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特別レース名解説  4回 京都競馬
【第1日】 7月2日(土)
●大江山(おおえやま)特別
 大江山は、京都府丹後半島の付け根に位置する連山の総称。鍋塚、鳩ヶ峰、千丈ケ岳、赤石ヶ岳が連なって大江山連峰を形成している。最高峰は千丈ケ岳の833m。源頼光の鬼退治として有名な酒呑童子伝説の地として知られる。

●丹後半島(たんごはんとう)特別
 丹後半島は、京都府北部の日本海側に突き出た半島。海岸は丹後天橋立大江山国立公園の一部に含まれる。絹織物の生産が盛んで、丹後ちりめんが有名。

●天橋立(あまのはしだて)ステークス
 天橋立は、京都府北部宮津市にある砂嘴でできた砂浜。逆さになって見ると天に架かる橋のように見えることからこの名がついたと言われている。陸奥の「松島」、安芸の「宮島」とならび、日本三景の一つに数えられる。河川から流出した砂や小石などが海流に乗って移動し蓄積され形成された。全長3.6kmで、その両側には約8000本の松が植えられている。

【第2日】 7月3日(日)
●芦原(あわら)特別
 芦原は福井県の北端に位置する市。明治時代より温泉街として栄えた。泉質は33.5℃〜77.5℃の含塩化土類食塩泉で、皮膚病・胃痛・神経痛などに効能がある。
 なお、京都競馬場の芝馬場には芦原産の野芝が使用されている。

●若狭湾(わかさわん)特別
 若狭湾は、京都府北部から福井県北部の日本海に面した深く入り込んだ海湾。日本海側としては珍しくリアス式海岸を形成している。

●米子(よなご)ステークス
  米子は、鳥取県西部の市。美保湾と中海に面し、日野川下流域と弓ヶ浜砂嘴(さし)南半部を占める。江戸初期以降、城下町として発展した。また大山登山の玄関口でもある。白ネギなど野菜の栽培が盛ん。

【第3日】 7月9日(土)
●樟葉(くずは)特別
 樟葉は、大阪府枚方市の地名。京阪電鉄樟葉駅の周辺には、大型商業施設や高層マンションが立ち並ぶ。

●枚方(ひらかた)特別
 枚方は、大阪府北東部にある市。京都府と奈良県の府県境に位置している。伝統産業である河内そうめんの産地として有名。

●ジュライ(July)ステークス
 ジュライは、英語で7月のこと。古代ローマの軍人、政治家、文筆家であったジュリアス・シーザー(Julius Caesar)の出生月に由来している。

【第4日】 7月10日(日)
●一乗寺(いちじょうじ)特別
 一乗寺は、京都市左京区にある地名。剣豪として知られる宮本武蔵が吉岡一門と闘った「一乗寺下り松の決闘」の地として知られている。決闘の地となった八大神社には、現在も下り松が保存されている。

●比良山(ひらさん)特別
 比良山は、滋賀県志賀町と大津市堅田との境にある比良山地の高峰群。蓬莱山、武奈ヶ岳、打見山などが並んでいる。近江八景の1つ「比良の暮雪」に数えられた景勝地。

●プロキオンステークス(GIII)
 本競走は、平成8年に創設された重賞競走。当初は4月中旬に施行されていたが、12年から6月中旬となり、それに伴い出走資格が4歳以上から3歳以上へ変更された。なお、18年より7月上旬に移設され、ローテーションの改善が図られている。
 プロキオン(Procyon)は、こいぬ座のアルファ星で、シリウス、ベテルギウスとともに「冬の大三角形」を形作る恒星。
 なお、本年は開催日割の変更により、京都競馬場にて施行される。

【第5日】 7月16日(土)
●鹿ケ谷(ししがたに)特別
 鹿ケ谷は、京都市左京区にある地名。平家一門に反発した後白河院近臣らが東山鹿ケ谷の僧俊寛の山荘で計画した平氏打倒陰謀事件である「鹿ケ谷の陰謀」で知られる。

●蹴上(けあげ)特別
 蹴上は、京都市東山区の一地区。傾斜に線路を引き、動力を用いて船を引っ張り上げたインクライン軌道跡がある。

●大文字(だいもんじ)ステークス
 大文字は、京都市左京区の東山の中にある如意ヶ岳の西峰。旧暦7月16日(現在は8月16日)の夜、京都如意岳の西の中腹で「大」の字の形に篝り火が焚かれる。

【第6日】 7月17日(日)
●木屋町(きやまち)特別
 木屋町は、京都市中京区にある地名。高瀬川沿いに位置している木屋町通は日本初の電車が走ったことで有名。また、周辺には土佐藩邸や長州藩邸などがあったため、維新の志士が集まる旅館や料亭が多くあり、幕末を代表する地としても有名。

●聖護院(しょうごいん)特別
 聖護院は、京都市左京区にある寺院とその周辺の地域。排水の良い高燥地であったことから、かつては農業地域として利用され、聖護院ダイコン・聖護院カブなどの名が残っている。

●祇園(ぎおん)ステークス
 祇園は、京都市東山区の八坂神社(祇園社)周辺の地名。地名は八坂神社の旧名・祇園社(1868年改称)に由来する。門前町として発達、花街としても知られ、現在でも町家や石畳の風情が残り、京都観光の中心地の1つ。

【第7日】 7月23日(土)
●石山(いしやま)特別
 石山は滋賀県大津市の一地区。花の寺ともいわれる石山寺は紫式部ゆかりの寺として有名。また、近江八景の1つ「石山の秋月」でも有名な景勝地。

●瀬田(せた)特別
 瀬田は滋賀県大津市の一地区。近江八景の1つ「瀬田の夕照」で知られ、日本三名橋の1つである「瀬田の唐橋」がある。「唐橋を制するものは天下を制する」といわれるほど、昔は交通や軍事の要衝であった。

●彦根(ひこね)ステークス
 彦根は、滋賀県の北東部に位置する市。昭和12年(1937年)市制施行。江戸時代に井伊直政の子、直孝が彦根城を築城してから城下町として栄えた。彦根城は天守閣が現存しており、国宝に指定されている。

【第8日】 7月24日(日)
●賤ヶ岳(しずがたけ)特別
 賤ヶ岳は、滋賀県長浜市にある山。標高421m。織田信長が本能寺の変で殺害されたあと、後継を巡り対立した羽柴秀吉と柴田勝家がこの地で戦った「賤ヶ岳の戦い」で知られる。この戦いに勝利した秀吉は、信長の後継者としての地位を確立した。

●長浜(ながはま)特別
 長浜は、滋賀県北東部に位置する市。交通や水運の要衝として発展した。古くは今浜と呼ばれていたが、この地を与えられた羽柴秀吉が織田信長の「長」をとって長浜と改称した。

●安土城(あづちじょう)ステークス
 安土城は、滋賀県近江八幡市にあった城。現在は城跡全体が特別史跡に指定されている。天正7年(1579年)に織田信長が観音寺城の支城のあった安土山に天下統一の拠点として築城した。安土城に移ったあと、石山本願寺との戦争を終わらせるなど、天下統一に邁進していたが、3年後の天正10年(1582年)に京都の本能寺で明智光秀に襲われ、安土城はそれに続く山崎の戦いの余波で焼失した。