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●つばき賞
椿(つばき)は、ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。日本では古代より植栽されており、観賞花として品種改良が行なわれた。
●稲荷(いなり)特別
稲荷は、京都市伏見区東山連峰の南端、深草山の北にある山。西麓には和銅4年(711)に秦伊呂具(はたのいろぐ)が鎮守神として創建した伏見稲荷大社があり、山麓から山頂まで千本鳥居が続いている。同大社は、全国の稲荷神社の総本社として信仰を集めている。
●北山(きたやま)ステークス
北山は、京都北方の船岡山・衣笠山・岩倉山などの諸山の称。丹波高地の南端部を指す。また、京都市北部の通りの名。室町幕府の3代将軍足利義満が山荘を営んだ京都北山にちなんで、当時の文化を北山文化と呼ぶ。
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●水路閣(すいろかく)特別
水路閣は、京都市左京区にある南禅寺の境内を通過する水路橋。琵琶湖疏水事業の一環として明治21年(1888)に完成した。延長93.17m、幅4.06m。レンガ造りのアーチ型を成し、京都を代表する景観のひとつとなっている。
●松籟(しょうらい)ステークス
松籟は、松の梢に吹く風の音のこと。松風、松韻ともいう。松は、マツ科の針葉高木。日本では古くから神の宿る神聖な木、節操、長寿を象徴する木として尊ばれ、正月には門松を飾る風習がある。
●京都牝馬ステークス(GIII)
本競走は、3歳以上、牝馬限定の競走条件で昭和41年に創設された重賞競走。第1・2回は2,000mで施行され、第3回から現行の1,600mで行われている。(中京競馬場で施行された54年と、降雪の影響でダートに変更となった59年を除く。)また、58年にはそれまで秋に施行していたものを1月に変更し、出走資格も4歳以上に変更された。平成13年より、従来の『京都牝馬特別』から『京都牝馬ステークス』へ名称を変更して現在に至っている。
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●エルフィン(Elfin)ステークス
エルフィンは、英語で「小さな妖精のような」の意味。単に「小さな妖精」という場合はエルフ(Elf)という。チュートン民話に出てくる魔力をもった小人がエルフで、森や野に住み、いたずら好きだとされている。
●山城(やましろ)ステークス
山城は、五畿の国名のひとつで、京都府南部にあたる旧国名。古くは「山代」と書いた。延暦13年(794)の平安京遷都時に山河が襟帯して自然に城をなす形をしていることから山城と改字された。
●すばるステークス
すばる(昴)は、牡牛座にある散開星団、プレアデスの和名。名前は星団をひと括りとして「統(す)べる」という意味に由来する。肉眼では6個の星しか見えないので六連星とも言われる。
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●木津川(きづがわ)特別
木津川は、京都府南部を流れて八幡市で淀川に注ぐ一級河川。三重県の青山高原に源を発し、鈴鹿山脈の油日岳から流れる柘植川、布引山地の笠取山から流れる服部川、高見山地の三峰山から流れる名張川の3河川の水を集める。
●橿原(かしはら)ステークス
橿原は、奈良県中西部の市。史跡に富み、中世には市の中心部が寺内町として発展した。神武天皇の皇居は畝傍(うねび)橿原宮と呼ばれ、現在の橿原神宮は、その皇居跡と推定される地に建てられた。
●シルクロードステークス(GIII)
本競走は、平成8年に創設された重賞競走。12年に高松宮記念の施行時期が3月に移設されたことに伴い、本競走の施行時期も従来の4月から2月に変更となった。また14年からは負担重量が別定からハンデキャップへ変更された。
シルクロード(Silk Road)は、中央アジアを横断する古代の東西交通路の名称。絹が中国からこの道を通って西方に運ばれたことから由来する。奈良の正倉院には当時の記録を示した中国製やペルシア製の宝物が数多く残っている。
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●淀(よど)ジャンプステークス
