レース概要

芝中長距離路線の幕開けを告げる一戦

ドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)は、アラブ首長国連邦(UAE)における芝中長距離路線の最高峰。ドバイワールドカップ(G1)を中心とする3月末の「ドバイワールドカップデー」においては、総賞金600万アメリカドル(約7億200万円。1アメリカドル=117円で換算)で並ぶドバイターフ(G1)とともに準メイン的な立ち位置にあるレースで、世界的には芝中長距離路線の幕開けを告げる位置づけにある。レースのレベルは非常に高く、国際競馬統括機関連盟(IFHA)が発表した2016年の「世界のトップ100 G1レース」では全体で第9位、芝のLカテゴリ(2101m〜2700m)に限れば第3位にランクされている。

ドバイシーマクラシックが創設されたのは1998年のこと。ドバイターフクラシックという名でナドアルシバ競馬場の芝2400m戦として始まり、第1回のレースはモハメド殿下が率いるゴドルフィンが所有するストウアウェイが3馬身半差で楽勝した。その後、G3格付けを得ると同時に現在のレース名へ変更となった2000年には、この翌年にヨーロッパ年度代表馬に輝くことになるファンタスティックライトが快勝し、G2に昇格した翌2001年には日本のステイゴールドがそのファンタスティックライトをハナ差で退けて優勝。トップホースの優勝が相次いだことで、2002年には早くもG1にまで上り詰めた。また、ナドアルシバ競馬場からメイダン競馬場へと開催場が移った2010年からは現在の施行距離である2410mで行われている。

日本馬は2000年にゴーイングスズカが初めて参戦して5着に終わったが、前記したように2001年にはステイゴールドが初制覇を達成。その後も、楽々と逃げ切った2006年のハーツクライ、そして直線で進路を失う場面がありながらも突き抜けた2014年のジェンティルドンナと3頭が優勝。日本馬にとって相性の良いレースとなっている。

文:秋山響(TPC)

  • 2006年 優勝馬ハーツクライ

  • 2013年 優勝馬セントニコラスアビー

メイダン競馬場・芝2410m

メイダン競馬場・芝2410mのコース図

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