4着に健闘しました。

その後は重賞路線から外れていましたが、昨年8月のモートリー賞(G3)で久々に重賞に使われる(7着)と、続くパン賞(G3)で3着に入り、さらにフォレ賞(G1)でも2着。ただし、シーズン最終戦のブリーダーズカップターフスプリント(G1・アメリカ)では最下位(14着)でした。

今年は5月の初戦から3連敗。去勢されて迎えた9月のパン賞(芝1400m)で逃げて後続を寄せ付けず重賞初制覇を果たすと、続くフォレ賞も逃げて3着に善戦。その後向かった前走11月4日のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)では直線で外からよく追い上げましたが7着に敗れています。

騎手ピエールシャルル・ブドー(Pierre-Charles Boudot)

年齢:24歳

2016年にヨーロッパ記録となるシーズン300勝を挙げて自身2度目となるフランスリーディングジョッキーのタイトルを獲得。亡き父マーク・ブドーはフランス中部の調教師だった。名門アンドレ・ファーブル(A.ファーブル)調教師のもとで見習騎手となる前はグヴューの競馬学校に通っていた。初勝利は2009年4月、初めてのG1勝利はギャラントゥで優勝した2014年のパリ大賞。同年にエゾテリックでロートシルト賞を優勝、翌2015年には同馬でジャックルマロワ賞とサンチャリオットSも制した。2014年末には2か月の短期免許を取得して日本で騎乗。身元引受人は池江泰寿調教師。これまでに1200勝以上を挙げ、直近のG1勝利は今年のヴェルメイユ賞(バティール)。

  • 表彰歴

    フランスリーディングジョッキー(2015年、2016年)
    注記:2015年はC.スミヨン騎手と同勝利数

  • 香港通算勝利数

    0勝

香港

ビューティージェネレーション

せん5歳

BEAUTY GENERATION(NZ)

クイーンエリザベスSとジョージメインS(以上、G1・オーストラリア)を制したロードトゥロックの産駒です。

オーストラリアのA.カミングス厩舎からモンテーニュの名前でデビューしたビューティージェネレーションは、ローズヒルギニー2着(G1・オーストラリア)、ホヴァートヴィルS(G2・オーストラリア)3着、ザBMW(G1・オーストラリア)4着を含む7戦2勝の成績を残して、2011年エイブルワン、2014年エイブルフレンドと香港マイル(G1)に2勝を挙げる香港のJ.ムーア厩舎に移籍しました。

現在の名前に改名されて迎えた香港では今年1月に2戦目となったクラス2の芝1600m戦(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)で初勝利をマーク。4歳馬による全3戦で争われる4歳クラシックシリーズにも全て出走し、初戦の香港クラシックマイルと最終戦の香港ダービーでともに3着に入りました。その後、距離を伸ばしてクラス2の芝2200m戦をコースレコード(2分12秒42)で勝つと、4月には芝2400mのクイーンマザーメモリアルカップ(G3)に出走しましたが先行して8着に敗れてシーズンを終えました。

今シーズン(2017-2018年)はマイル路線に戻り、初戦となった10月のセレブレイションカップ(G3、芝1400m)を逃げ切って重賞初制覇。さらにそこから中2週で向かったシャティントロフィー(G2、芝1600m)も2番手から抜け出して重賞連勝としましたが、前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)は先行して直線で粘りきれずシーズンズブルームの3着に敗れています。

騎手デレク・カーチュン・リョン(Derek Ka-Chun Leung)

年齢:29歳

香港ジョッキークラブの騎手養成学校を卒業後、ニュージーランドのランス・オサリバン調教師の指導のもとで騎手としてのキャリアをスタートさせた。香港帰国後はポール・オサリバン調教師のもとで見習騎手となった。2011年6月1日にスターオブフェームで香港通算70勝を挙げて見習騎手卒業の基準に到達。パーソナルベストは2015-2016年シーズンに挙げた33勝。2016-2017年シーズンは2度も負傷で休養を余儀なくされたが、25勝を挙げて最多勝利地元騎手になり、トニー・クルーズアワードに輝いた。今シーズンはビューティージェネレーションに騎乗して複数の重賞競走に優勝。

  • 表彰歴

    アジアヤングガンズチャレンジ優勝(2010年)、トニー・クルーズアワード(2016-2017年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    235勝

香港

シシュアンダール

せん6歳

SICHUAN DAR(AUS)

競走馬としてはオーストラリアの準重賞で2勝を挙げ、G3で2着に入ったことがある程度の成績でしたが、種牡馬として大成してブルーダイヤモンドS(G1)の勝ち馬であるミラクルズオブライフやエクストリームチョイス、コーフィールドギニー(G1)のマイティーボスなどを送るノットアシングルダウトの産駒。祖母トリビューツはVRCオークス(G1)(以上、オーストラリア)の勝ち馬です。

シシュアンダールはオーストラリアのT.マカヴォイ厩舎からアファーメーションの名前でデビュー。マンフレッドS(G3・オーストラリア)3着を含む5戦2勝の成績を挙げた後、香港のC.ファウンズ厩舎へと移籍し、名前も現在のものへと変更となりました。

