データ分析

過去10年のメルボルンカップの結果から、レースの傾向を徹底分析!

極端な負担重量は割り引き!?

メルボルンカップはハンデキャップレース。そこで過去10年のメルボルンカップにおける負担重量別成績を調べると、「56〜57kg」の馬が、勝率、連対率、3着内率の全てで最も良い数字を挙げていた。これに続くのが「54.5〜55.5kg」の馬で、こちらは過去10年で5頭が優勝を果たしている。逆に成績が奮わないのは、「57.5kg以上」の馬と「52.5kg以下」の馬。極端にハンデが重かったり軽かったりする馬は、評価を下げた方が良いかもしれない。〔表1〕

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〔表1〕
負担重量別成績(過去10年)
負担重量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
52.5kg以下 1 2 2 65 1.4% 4.3% 7.1%
53〜54kg 2 5 3 75 2.4% 8.2% 11.8%
54.5〜55.5kg 5 1 3 39 10.4% 12.5% 18.8%
56〜57kg 2 2 1 10 13.3% 26.7% 33.3%
57.5kg以上 0 0 1 10 0% 0% 9.1%

5歳馬の活躍が目立つ

過去10年のメルボルンカップの成績を年齢別にまとめると、「5歳馬」が6勝、2着4回、3着2回と最も良い成績を残している。これに続くのが「4歳馬」で、3着以内に10頭を送り出している。一方、成績が芳しくないのは「7歳以上」の馬。出走頭数自体はのべ43頭と少なくないが、過去10年で優勝馬は出ておらず、連対率、3着内率共に低い数字となっている。〔表2〕

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〔表2〕
年齢別成績(過去10年)
年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 0 0 1 3 0% 0% 25.0%
4歳 3 3 4 55 4.6% 9.2% 15.4%
5歳 6 4 2 58 8.6% 14.3% 17.1%
6歳 1 1 3 42 2.1% 4.3% 10.6%
7歳以上 0 2 0 41 0% 4.7% 4.7%
JRA基準による馬齢で集計

真ん中あたりの枠が有利!?

過去10年のメルボルンカップのゲート番別成績を調べてみると、「8〜14番」に入った馬が6勝、2着5回、3着3回の好成績を残している。一方、やや不振と言えるのがそれよりも外(15〜24番)のゲート番に入った馬。最初のコーナーまで十分な距離があるコース設定とはいえ、フルゲートが24頭に設定されているメルボルンカップでは、外枠は少し不利と言えそうだ。〔表3〕

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〔表3〕
ゲート番別成績(過去10年)
ゲート番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
2 0 2 1 7 0% 20.0% 30.0%
3 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
4 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
5 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
6 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
7 0 0 0 10 0% 0% 0%
1〜7 3 3 5 59 4.3% 8.6% 15.7%
8 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
9 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
10 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0%
11 1 2 1 6 10.0% 30.0% 40.0%
12 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
13 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
14 0 1 0 9 0% 10.0% 10.0%
8〜14 6 5 3 56 8.6% 15.7% 20.0%
15 0 1 0 9 0% 10.0% 10.0%
16 0 0 0 10 0% 0% 0%
17 0 0 0 10 0% 0% 0%
18 0 0 0 10 0% 0% 0%
19 0 0 1 9 0% 0% 10.0%
20 0 0 0 10 0% 0% 0%
21 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
15〜21 1 1 1 67 1.4% 2.9% 4.3%
22 0 0 1 8 0% 0% 11.1%
23 0 1 0 6 0% 14.3% 14.3%
24 0 0 0 3 0% 0% 0%
22〜24 0 1 1 17 0% 5.3% 10.5%

地元オーストラリア生産馬は押され気味!?

過去10年のメルボルンカップにおける生産国別の成績をチェックすると、地元であるオーストラリア生産馬は、2勝を挙げているとはいえ、率の上ではやや見劣りする結果となった。オーストラリアは、25戦無敗の名牝ブラックキャビアなどスプリンターのレベルの高さで知られるが、一方で、ステイヤーが手薄になっているのが影響していそうだ。むしろ、同じオセアニアでも、3着以内に7頭を送り出しているニュージーランド生産馬に注意を払いたい。〔表4〕

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〔表4〕
生産国別成績(過去10年)
生産国 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
アイルランド 2 4 3 43 3.8% 11.5% 17.3%
ニュージーランド 2 1 4 46 3.8% 5.7% 13.2%
オーストラリア 2 0 1 52 3.6% 3.6% 5.5%
日本 1 1 0 4 16.7% 33.3% 33.3%
フランス 1 1 0 8 10.0% 20.0% 20.0%
ドイツ 1 0 1 5 14.3% 14.3% 28.6%
アメリカ 1 0 0 12 7.7% 7.7% 7.7%
イギリス 0 3 1 28 0% 9.4% 12.5%
UAE 0 0 0 1 0% 0% 0%

レース間隔の短さは問題なし

過去10年のメルボルンカップで3着以内に入った馬の前走のレースを調べると、コックスプレート組が3勝、3着2回、ジーロンカップ組が2勝、2着2回と目立つ活躍を見せている。コックスプレートからは中9日、ジーロンカップからは中12日(共に2016年の開催日での間隔)という日本では考えにくい間隔だが、データが示す通り、オーストラリアではごく普通の臨戦間隔となっている。なお、2008年のヴュードと2009年のショッキングは、それぞれマッキノンS、レクサスSから中2日で優勝している。〔表5〕

文:秋山響(TPC)

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〔表5〕
メルボルンカップ3着以内馬の前走のレース(過去10年)
前走のレース メルボルンカップの着順
1着 2着 3着
コックスプレート 3 0 2
ジーロンカップ 2 2 0
コーフィールドカップ 1 2 3
レクサスS 1 1 1
マッキノンS 1 0 1
ハーバートパワーS 1 0 0
ムーニーバレーゴールドカップ 1 0 0
愛セントレジャー(アイルランド) 0 2 0
フォワ賞(フランス) 0 1 0
ロンズデイルカップ(イギリス) 0 1 0
セプテンバーS(イギリス) 0 1 0
英セントレジャー(イギリス) 0 0 1
マーチS(イギリス) 0 0 2

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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