淀は、京都市伏見区南西部の地名。宇治川・桂川・木津川の合流点近くにあり、淀川舟運の河港として栄えた。京都競馬場の第3コーナーは高低差が大きい坂があり、「淀の坂」と呼ばれている。
●寒桜(かんざくら)賞
寒桜は、バラ科の落葉高木。ヤマザクラの一変種で葉はやや厚く、花は淡紅色。花期が非常に早く、暖かい地方では2月頃満開となるのでこの名が付けられた。
●宇治川(うじがわ)特別
宇治川は、京都府宇治市から京都盆地へと流れ出る河川。琵琶湖を水源として流出する唯一の川で、上流部では瀬田川と呼ばれ、京都・大阪の府境付近で桂川、木津川と合流して淀川となる。宇治市内の河岸には平等院や宇治上神社などがある。
●アルデバラン(Aldebaran)ステークス
アルデバランは、おうし座の一等星。語源はアラビア語で「後に続くもの」を意味するアル・ダバラン(AlDabaran)に由来する。同時期に見えるカペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲルとアルデバランを結んだものを冬のダイヤモンドと呼ぶ。
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●琵琶湖(びわこ)特別
琵琶湖は、滋賀県の中央部を占める日本最大の湖。約400万年前に誕生したとされる。古くは淡海、近江海、鳰(にお)の海などと呼ばれていた。名は形状が楽器の琵琶に似ていることに由来すると言われている。
●飛鳥(あすか)ステークス
飛鳥は、奈良県高市郡明日香村一帯の地域。592年の豊浦宮遷都から694年の藤原京遷都までの約100年間この地に天皇の宮が多く所在した。この間の時代を飛鳥時代と呼び、当時を偲ぶ飛鳥寺や高松塚古墳などの史跡がある。
●きさらぎ賞(NHK賞)(GIII)
本競走は、昭和36年に創設された3歳馬の重賞競走。当初は中京競馬場で施行されており、中京記念に次ぐ歴史を誇るレースであったが、62年から施行場が京都競馬場に変更された。これに伴い、距離も1,800mから2,000mへ延長されたが、1,800mコースの新設により平成3年から1,800mに戻り現在に至っている。
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●春日(かすが)特別
春日は、奈良市およびその付近の地域。特に、春日大社の付近を指す。春日大社は奈良市春日野町にある神社。3月13日の春日祭は三勅祭のひとつ。
●河原町(かわらまち)ステークス
河原町は、京都市中央部を流れる鴨川西岸沿いに発展している通りとその周辺地域。安土桃山時代に豊臣秀吉が築いたお土居(古い京都を囲んだ塀)の外にある。河原町三条から四条河原町にかけて繁華街となっている。
●農林水産省賞典京都記念(GII)
本競走は、昭和17年(1942)創設の重賞競走。昭和25年までは3,000m〜3,500mで争われていた。27年以降は2,000m〜2,200mの中距離戦となり、44年の第47回から2,400mに変更された。毎年春・秋の年2回施行されていたが、59年より年1回の施行となった。また、平成6年から距離が2,200m、負担重量が別定へ変更になった。
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●こぶし賞
こぶしは、モクレン科の落葉高木。名は蕾(つぼみ)が子供の握りこぶしに似ていること、または花の実に握りこぶし状のデコボコがあることから付けられた。花言葉は「友愛」。
●大津(おおつ)特別
大津は、滋賀県南西部、琵琶湖南西岸にある市。滋賀県の県庁所在地。古くから湖上、陸上交通の要所として栄え、都が置かれたこともあった。市内には延暦寺、日吉大社、石山寺など由緒ある寺社のほか、大津京跡、膳所城跡、義仲寺などの史跡も多い。
●斑鳩(いかるが)ステークス
斑鳩は、奈良県北西部、生駒郡の町。聖徳太子が造営した斑鳩宮跡に由来する。法隆寺、中宮寺、法輪寺などの社寺があり、仏教の中心地であった。町内西部の竜田川流域は県立竜田公園として整備され、紅葉の名所として知られている。
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