第21回 ファルコンS
 
 
センスあふれるレースを見せたアドマイヤホクトが重賞初Vを飾る
 16頭のスピード自慢が集ったファルコンS(JpnIII)。結局メンバー中ナンバー1の1200mの持ちタイムを誇るアドマイヤホクトが勝利しましたが、目立ったのはそのスピードよりセンスあふれるレースぶりでした。

 ゲートが開き、前へ前へと向かう集団の中、スタートダッシュのいいアドマイヤホクトは無理なく先行、サクラゼウスとエーシンエスヴィーを行かせて好位3〜4番手の内に付けました。後続各馬にムチが入り始めた4コーナーでも落ち着いて脚をため、スムーズなコーナーワークで直線へ。追い出されてからの伸びも良く、直線半ばで粘るサクラゼウスを交わし去ると、差してきたカノヤザクラに2馬身差をつけてゴールへと達します。序盤から最後まで危ういところのない走りで重賞初制覇を果たしたのです。

 またこのレース、勝ったアドマイヤホクト、2着カノヤザクラ、3着サクラゼウスは、いずれもサクラバクシンオーの産駒。一時代を築いた名スプリンターの血が、確かに子どもたちへと受け継がれていることを感じさせる一戦ともなりました。
 
 
 
 
2007年 3月10日(土) 1回中京3日
11R 第21回 中スポ賞ファルコンS(JpnIII)
サラ系3歳 1200m 芝・左
(混合)(指定) オープン 別定
本賞金: 4000、 1600、 1000、 600、 400万円 発走 15:30
天候:晴   芝:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 4 マル父マル市アドマイヤホクト 牡3 56.0 横山典弘 1:08.0   34.6 500 +2 古賀史生 2
2 1 マル父カノヤザクラ 牝3 54.0 上村洋行 1:08.3 34.7 514 0 橋口弘次郎 5
3 2 マル父サクラゼウス 牡3 56.0 勝浦正樹 1:08.6 1 3/4 35.9 508 +8 藤原辰雄 3
4 12 マル外ダノンムロー 牡3 56.0 武豊 1:08.6 クビ 34.3 460 +8 加藤征弘 1
5 8 マル外ワールドハンター 牡3 56.0 中舘英二 1:08.6 アタマ 34.3 496 0 坂口正則 10
6 5 マル市チアズウイナー 牡3 56.0 松田大作 1:08.7 クビ 34.6 464 -6 山内研二 12
7 11 マル父キングスベリー 牝3 54.0 鮫島良太 1:09.0 1 3/4 35.0 432 0 佐々木晶三 9
8 13 マザーズウィッシュ 牝3 54.0 A.スボリッチ 1:09.1 1/2 35.5 454 -6 鮫島一歩 11
9 10 マル父ニシノマオ 牝3 54.0 小牧太 1:09.1 アタマ 35.0 474 +2 太宰義人 6
10 6 マル父オメガエクスプレス 牡3 56.0 池添謙一 1:09.1 ハナ 35.8 530 +2 坂口正大 4
11 16 マイネルサニベル 牡3 56.0 安藤光彰 1:09.3 1 1/2 34.7 462 -2 高橋義博 8
12 15 マル父エーシンビーエル 牡3 56.0 幸英明 1:09.4 1/2 35.8 520 -6 湯窪幸雄 7
13 3 マル父マイネペローラ 牝3 54.0 梶晃啓 1:09.9 36.1 428 -4 稲葉隆一 16
14 9 エミネンツァベルタ 牝3 54.0 赤木高太郎 1:10.0 3/4 36.4 454 -2 梅田智之 13
15 7 メジロアダーラ 牝3 54.0 吉田豊 1:10.3 1 3/4 36.4 438 -8 大久保洋吉 14
16 14 エーシンエスヴィー 牡3 56.0 石橋脩 1:11.8 39.0 484 -8 平田修 15
タイム
ハロンタイム 11.9 - 10.0 - 10.8 - 11.5 - 12.0 - 11.8
上り 4F 46.1 - 3F 35.3
コーナー通過順位
3コーナー 2,14-6,4(1,9,13,15)(3,7)11(5,10)(8,12)-16
4コーナー 2,14-(4,6)(1,9,13)15,3(7,11,10)(5,12)8,16
払戻金
単勝 4 310円 2番人気 馬連 1-4 1,810円 7番人気 馬単 4-1 3,050円 12番人気
複勝 4
1
2
150円
320円
230円
2番人気
5番人気
3番人気
ワイド 1-4
2-4
1-2
810円
430円
1,080円
8番人気
2番人気
11番人気
3連複 1-2-4 3,720円 8番人気
3連単 4-1-2 17,530円 44番人気
枠連 1-2 690円 3番人気