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●白井(しろい)特別 白井は、千葉県北西部、下総台地に位置する市。北総鉄道が通じ、住宅地化が進んでいる。ナシや自然薯の生産が盛ん。
なお、白井市にはJRA競馬学校がある。同校は昭和57年開校で、騎手課程と厩務員課程の2コースがある。また、施設内には国際厩舎があり、国際競走に出走する外国馬は、ここで検疫を受けながら調教が出来るようになっている。
●浦安(うらやす)特別 浦安は、千葉県の北西部、江戸川河口の三角州にある市。東京湾に面し、海苔や貝類の養殖が盛んであった。現在は、埋め立てによって総面積がかつての約4倍になるとともに、臨海工業地化が進み、地下鉄東西線やJR京葉線が通じて人口も急増した。昭和58年に開園した東京ディズニーランドの所在地として有名。
●紫苑(しおん)ステークス(秋華賞トライアル) 紫苑は、キク科の多年草。日本・朝鮮・中国・シベリアに分布し、観賞用に栽植もされる。茎は高さ約2mになり、広披針形の葉を互生する。秋に茎頂が分枝し、淡紫色の頭花を多数つける。花言葉は「追憶」。
本競走は、秋華賞のトライアルレースとして平成12年に創設された牝馬限定競走。第2着までの馬には秋華賞への優先出走権が与えられる。
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●初風(はつかぜ)特別 初風は、季節の初めに吹く風。特に初秋の風のことを指す。
●レインボー(Rainbow)ステークス レインボーは、英語で虹のこと。虹は降雨の後に太陽と反対側の空にかかる7色の帯のこと。日本では虹は7色とされているが、各国で色の認識が違い、国によっては5色や6色とされている。
●京成杯オータムハンデキャップ(GIII) 本競走は、昭和31年に創設された『オータムハンデキャップ』を前身とする競走。34年に『京王杯オータムハンデキャップ』となり、平成10年に現在の競走名に改称された。創設時は現在と同じ1,600mだったが、昭和38年には1,800mに延長され、59年の番組改革で再び1,600mに短縮された。
なお、本競走は京成電鉄株式会社から寄贈賞を受けている。京成電鉄は、東京都墨田区に本社を置く鉄道会社。
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●カンナ(Canna)ステークス カンナは、カンナ科の多年草。茎は肥厚した根茎から出て、高さ約1.5m、バショウにやや似た葉を数個つける。夏から秋にかけ花茎を出し、大きな花を次々と開く。花言葉は「永続」「堅実な未来」。
●松戸(まつど)特別 松戸は、千葉県北西部、下総台地と江戸川の沖積平野にまたがる市。昭和18年(1943)市制施行。江戸川の渡し場として発達し、近世は水戸街道の宿場町として栄えた。市の周辺部は早くから近郊農業地として開け、矢切ネギ、二十世紀梨などを生産している。また、小金牧で知られているように古くから馬と縁の深い土地柄でもあり、明治から大正時代にかけて、現在の中山競馬場の前身となった松戸競馬場が開設されていた。
●セプテンバー(September)ステークス セプテンバーは、英語で9月のこと。セプトは英語の7の語源。ユリウス・カエサルが制定したユリウス暦において2ヶ月繰り下がり9月となった。ユリウス暦は紀元前45年から1582年まで使用されていた暦で1582年以降は現在のグレゴリオ暦が使用されている。
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●上総(かずさ)特別 上総は、現在の千葉県の中部に当たる旧国名。明治6年(1873)に、安房、下総と併せて千葉県と改称した。
●葛飾(かつしか)特別 ※「葛」は旧字体 葛飾は、下総国の古郡名で、現在の荒川放水路と江戸川に挟まれた沖積地。『万葉集』にも勝鹿、勝牡鹿の地名で出ている。中世になって江戸川を挟み、東が下総国東葛飾、西が同西葛飾と区分されたが、江戸時代に東葛飾は下総国(現在の千葉県)葛飾郡、西葛飾は武蔵野国(現在の東京都と埼玉県)葛飾郡となった。
●ラジオ日本賞セントライト記念(JpnII)(菊花賞トライアル) ラジオ日本は、横浜市に本社を置くラジオ局の通称。本競走は、同社からの寄贈賞を受けている。
本競走は、日本初の三冠馬で、顕彰馬でもあるセントライト号の功績を称え、昭和22年に創設された3歳馬限定の重賞競走。当初は2,400mの別定重量で争われたが、42年に2,200mに短縮され、平成15年からは馬齢重量となった。なお、3着までの馬に菊花賞への優先出走権が与えられる。
