データ分析

過去のドバイシーマクラシックの結果から、レース傾向を徹底分析!

内・外の差は少ない

メイダン競馬場で行われた2010年以降、過去7年のドバイシーマクラシックのゲート番別成績を振り返ると、8番ゲートの馬が2勝している程度で大きな偏りは見られなかった。スタートから最初のコーナーまでが短く、ポジション争いで優位と見られる1番から3番ゲートの馬も1勝、3着1回。内枠が必ずしも有利というわけではないようだ。〔表1〕

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〔表1〕
ゲート番別成績(過去7年)
ゲート番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1 0 0 1 6 0% 14.3% 14.3%
2 1 0 0 6 14.3% 14.3% 14.3%
3 0 0 0 7 0% 0% 0%
4 0 2 1 4 0% 28.6% 42.9%
5 0 1 0 6 0% 14.3% 14.3%
6 1 0 1 5 14.3% 14.3% 28.6%
7 1 0 2 4 14.3% 14.3% 42.9%
8 2 1 0 4 28.6% 42.9% 42.9%
9 0 1 1 5 0% 14.3% 28.6%
10 0 1 0 4 0% 20.0% 20.0%
11 0 0 0 4 0% 0% 0%
12 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
13 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
14 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
15 0 1 0 1 0% 50.0% 50.0%
16 0 0 0 1 0% 0% 0%

牝馬の活躍が目立つ

過去7年のドバイシーマクラシックの性別成績を見ると、2010年優勝のダーレミ、2014年優勝のジェンティルドンナ、2015年優勝のドルニヤなど牝馬の活躍が目立つ。出走頭数が少ないとはいえ、勝率、連対率、3着内率の各数値は牡馬・せん馬を大きく上回っている。〔表2〕

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〔表2〕
性別成績(過去7年)
性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
牡・せん馬 4 5 6 56 5.6% 12.7% 21.1%
牝馬 3 2 1 7 23.1% 38.5% 46.2%

ノーザンダンサー系が強い

過去7年のドバイシーマクラシックで上位3着以内に入った馬の父馬を示したのが〔表3〕。ノーザンダンサー系が4勝、2着3回、3着2回と、他の系統よりアタマひとつ抜けた成績を残している。なかでもサドラーズウェルズ系をチェックしておきたい〔表4〕。ヘイルトゥリーズン系、特にサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ日本馬も大いに期待できる。

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〔表3〕
3着以内馬の父馬(過去7年)
1着馬 2着馬 3着馬
2010年 Singspiel(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系) スペシャルウィーク(ヘイルトゥリーズン系) El Prado(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系)
2011年 Tiger Hill(ノーザンダンサー・ダンジグ系) High Chaparral(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系) Lando(ヘロルド系)
2012年 Even Top(クラリオン系) Montjeu(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系) ストーミングホーム(ミスタープロスペクター系)
2013年 Montjeu(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系) ディープインパクト(ヘイルトゥリーズン系) Whipper(ミスタープロスペクター系)
2014年 ディープインパクト(ヘイルトゥリーズン系) Even Top(クラリオン系) Authorized(ノーザンダンサー・サドラーズウェルズ系)
2015年 Azamour(ノーザンダンサー・ナイトシフト系) Dansili(ノーザンダンサー・ダンジグ系) ハーツクライ(ヘイルトゥリーズン系)
2016年 Dubawi(ミスタープロスペクター系) キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系) ディープインパクト(ヘイルトゥリーズン系)

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〔表4〕
父がノーザンダンサー系の3着以内馬の系統(過去7年)
父系統 1着 2着 3着
サドラーズウェルズ系 2 2 2
ダンジグ系 1 1 0
ナイトシフト系 1 0 0

フランス、イギリスなどヨーロッパ勢が強力

過去7年のドバイシーマクラシックで上位3着以内に入った馬の調教国を調べると、フランス調教馬とイギリス調教馬が2勝で並ぶ。アイルランド調教馬の1勝を合わせればヨーロッパ勢が5勝と優位性を示している。日本調教馬は延べ11頭が出走して1勝、2着3回、3着2回。3着内率が54.5%と高く、上位争いの期待が大きい。一方、アメリカ調教馬は5頭が出走して全て7着以下と、案外な成績になっている。〔表5〕

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〔表5〕
3着以内馬の調教国(過去7年)
年度 1着馬 2着馬 3着馬
2010年 イギリス 日本 イギリス
2011年 UAE イギリス UAE
2012年 フランス アイルランド イギリス
2013年 アイルランド 日本 カタール
2014年 日本 フランス イギリス
2015年 フランス フランス 日本
2016年 イギリス 日本 日本
備考:
S.ビン・スルール調教師など、アラブ首長国連邦(UAE)とヨーロッパの両方に調教拠点がある調教師の管理馬については、UAE調教馬扱いとした

フランスの一般戦に要注意

過去7年のドバイシーマクラシックで上位3着以内に入った馬の前走レースをまとめたのが〔表6〕。ステップレースは様々だが、要注意なのがフランスの一般戦。2012年に優勝し、2014年2着のシリュスデゼーグル、2015年優勝のドルニヤ、同年2着のフリントシャーと、好走したフランス調教馬は3月にシャンティイ競馬場のオールウェザー1900mで行われた一般戦を使って臨んでいた。

文:秋山響(TPC)

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〔表6〕
3着以内馬の前走レース(過去7年)
前走 ドバイシーマクラシックにおける成績
1着 2着 3着
ブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ) 2 1 0
京都記念(GII) 1 1 0
メイダンホテル賞(一般・フランス) 1 1 0
ダルシャーン賞(一般・フランス) 1 1 0
ドバイシティーオブゴールド(G2・UAE) 1 0 1
英セントレジャー(G1・イギリス) 1 0 0
中山記念(GII) 0 1 1
香港ヴァーズ(G1・香港) 0 1 1
ジャパンカップ(GI) 0 1 0
有馬記念(GI) 0 0 1
ボスポラスカップ(G2・トルコ) 0 0 1
ナドアルシバトロフィー(G3・UAE) 0 0 1
エミールトロフィー(カタールLG1・カタール) 0 0 1

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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