





競馬番組一般事項内の「出走可能頭数」をご覧ください。
| コース | 一周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 1,667m(内回り) 1,840m(外回り) |
20〜32m(内回り) 24〜32m(外回り) |
310m | 5.3m | 1,000m(内)、1,200m(外) 1,400m(内)、1,600m(外) 1,800m(内)、2,000m(内) 2,200m(外)、2,500m(内) 2,600m(外)、3,200m(外・内) 3,600m(内)、4,000m(外) |
| B | 1,686m(内回り) 1,859m(外回り) |
17〜29m(内回り) 21〜29m(外回り) |
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| C | 1,705m(内回り) 1,877m(外回り) |
14〜26m(内回り) 18〜26m(外回り) |
| 一周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
|---|---|---|---|---|
| 1,493m | 20〜25m | 308m | 4.4m | 1,000m、1,200m、1,700m、 1,800m、2,400m、2,500m |
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有馬記念や皐月賞などが行われる“内回り”と、スプリンターズSや朝日杯フューチュリティSなどの舞台となる“外回り”。中山競馬場の芝コースは“2本立て”の構成となっている。2つのコースは2コーナーで分岐し、3コーナー地点で再び合流するというレイアウト。このうち外回りコースに比べると、2〜3コーナーのカーブがかなりタイトな設計となっている内回りコースは「小回り」のイメージが強い。
実際、内回りコースの1周距離(1667.1m・Aコース使用時)は札幌競馬場のそれ(1640.9m)と比べても大差なく、310mという直線の長さも、いわゆる4大場の中ではもっとも短い。小倉競馬場の直線(293m)とそれほど変わらないほどだから、1周距離が1839.7m(Aコース使用時)という外回りコースはともかく、内回りコースのサイズは「少し大きめのローカル場」と表現するのが当たっているだろう。
しかし、そんな中山競馬場にはローカル場とは一線を画した特徴を指摘できる。内回り、外回りとも、コース全体の高低差が5.3mと極めて大きいことだ。この5.3mという数字はJRA全10場の中でも最大の数字(ちなみに次位は京都競馬場・外回りの4.3m)。馬たちはコースを1周する間に、2階建ての建物に相当するほどの高低差を上り下りしている計算になる。
ゴールを起点に全体の起伏を見ていくと、ゴール地点から1コーナーにかけて上り勾配が続き、2コーナーの手前で最高到達点を迎える。内回り、外回りとも、そこからは下り勾配に転じ、間に平坦部分を挟みながらホームストレッチ半ばの最深部まで延々と長い下り坂が続く。
そしてゴール前では、中山名物の急坂が馬たちを待ち構えている。残り180m〜残り70m地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2m、最大勾配は2.24%と日本一のキツさを誇る。快調に飛ばしてきた馬の脚色が急坂で鈍り、ゴール前の逆転劇に繋がるケースもしばしば見受けられ、馬たちにとっては文字通り最後に待ち受ける“難所”となっている。
2コーナー手前の最高到達地点から長い下り坂と急激な上り坂を経てゴールに至る起伏構成は、一方のダートコースも同じ。1周距離が1493m、直線の長さが308mと、全体のサイズこそ「ローカル場を少し大きくした程度」に過ぎないダートコースだが、コース全体の高低差は4.5mにも及ぶ。ゴール前には芝コースと同様の急坂が設けられており、サイズから連想されるイメージよりも遥かにタフなコースといえる。
起伏に富んだ地形は障害コースにも上手く活かされており、深い“谷”を上り下りするバンケット障害は中山の名物といえるもの。また、春の中山グランドジャンプ、暮れの中山大障害と、1年に2回しか使用されない襷(タスキ)コース(通称・大障害コース)には、大竹柵、大いけ垣という2つの難関が設置されており、スリリングなレースをファンに提供している。(石田敏徳)(2012年4月時点)
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