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●汐留(しおどめ)特別 汐留は、東京都港区にある地域。かつて旧国鉄の貨物ターミナルがあった。現在はその跡地を利用した再開発が行われ、カレッタ汐留、汐留シティセンターをはじめとして、多くの商業施設やホテルなどが建設されている。
なお、汐留にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ汐留がある。
●九十九里(くじゅうくり)特別 九十九里は、千葉県山武郡の町。九十九里浜で有名。九十九里浜は、千葉県北東部の太平洋岸、北は刑部岬から南は太東埼までの約60kmにおよぶ海岸。海水浴や海釣りを始めとしたマリンスポーツが盛んで多くの観光客が訪れる。また、いわし等の漁場としても知られている。
●ながつきステークス ながつき(長月)は、陰暦9月の異称。夜が長くなる月なので、夜長月という言葉を略したとも言われる。
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●勝浦(かつうら)特別 勝浦は、千葉県南東部、太平洋に面する都市。中心の勝浦地区は漁師町、市場町として発達したもので、朝市は近世以来の伝統をもつ。勝浦港は銚子港に次いで県内有数の水揚げ量を誇り、中でもアジやカツオの水揚げが多い。
●茨城新聞杯 茨城新聞は、茨城新聞社が発刊する明治24年(1891)創刊の新聞紙。茨城新聞社は茨城県水戸市に本社を置く新聞社。本競走は、昭和56年に同社から寄贈賞を受け創設された。
●産経賞オールカマー(GII) 本競走は、昭和30年に創設された重賞競走。当初は3歳以上、2,000m、ハンデ戦として争われたが、56年に負担重量が別定に変更され、59年には距離が2,200mに延長された。61年に馬齢重量となったが、平成7年に国際競走となった際、負担重量が再び別定になり、GIIIからGIIへと格上げされた。
産経新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社から寄贈賞を受けている。
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●芙蓉(ふよう)ステークス 芙蓉は、アオイ科の落葉低木。暖地に生え、観賞用に栽植される。高さ1〜3m。初秋に、上部の葉腋に径約13cmの淡紅色の五弁花を開く。花は一日花で、白花の八重咲き、花色が変化する品種などもある。花言葉は「繊細美」。
●外房(そとぼう)特別 外房は、千葉県の房総半島南東部・太平洋沿岸を称したもの。安房の国の外側という意味。冬も温暖で草花の栽培が盛んである。南房総国定公園に属する。
●内房(うちぼう)ステークス 内房は、千葉県南西部、東京湾浦賀水道に面する海岸。外房に対し、房総半島南端の洲崎から北の富津岬までをいう。洲崎、大房岬、鬼ヶ崎、明鐘岬などの断崖奇岩の岬の間に波静かな入江が入り組む絶好の観光地で、夏は海水浴場として賑わう。また、『南総里見八犬伝』の舞台として有名な富山や、景勝地の鋸山など見どころも多い。海岸線のほぼ全域が南房総国定公園に属する。
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●習志野(ならしの)特別 習志野は、千葉県北西部、東京湾に面する市。市域は下総台地と東京湾の埋立地で構成されている。元陸軍の演習地であったが、戦後は跡地に病院や学校が建設され、現在は東京のベッドタウンとして発展している。また、市の西部には、ラムサール条約登録地である谷津干潟があり、多くの渡り鳥が飛来する。
●江戸川(えどがわ)特別 江戸川は、千葉県野田市で利根川から分かれ、東京湾に注ぐ川。川沿いには松戸、行徳、浦安などの都市が発達した。関東平野の農業用水源かつ排水路としての役割を担う。上流と中流は埼玉県と千葉県の、下流は千葉県と東京都の境界線になっている。また、東京都の区名の1つ。
●秋風(しゅうふう)ステークス 秋風は、秋になって吹く涼しい風のこと。「あきかぜ」ともいう。
●スプリンターズステークス(GI) 2005年より開催されているグローバルスプリントチャレンジの第6戦。
本競走は、昭和42年に創設され、当時3歳以上の馬が出走できる唯一の1,200mの重賞競走であった。59年のグレード制実施当初はGIIIだったが、62年にGIIへ、平成2年にはGIへと格上げされた。
平成12年より、スプリント競走体系の整備等の観点から、施行時期を従来の12月から9月下旬〜10月上旬に移設し、秋競馬の開幕を彩るGIレースとして施行されている。
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