香港では2015年9月に初出走を迎えましたが、初勝利を挙げたのは9戦目となった翌年6月(クラス2の芝1650m戦。香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)。シーズンをまたいで続く9月のクラス2の芝1650m戦も連勝しましたが、その後は頭打ちとなって、6連敗となった今年4月のレースを最後にファウンズ厩舎から現在のA.ミラード厩舎に転厩となりました。

その後さらに2戦して勝てず昨シーズンを終えましたが、今シーズン(2017-2018年)の始動戦となった9月のクラス2の芝1650m戦で久々に勝利を手にすると、続くクラス2でもいい末脚を見せて2着。その後、重賞初挑戦となった前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)では中団から直線でじわじわと伸びてシーズンズブルームの5着に入りました。

騎手ナッシュ・ローウィラー(Nash Rawiller)

年齢:43歳

3度のシドニー地区リーディングを獲得。オーストラリアでは通算2000勝以上(G1競走50勝以上を含む)の活躍をしているオーストラリアのトップジョッキー。弟のブラッドも騎手、妹のステイシーも元騎手、またもう一人の兄弟のトッドは調教師、父のキースは元障害騎手。ヴィクトリア州でデビューし、キャリア初期にはエルブストロームとのコンビでコーフィールドカップやドバイデューティフリーを勝利。2007年にはシドニーに拠点を移し、ゲイ・ウォーターハウス調教師とコンビを組み、名牝モアジョイアスや3歳牡馬ピエロに騎乗し、活躍。2014年9月に香港移籍し、2015年にシークレットシャムで香プレミアカップを制し、香港での重賞初勝利を達成している。

  • 表彰歴

    シドニー地区リーディングジョッキー(2009-2010年、2010-2011年、2012-2013年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    112勝

香港

ウエスタンエクスプレス

せん5歳

WESTERN EXPRESS(AUS)

ヴィクヘルスカップ(G1)、アスコットヴェールS(G2)、ビルスタットS(G2)とオーストラリアで重賞3勝を挙げ、種牡馬としてもオーストラリア最優秀3歳牝馬のアリンギや香港年度代表馬のセイクリッドキングダムなどを送りオーストラリアチャンピオンサイヤーにも2度輝いたエンコスタデラーゴの産駒。半兄ホワイトフライアーズはサリンジャーSとオーストラリアS(以上、G2・オーストラリア)の勝ち馬です。

ウエスタンエクスプレスは、オーストラリアのL.メイフィールドスミス厩舎からカードレスキャッシュという名前でデビューし、芝1200mと芝1350mを連勝した後、2013年の香港マイル(G1)をグロリアスデイズで制した香港のJ.サイズ厩舎に移籍。同時に現在の名前に改名されました。

香港では2016年11月にクラス3の芝1200m戦(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)で初出走初勝利。4歳馬限定の全3走で争われる4歳クラシックシリーズでは初戦の香港クラシックマイルが10着、2戦目の香港クラシックカップが12着といいところがありませんでしたが、2016-2017年シーズンの終わりまでにはクラス2の芝1400m戦で3勝を挙げました。

今シーズン(2017-2018年)は10月のセレブレイションカップ(G3)8着、シャティントロフィー(G2)5着の後、クラス1の芝1400m戦をハナ差で差し切って優勝。続いて連闘で向かった前走11月19日の香ジョッキークラブマイル(G2)は中団待機から直線で伸びを欠いてシーズンズブルームの8着でした。

騎手サム・クリッパートン(Sam Clipperton)

年齢:23歳

オーストラリアの将来有望な若手騎手の一人。2016-2017年シーズンに香港に移籍するまでにゴドルフィンからのサポートを得て、複数のG2競走に優勝するなど優れた成績を収めた。香港移籍初年度は40勝を挙げてリーディング4位タイとなった。少年時代は馬術やロデオなどの競技に参加していた。15歳で学校を退学し、8度のシドニー地区リーディングを獲得して競馬殿堂入りも果たしているロン・クイントン調教師に師事した。2010年7月16日にナインドラゴンズに騎乗し、ワイオング競馬場でデビュー。翌シーズンには23勝を挙げる活躍をした。2014年にはボビー・エル=イッサ騎手以来20年ぶりに2年連続でシドニー地区の見習騎手チャンピオンに輝いた。G1初勝利は2016年ロン・クイントン調教師が管理するピーピングとのコンビで優勝したクールモアクラシック。

  • 表彰歴

    シドニー地区見習騎手チャンピオン(2012-2013年、2013-2014年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    50勝

文:出走馬については秋山 響(TPC)。騎手については香港ジョッキークラブ発表のプロフィールをJRAで翻訳したもので予定騎手(JRA所属騎手以外を掲載)

注記:騎手の香港国際競走勝ち鞍のレース名は現在のもの。香港通算勝利数は2017年11月27日現在のもの

国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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